2013年4月30日火曜日

うつ症状、脳血流で見極め 適切な治療に道 光トポグラフィー検査




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うつは、8人に1人が「うつ」という調査があるほど多く、うつの1/3は誤診、医原病で自殺高止まりの一因とも言われています。





うつなどの心の病気は心に症状がでますが、脳の病気です。



心の病気は、脳の不調であり、栄養失調による脳内物質の不足によって

引き起こされる
指摘されていますので、うつ病など心の病気は栄養療法が一番最初に試す価値があり、短期間によい結果がでることが多いです。


食事の間違いはあまり指摘されていませんが、原因の一つで、日本食が精神疾患によい研究発表があります。



うつの予防策、食の改善も一手





うつは薬じゃ治らない!

言葉を変え、食事を変え、考え方を変え、自分でうつを治す!!

(元うつ病患者のM精神科医)



うつで病院に行くと殺される.jpg



魚消費量とうつ病



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うつ病推移.jpg



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****************************【以下転載】****************************



うつ症状がある人向けに、脳の血流を測定する「光トポグラフィー」という機器を使った検査が注目されている。区別が難しい原因疾患を見分けるのを手助けする検査で、実施する医療機関が増えてきた。ただ、対象者の条件があるなど注意が必要なほか、申し込みが多すぎてなかなか受けられないところもある。



30代、女性のAさんは、そううつ病(双極性障害)の疑いで、紹介された大学病院に入院した。問診の結果、そう状態が実は性格である可能性がわかり、光トポグラフィー検査では、うつ病のパターンが表れた。そううつ病ではあまり使われないが、うつ病には適した抗うつ剤をしっかり使ったところ、状態が改善、退院して外来に切り替えることができた。





■問診と合わせて



「光トポグラフィー検査だけでは診断できない。問診と合わせるからこそ意味がある」と強調するのは自治医科大学の菊地千一郎講師。うつ症状の原因は様々だが、その中で「うつ病」「そううつ病」「統合失調症」の3つのうちどの可能性が高いかを探るために補助的に使われる。



光トポグラフィーは脳を調べるのによく使う機器で、自治医大では磁気刺激を加えてうつ病を治療する経頭蓋磁気刺激(TMS)の前後の状態をみるのにも利用しているが、TMSはまだ研究段階だ。



うつ症状の検査では、受ける人は「え」と言われたら「えんぴつ、えのぐ、えほん、えんとつ……」など、その文字で始まる単語をなるべくたくさん考えて答える。こうした課題の最中や前後に光トポグラフィーで記録した血流変化のデータを分析する。3つの病気それぞれに特徴があり、ある程度区別できる。



ただ、だれでも検査が受けられるわけではなく、これら3つが強く疑われるうつ症状のある人が対象で、それ以外は適応外。主治医の紹介状なども必要だ。



また、うつ症状の光トポグラフィー検査は公的医療保険が適用されていない。国の先進医療には認定されており、併用された通常の医療行為は保険の対象になる。3月1日時点で全国21医療機関が実施している。



うつ症状は原因疾患によって薬など治療法が異なる。見極めが重要だ。「より詳しく診断する参考になる。患者本人の治療を受けるインセンティブが高まったり、治療方法の改善に役立ったりする場合がある」と東京大学の笠井清登教授は検査の利点を語る。



例えば、うつ病とそううつ病は区別が難しい。そううつ病の人がうつ状態で初診を受けた場合、過去にそう状態があっても、単に一番良かったときと認識し、医師に報告しない例が少なくないという。うつの人に長時間の問診はつらいので、医師も聞き出しにくい。また、過去にそう状態がなかった人はいくら聞いても分からないが、後でそう状態が出てくることもある。



こうした分かりにくいケースでも検査の波形に、そううつ病の特徴が表れることがある。それが分かれば、患者が過去のそう状態に思い至るなど診断の正確さを高められる。客観的なデータとして病気と示せれば、患者本人がよく自覚して治療への意欲がわく効果も期待できる。



東大病院では、うつ症状の人を対象にした「こころの検査入院」の中で光トポグラフィー検査をしている。4日程度入院(入院費用は3割負担の保険診療の場合で7万円前後など)し、問診や心理検査なども受ける。前回の募集は昨年8月だったが、次回も8月の予定だ。



電話による質問などは受け付けていない。説明はホームページに示し、申し込みも郵送のみになっている。他機関でも郵送に限るなど条件があり、ホームページで確認した方がよい。



国立精神・神経医療研究センター病院でも他の検査と組み合わせた検査入院の中で実施している。「限界はあるが、それを理解したうえで使うのは有効」と同センター病院の吉田寿美子・臨床検査部長はみる。





■判別率6~8割



3つの疾患の判別率は6~8割という。ただ、波形データは典型例と細かい違いもあり、判読は専門家でないと難しい。同センターでは医療関係者向けに装置の使い方やデータ波形の読み方の講習会・セミナーを開き、知識の共有化などに取り組んでいる。



また、最近の研究で症状の重症度と脳の活動度合いに逆相関があると分かった。まだ基礎研究の段階だが、将来は治療の進捗をデータで示せる可能性があるという。



そうなれば治療効果を医師だけでなく患者も認識でき、新薬などの臨床試験に応用する道も開ける。「早く保険適用になることを期待している。そうなれば医療現場での標準化も進むと思う」と吉田部長は話す。



(出典:日本経済新聞)

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