水銀曝露が糖尿病リスクを高める
おはようございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。
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体内の水銀濃度が高いと、2型糖尿病発症リスクが高まるそうです。
水銀が身体にたまると、ひどい場合は水俣病が有名ですが、免疫力の低下、慢性疲労、慢性頭痛、心筋梗塞などの原因になり、不妊の原因にもなるといわれていて、日本人は欧米人に比べて10倍以上たまっているそうです。
魚を食べるメリットも多いので、
・魚はなるべく丸ごと食べられる小さなものを選ぶ
・本マグロではなく、水銀の少ないキハダマグロ、ビンナガマグロにする
・水銀の多いトロは避けて赤身にする
・デトックスにも努める
ビタミンCやE、Mg、Ca、亜鉛には、メチル水銀を排出させる働きがあります。
イワシ、サンマ、サバ、アジなどの青魚には、良質なたんぱく質、DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が豊富に含まれています。
「魚を食べると頭が良くなる」という報告で、世界中の人々を驚かせたイギリス脳栄養化学研究所のマイケル・クロフォード博士は、その著書「原動力」の中で次のような興味深い報告をされています。
「世界の四大文明(エジプト、インダス、メソポタミヤ、黄河)は、いずれも河川流域に集中して発祥している。農耕技術を持たなかった当時の人々が、その河川で取れる魚介類を主食にしていたことは明らかだ。とすれば、魚介類をたくさん摂取することが、人類の脳の進化に大きな影響を与えてきたと推測できる」
「日本の子供が欧米に比してIQが高いのは、日本人が魚中心の食生活を営んできたことに起因するかもしれない」
現在は日本人の魚離れは深刻で、若者はほとんど食べず、毎日魚を食べる人はわずか2.7%しかいないそうで、学力低下やうつ病が激増している一因にもなっていると思います。
私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。
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若年成人で体内の水銀レベルが高いと、将来の2型糖尿病発症リスクが65%上昇することが、米国の大規模疫学調査から明らかになった。
「Diabetes Care」オンライン版に最近掲載された結果によると、水銀摂取量が多いと膵ベータ(β)細胞の機能が低下することは実験レベルではわかっているが、ヒトで水銀摂取と糖尿病発症の関連が明らかされたのは初めて。
ヒトの水銀への曝露はほとんどが食生活――魚介類の摂取を経由したものであり、研究著者らはこの結果が栄養学上の警告になると指摘している。多くの魚介類は水銀を含有しているが、マグネシウムやω3系多価不飽和脂肪酸など、水銀の影響を抑える重要な栄養素も多く含有しているからだ。
1987年時点で糖尿病に罹患していない20~32歳の男女約3,900例を対象に、2005年まで前向きに追跡した。体内の水銀レベルは趾爪で測定。追跡期間中の糖尿病発症については血糖値やHbA1c、糖尿病治療薬の服用などで把握した。
その結果、年齢や性別、人種、教育、生活習慣や糖尿病の家族歴といった各因子を調整すると、水銀レベルと2型糖尿病発症リスクは有意に関連することが明らかになった。
水銀曝露レベルが最も高い群ではその他の群と比べ、体脂肪率が低く、ウエスト周囲径が小さく、運動量が多く、魚食の摂取量も多いなど、より健康的な生活習慣を持っている傾向があった。
論文を執筆した米インディアナ大学公衆衛生大学院のKa He氏(疫学)は、魚介類を摂取する際は水銀含有量の少ないものを選ぶべきだと強調。エビやサケ、ナマズは含有量が少ないが、カジキやサメは高いことを紹介している。
同研究は水銀含有量の高さと2型糖尿病の発症リスクの関連を確認したものだが、その因果関係を証明したものではない。
(出典:HealthDay News)
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