2009年2月12日木曜日

花粉症薬の落とし穴 眠気だけでなかった 思わぬ“脳力”低下

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ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


花粉症の時期になりましたが、花粉症は多いのですね。
3.7人に1人という国民病の一つです。

という私も97年春に花粉症と診断されましたが、治療はしていません。
症状がでたのは花粉が多かった2005年春だけで、
夢にも思わないよいものを見つけて1時間で解消して感動しました。

効果のある抗ヒスタミン薬による労働生産性低下損失額は
約2400億円になり、労働災害発生のリスクは、抗うつ薬や麻酔性の
成分を含む薬より高いとは驚きです。

治療方法や治療薬は、うまく選ぶ必要がありそうです。


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花粉症のシーズンがやってきた。くしゃみ、鼻水、鼻づまり。アレルギー症状に苦しむ人は多く、ドラッグストアの店頭には花粉症対策の薬が並ぶ。だが、よく使われる抗ヒスタミン薬は効果が高い一方、眠気だけでなく気付かぬうちに集中力や判断力の低下をまねき、仕事や勉強に影響することがある。花粉症治療の落とし穴とは-。

花粉症などのアレルギー性鼻炎は、鼻の粘膜にアレルギーの原因になる異物が接触、ヒスタミンが過剰に分泌されることで起きる。症状改善のため広く処方されるのがヒスタミンの働きを抑える抗ヒスタミン薬だが、副作用もあるという。

東北大大学院教授(医学系研究科機能薬理学分野)の谷内一彦さんは「抗ヒスタミン薬は一九四〇年代につくられたが、いい薬で即効性が高い。ただ、鼻の粘膜だけでなく脳の方にも効いてしまう。脳を活発にする脳内ヒスタミンの働きを抑制し、脳の働きを低下させる」と話す。

脳に移行する抗ヒスタミン薬は、中枢抑制作用があるため眠くなったりだるさを感じたりする。だが、気を付けたいのは、こうした自覚症状がなく知らず知らずに集中力や判断力、作業能率が低下する「インペアード・パフォーマンス」だと、谷内さんは指摘する。

インペアードは「正常な機能が損なわれた」の意味で、インペアード・パフォーマンスは「気付きにくい能力ダウン」。本人だけでなく周囲も気付きにくい。

◆ウイスキー3杯

谷内さんの研究では健康な人に抗ヒスタミン薬二種類とプラセボ(有効成分を含まず、治療効果がないもの。薬効や安全性のデータを治験薬と比較するため使われる)の計三種類を飲ませ、運転コースでランプの点灯に合わせブレーキを踏む実験を実施。このうち、インペアードをきたすことが既に確認されている抗ヒスタミン薬はブレーキ反応時間を延ばし、その程度はシングルウイスキーを三杯飲んだのと同じぐらいだった。

インペアードをきたさないとされるもう一つの薬は、プラセボとの速さに有意な差はなかった。実験の結果、抗ヒスタミン薬にもインペアードをきたしやすい薬ときたしにくい薬があることが分かった。ただ、谷内さんは「医師や薬剤師にもインペアードは浸透していない。一般の人はなおさら知らない」と説明する。

インペアードは、自動車の運転や飛行機の操縦を職業にする人の事故につながる。仕事や勉強、車の運転、スポーツといった日常生活にも支障がある。花粉症の時期は受験シーズンと重なり、受験生への影響も大きい。

このため、製薬、タクシー会社、観光協会、学習塾など六企業・団体が協力して一月中旬、「インペアード・パフォーマンス ゼロプロジェクト」を立ち上げ、谷内さんは代表者を務める。適切な治療法を紹介する小冊子や理解促進のためのチラシなどを受験生や保護者、ドライバー、観光客に配布。プロジェクトに参画するタクシー会社の運転手を対象に啓発セミナーを開き、受講者のタクシーに啓発ステッカーを張って、一般の人に広く知ってもらうことにしている。

◆労働災害リスク

プロジェクトメンバーで、花粉症治療と労働生産性への影響について研究した小林慎さんは「スギ花粉症に悩む人の割合はこの十年で一・六倍に増え、三・七人に一人が花粉症患者。労働生産性低下による損失額は約二千四百億円になる」と説明。「抗ヒスタミン薬服用による労働災害発生のリスクは、抗うつ薬や麻酔性の成分を含む薬より高い」と指摘する。

谷内さんと小林さんは「抗ヒスタミン薬には中枢を抑制するものとしないものがある。医師にインペアードをきたしにくい薬を処方してもらうことが重要」と話す。

<記者のつぶやき> せっかく薬で花粉症の症状を抑えても、知らないうちに集中力や判断力が落ちては仕事や勉強に影響する。特にこのシーズン、受験生は要注意だ。花粉症の薬に限らず、医薬品は面倒がらずに専門家に聞いて使用するのが無難なようだ。

(出典:東京新聞)

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