2009年2月26日木曜日

過敏性腸症候群 便秘女性の半数以上 投薬治療なら2週間で軽減も

いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


便秘は健康リスクの一つで女性には多いようですが、
薬を使わずに改善するのはむずかしくなく、最大の問題は
間違った食生活にあります。

同様に過敏性腸症候群も同様にむずかしくないと思いますが、
お大事になさってください。

私はおかげ様で毎日快適、快食、快眠、快便です。


食関連フリーページ
食生活の改善 (私がめざしている食生活)
食の提言
食育のすすめ -大切なものを失った日本人-
粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」
戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!
健康的な油脂類の摂り方
「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第
マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?
あぶないコンビニ食
マーガリン・精製油の恐怖

関連ブログ
便秘:“おしゃれさん”ほど多い!?


私のライフワーク:人生3大不安の健康、貧乏、孤立を解消するお手伝い

*************************************************************************

「排便ができず冷や汗が出る」「腹部がねじれるように痛い」など、ひどい便秘に悩まされる女性が少なくない。この中には「過敏性腸症候群(IBS)」と診断される人が多い。快眠、快食に並んで「快便」は健康の大切な要素。過敏性腸症候群を専門とする東北大学病院総合診療部長の本郷道夫教授(消化管生理機能、心身医学)は「医療機関を受診し適切な投薬治療を受けて」と勧めている。(柳原一哉)

「便秘が続くと、腹痛のため大量の冷や汗と貧血で苦しくなる。排便後も腹痛のため眠れないこともある」(23歳女性)、「便秘のため下腹部がねじれるように激しく痛くなる。数回トイレに行ってやっと治まるが、気持ち悪くなるときもある」(20歳女性)…。

本郷教授らが行ったインターネット相談に寄せられたのは、特に若い女性からの訴えが目立った。中には明らかに生活の質(QOL)が低下していることをうかがわせる人もいた。

本郷教授によると、便秘は一般に排便回数が少ないことと、便の状態が硬いという2要素が重なった状態だ。本郷教授も参加した日本消化器病学会附置研究会による調査(平成20年)では、実に女性の4人に1人が便秘に悩まされている実態が浮き彫りになった。

そこで注意が要るのはこの中に「過敏性腸症候群(IBS)ローマIII診断基準」に該当する便秘が隠れていることだ。

この基準は、過去3カ月間、月に3日以上にわたり腹痛や腹部不快感が繰り返し起きることに加え(1)排便によって症状が軽減する(2)発症時に排便頻度が変化する(3)発症時に便の形状が変化する-のうち2つに該当すれば過敏性腸症候群と判断する。

過敏性腸症候群は便秘型と下痢型に大別され、便秘の際の排便状況は「硬便またはウサギの糞(ふん)のような便が25%以上」などと定義される。

製薬会社アボットジャパンが昨年、便秘に悩む女性約1万1000人を対象に、この診断基準に照らして調べたところ、半数以上が過敏性腸症候群の便秘であると判明。便秘の女性の多くが日ごろから「下腹部がはる」「仕事などの集中力が落ちる」などに悩まされていた。

不眠の傾向も強く、別の研究者の調査では、睡眠不良と便秘に悩む女性は抑鬱(よくうつ)症状を訴える度合いが高いことも指摘された。社会生活に影響が出る懸念があるわけだ。

しかし多くの場合、「受診するほどひどくはない」「受診は面倒」「男性医師に相談しづらい」などの理由で市販薬に頼りがちで、医療機関をきちんと受診する人は少ないという。

本郷教授はこうした調査結果を踏まえて「まず医療機関にかかり正しい診断を受けることが大切だ。適切な投薬治療を受ければ、約2週間で症状が軽減することがわかっている」と指摘。社会生活に影響が出る前に適切な治療を受けたい。

もっとも、まずは自分自身で「快便生活」心がけることが大切だ。本郷教授は特に20、30代の女性の3割前後が「便秘がち」と回答していることに着目し、「体形維持のため過度なダイエットは、食物繊維を含んだ野菜などを十分に食べないことにつながり、便秘に陥りやすい」と警告する。行き過ぎた食事制限は慎んだ方がいいだろう。

また、東北大学大学院医学系研究科の福土審教授(行動医学)は「脳と腸は強い相関関係にあることがわかっている。過敏性腸症候群を重症化させないよう、心理的、社会的なストレスと上手に付き合おう」と勧めている。

(出典:産経新聞)

0 件のコメント: