2009年2月7日土曜日

意外に多い高齢者のうつ病 認知症と混同しがち 重症化で衰弱死も

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ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
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増え続けている生活習慣病と同様に心の健康も蝕まれていて、
心身ともに病み、ボロボロ状態です。
うつ病が増えていて8人に1人という調査結果もあります。

心の病気は、ストレスなどは間接的に引き金になっていますが、
根本的には間違った栄養教育に起因する食源病だと解明されています。


心の病気は栄養療法が一番最初に試す価値があり
お手伝いして感謝されています。


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働き盛りに多いと思われがちな鬱病(うつびょう)。実は60、70代の患者数は30~50代と同水準で、女性に限ればむしろ多い。社会の変化を悲観的に受け止めがちな民族性に加え、高齢者の独居率の高さが影響。認知症との判別が難しいこともあり、重症化する人が少なくない。適切な治療はもちろん、予防には社会とのつながりが大切という。

◆物忘れも一症状

「物忘れがひどい」という女性(72)が夫と香川大附属病院を訪れた。旅行の集合時間を忘れて遅刻したこともあった。料理も面倒になったが、味付けは変わらない。絵の同好会で批判されたことで描く気をなくしており「消えてしまいたい」とまでこぼした。

老年期精神障害が専門の中村祐(ゆう)教授(47)は「鬱病」と診断した。抗鬱剤服用で女性は積極的で明るくなったが、半年後に認知症も発症し、認知症治療薬を併用。ともに症状をうまく抑えられ、支障なく生活している。

「物忘れがひどくても、認知症ではなく鬱による認知障害の人が少なくない。この女性のように鬱病治療中に認知症が出る人や、潜在した認知症が鬱によって悪化する人もいるので診断は難しく、定期的な心理テストや脳血流検査が必要」と中村さん。

◆孤独・喪失感が影響

鬱病は高齢者にも意外と多い。「日本人は物事を悲観的にとらえる傾向が強いうえ、加齢による心身の衰え、がんなど重い病気、脳血管障害の後遺症、経済力低下といった要素が絡む。仕事や子供の世話、地域活動など社会的役割の喪失感、配偶者と死別して独り暮らしの孤独感も大きい」と中村さんは指摘する。

また、「いくつも医療機関にかかって何種類も薬を服用する高齢者が多いが、薬の相互作用でも鬱になる。服薬指導だけで2~3割の人は改善する」とも。

高齢者の鬱病は、認知症や単に老化で元気がないことなどと混同されがちだが、「重症化すれば自殺したり、自殺しなくても衰弱死したりすることもある」ため、早期発見が大切だ。

症状の特徴は、若い人だと意欲の低下や気分の落ち込みが前面に出るのに対し、高齢者は不安や焦りが強く、肩こりなど身体症状が伴う。認知症と見分けるポイントを中村さんは独自にまとめた。

「鬱病は比較的75歳未満に多い。物忘れの自覚はあるが、用心深いので大事な物の在りかや鍵かけ、火の始末は忘れない。認知症だと同じことを何度も尋ねるが、鬱は元気がないので尋ねること自体をしない」

さらに、「冷蔵庫を見ると一目瞭然(りょうぜん)。認知症だと買った物を忘れ次々に買ってくるので中身が増えるが、鬱だと買い物に行く元気もないので中身が減る。家族などが訪ねた際に携帯カメラで庫内を撮って定点観測すると役立つ」という。

◆生きがいが予防に

独り暮らしだと家に閉じこもって、治療を受けずに重症化する危険が大きい。中村さんは「定期的に訪ねて様子を見ることが必要。地域の若い人でもいいし、配達業者の人でもいい。声かけ運動として取り組む自治体もある」と指摘。「過酷な戦争体験がなく、ストレスに弱い戦後世代が高齢になる半面、独居老人比率が急増しており、高齢者の鬱病は今後も増え続けるとみられる」と分析する。

そこで、高齢者自身が心がける予防法は「社会的役割を持ち続ける」ことだ。

中村さんは「家の中ならペットの世話や家事の当番、玄関先なら登下校する子供の見守り、自治会なら事務所の電話番など何でもいい。人の役に立っているという気持ちが生きがいになる。これがなくなると鬱になりやすい」と話している。

■女性は働き盛り超える患者数

厚生労働省統計で、鬱・躁(そう)鬱病患者は平成17年に92万4000人と、8年の倍以上に増えている。30~50代が16万~15万人台で、60、70代も各15万人近い。女性に限れば60代9万9000人、70代10万9000人と30~50代を上回る。

人口10万人当たりの自殺率(18年)は50代の約71人に次いで80代64人、60代約62人、90代と40代が約60人、70代約56人に上る。30代は約45人、20代は約42人。高齢者は働き盛り世代同様に鬱病患者が多く、自殺率も高いことが分かる。

(出典:産経新聞)

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