2013年4月10日水曜日

花王「ヘルシアコーヒー」で脂肪は減らない 普通のコーヒーをイカサマ試験で無理矢理トクホに




おはようございます。

ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。

毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。





4月4日に発売された花王「ヘルシアコーヒー」の

暴露記事はヤハリと思いましたが、イカサマ試験によりトクホと

認定されたそうですが、トクホコーラのように売れるのでしょうね。



花王のトクホはエコナ騒動でのトクホ認定返上、

ヘルシアの有害情報などがあり、安心・信頼できないので

花王=買おうと刷り込まれないようにしたいものです。



花王のトクホ暴露記事ブログ

花王ヘルシアの高濃度茶カテキンで有害報告続々 日米欧研究

花王エコナ、6年前から「危険性」指摘 食品安全委員会調査中

エコナの特保認定返上 花王、新製品で再申請へ

花王エコナ 販売停止の裏側 食安委・厚労省の圧力で渋々決定、消費者対応は二の次

花王、「エコナ」シリーズ全製品の出荷自粛

花王「エコナ」の成分、現時点でのデータもとに健康影響評価の検討スタートへ

花王の食用油「エコナ」の成分、ラットの舌にガン促進作用を示唆



ヘルス・リテラシーを高めて自衛しないとニセモノを買わされて

騙した企業に利益を与えてしまいます。





健康食品とは、広く健康の維持・増進に役に立つ食品として

販売・利用されるもの全般を指し、市場規模は2兆円を超え、

国の制度としては、国が定めた安全性や有効性に関する基準等を

満たした「保健機能食品制度」があります。



保健機能食品には、

・特定保健用食品(トクホ)

・栄養機能食品

の2つがあり、製品そのものの安全性や有効性が確かめられて

消費者庁が認可した製品が特定保健用食品で、

1000品目を超えたそうですが、あまりよいものではないのは

たくさんの暴露記事が明らかにしてくれています。





日本では最高ランクの特定保健用食品も厳しいEU基準では

効果が認められないものもあるそうで、日本も大企業が優先される

保健機能食品制度から他の先進国のような法整備が強く望まれます。



国・行政が健康食品の法整備をしないのは意図的で、

国民の健康より既得権益を優先しているからで、

国民の健康維持・増進には大きなマイナスになっています。





特定保健用食品や医薬品よりも効果が高い夢のようなサプリメントは、

実用化されていますが、日本ではなかなか見つけられないと思いますが、

一番重要なのは毎日毎日の食事です。





私のライフワーク:人生3大不安の健康、経済、孤独を解消するお手伝い。

私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。





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日本と違い健全に拡大する米国の健康食品市場

ビタミンE:取り過ぎると骨粗しょう症の危険



****************************【以下転載】****************************



「一般のコーヒーの2倍の高濃度クロロゲン酸270mg」が脂肪を減らす、と宣伝するヘルシアコーヒーが発売された。だが全日本コーヒー協会の見解でも一般のコーヒーに含まれるクロロゲン酸量は1杯当たり280mgでヘルシアより多く、同協会は「花王のやっていることは意味不明」と困惑する。そもそもヘルシアコーヒーは当初、血圧低減作用をうたう別のトクホで申請しており、今回の再申請時に成分は変えず、意図的にありえないほどクロロゲン酸量を減らした対照商品との比較実験で効果を捻り出し、自社調べで勝手に「一般の2倍の高濃度」だと宣伝し始めたもの。認可した消費者庁も、有効性を認めた消費者委員会座長である田島眞・実践女子大学教授も、一般消費者の視点が欠落していると言わざるを得ない。



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【Digest】

◇一般のコーヒーと大差ないクロロゲン酸含有量

◇なぜ「高濃度」とうそをつく必要があったのか

◇体脂肪減少の臨床試験はあてになるか?

◇一般的日本人は既に十分なクロロゲン酸を摂っている

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4月4日に発売された花王の『ヘルシアコーヒー』。コーヒーに含まれる「クロロゲン酸」というポリフェノールの働きで、脂肪が燃えやすくなり、体脂肪が低減されるのだという。CMは以下のとおり。



花王ヘルシアコーヒーCM



「コーヒークロロゲン酸が脂肪を減らすメカニズムを世界で初めて発見しました。高濃度コーヒークロロゲン酸の力。このコーヒーで脂肪を燃やせ」



健康食品のメーカーは、「高濃度@@@」「@@@の力」という表現がよっぽど好きなのだと感心する。





◇一般のコーヒーと大差ないクロロゲン酸含有量



このヘルシアコーヒーに含まれる270mgという量のクロロゲン酸は、本当に「高濃度」と言える量なのか?



花王ホームページの宣伝では、「独自の『ナノトラップ製法』を開発。焙煎で失われがちだった『コーヒークロロゲン酸』を一般のコーヒーの約2倍に高めた」と説明されている。



また、商品のQ&Aでは、



「ヘルシアコーヒーに含まれるコーヒークロロゲン酸270mgって、どれくらいの量?」という質問を作り、



「コーヒークロロゲン酸270mgは、一般的なドリップコーヒーにすると、コーヒーカップ約2.5杯分のコーヒークロロゲン酸量に相当します。ヘルシアコーヒーは1本当たりの内容量が185gですので、コーヒークロロゲン酸の濃度は約2倍になります。※フレンチロースト使用。五訂食品成分表抽出条件(浸出法:コーヒー粉末10g/熱湯150ml)での花王調べ。コーヒーカップ1杯150ml」と回答している。

 

比較しやすいようにコーヒー100ml当たりの量に換算すると、花王調べの一般のコーヒーの含有量は72mgとなる。ヘルシアコーヒーでは約2倍で146mgだ。



一方、社団法人全日本コーヒー協会のホームページでは、コーヒー1杯(約140ml)のクロロゲン酸などのポリフェノール量は約280mgだとされている。



100g当たりでは200mgとなり、上記のグラフと比較すると花王のヘルシアコーヒーよりも多いことになってしまう。



注)厳密には、コーヒーに含まれるクロロゲン酸以外のポリフェノールを含む可能性があるが、そう解釈してもそれほど大きな差は出ないと思われる。



特定保健用食品(トクホ)の安全性を審査する食品安全委員会の新開発食品専門調査会が2009年7月に出した評価書では、一般のコーヒー1杯のクロロゲン酸含有量は「30~350mg」だと書かれている。



1杯を140mgとすると、100mg当たりの量は21~250mgとなる。ヘルシアコーヒーの含有量200mgは、一般のコーヒーの含有量の範囲内、ということになる。少なくとも「高濃度」と言うのは言い過ぎだ。



たとえば同じヘルシアシリーズの先輩格にあたるヘルシア緑茶の場合、後から茶カテキンを添加しているので普通のお茶と比べても確かに高濃度になっている。



しかしヘルシアコーヒーについては、同じ評価書の中でも「本食品に含まれるクロロゲン酸類は、原材料のコーヒー抽出液に由来しており、クロロゲン酸類の添加等は行われていない」と明記してある。つまりヘルシア緑茶のようには添加していない・・・・・。



(出典:MyNewsJapan)

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