いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。
地元にFMかつしかという放送局があります。
葛飾区の番組のかつしかインフォメーションで「健康こばなし」という
番組が毎週火曜日の9:00と16:00に放送されています。
昨日3日(火)、葛飾区健康づくり推進員としてお話させていただきました。
ラジオにでるのは2回目ですが、5分でしたので内容をお知らせいたします。
ラジオなので当然ですが、画像はありませんのでこのブログの方が
わかりやすいと思います。。
ここから。
皆様、こんにちは。
私は、金町保健センターで健康づくり推進員をしております
染谷光亨と申します。
私は23年前の40歳の時に同年齢同僚のあまりにひどい不健康・
老化ぶりを見て「健康は人生の宝物」だと気づき、超健康マニアに
なって様々な経験を重ねてきました。
世界一流スポーツ選手の著書に紹介されるまでになり、天命を感じて
健康分野で社会のお役に立とうと50歳で独立しました。
そして、還暦になってから地域に貢献しようと健康づくり推進員になり、
日本成人病予防協会の「健康管理士」も取得しました。
いつもは2時間ですが、健康づくりのポイントをお伝えさせていただきます。
私達国民が巨額な医療費を使い、健康増進に経費や時間をかけても
健康状態は悪くなる一方という不思議な現実があります。
人間ドックで異常の見つかる人は増え続けて2007年では88%と
深刻な状態で、
健康のための生活習慣が的外れだということになります。
健康・長寿のための生活習慣は、食事、運動、精神の3輪車をどんな心(意志)で
動かすかで決まります。
最も重要なことは毎日食べる食事ですが、この食事に問題が多いのです。
自分の食べたものが血になり、細胞になり、身体になります。
60兆個と言われる細胞はほんの一部を除いて約1年半ですべて入れ替わります。
よい細胞に入れ替えるためには、質のよい食事が非常に重要になります。
では、どんな食事がよいのでしょうか。
1977年に世界最高の調査機関アメリカ上院が発表したマクガバンレポートに
秘訣が書かれてあります。
この5000ページを超える歴史的レポートは先進国が健康政策の
原典とした極めて密度の濃い報告書です。
その中で特に重要な結論は、2つです。
1つは、ガン、心臓病、脳卒中や精神的問題さえも欧米型の食生活が
原因になって起こる 『食源病』である。
この間違った食生活を改めることでこれらの病気を予防する以外に
先進国民が健康になる方法はない。
もう1つは、現代医学は栄養に盲目な片目の医学であり、治療効果も
上がらないので、医学革命が必要であり、医師の再教育も必要だ。
という結論です。
この中で伝統的な日本食が世界最高の長寿食だと指摘したことから
アメリカでは日本食が流行し、病気の治療から予防に、薬から食・栄養に、
サプリメントの活用などの変化が起こって90年代前半にはガンの罹患率、
死亡率ともに下がっているなどの効果をあげていて、ガンがうなぎ上りで
増え続けている日本とは対照的です。
日本も欧米型の食生活が大きな問題で、最も欧米化が進んだ沖縄県では
団塊世代男性が早死にして長寿県から短命県に転落し、日本全体の未来を
見ているようだと心配されています。
私達の世代から始まった学校給食でパンとミルクを食べるようになってから
パンを食べる習慣がつき、欧米型の食生活が急速に普及して米の消費量が
半分に減ってしまった残念な現実があります。
パンにするとバターやジャムなどどうしても脂質や砂糖が多い食事になります。
学校給食が始まってからわずか20年で動物性脂質摂取量は4倍以上になり、
厚生労働省が上限とした脂質エネルギー比率は25%ですが、沖縄県は1970年に、
全国では10年遅れの1980年に超えて増え続け、肥満や生活習慣病が増えている
原因になっています。
食事改善のコツはカタカナ食品でなくひらがな食品にして日本食を見直すことです。
パンではなくごはん
スープではなく味噌汁
チーズではなく納豆
といった具合にです。
食事は自分のためだけでなく未来を担う次世代にも大きく影響します。
食生活が親と同じ傾向になることが最も大きな影響で、9歳までに何を食べて
きたかの食歴としつけを一生涯引きづります。
さらに女性の場合は自分の食べたものが孫の代まで影響します。
女の子を妊娠した場合、胎児期にすでに卵子ができますので、食べたものが
材料となって孫に相当する卵子となるのです。
自分のためと未来へ命をつなぐために重要な食事を大切にしたいですね。
健康は人生の宝物・財産です。健康がすべてではありませんが、
健康を失うとすべてを失いやすいと言われています。
お互いに顔晴(がんば)りましょう。
ありがとうございました。
なお、来年度の健康づくり推進員も募集しておりますので、
ご興味のある方はお近くの保健センターにお問い合わせください。
よろしくお願いいたします。
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