2013年2月23日土曜日

DHAがアルツハイマー抑制 京大iPS研究所


おはようございます。

ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。

毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。





最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つの

アルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告

でるほど増えていますが、よい治療法がないので

高齢化国を悩ませています。





日本でも認知症は増加し、最近の調査によると

65歳以上の認知症有病率は14%(400万人)でしたが、

厚生労働省の最新調査でも認知症300万人65歳以上の1割

従来推定より大きく増え、さらに増え続くと言われています。



認知症年代別患者数1209.jpg



厚生労働省は、認知症施策推進5か年計画「オレンジプラン」を発表しましたが、

例によって既得権益保護から保険外の予防には踏み込まず

早期発見早期治療以降の後工程だけなので残念ですが、

予防・改善として注目されるのが学習療法で、

近々学習療法士の資格を取る予定です。



「ぎりぎりの難しさ」が頭を刺激 シニアのための脳トレ術





しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、

運動が一番重要とも言われていますが、

日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、

さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。



脳を鍛えるには運動しかない



認知症と生きる3東洋経済1004.jpg



時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている

細胞内のβアミロイドのような異常タンパク質をうまく除去することが

出来る革命的な発明がされ、まるで魔法のようだと言われます。





認知症の予防もむずかしくないと思っていますので

予防したい方は、お互いにしっかり顔晴(がんば)りましょう。





私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。

私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。





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****************************【以下転載】****************************



認知症の中で最も多いアルツハイマー病患者から作製したiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使って、青魚などに多く含まれる「ドコサヘキサエン酸(DHA)」が同病の発症予防に役立つ可能性があることを確認したと、京都大iPS細胞研究所の井上治久准教授らのチームが発表した。



アルツハイマーとDHA.jpg



イワシなどの青魚を食事でとることとの関係はこの研究では不明だが、新薬の開発などにつながる成果。22日付の米科学誌セル・ステムセルに掲載される。



アルツハイマー病患者の脳内では、Aβ(アミロイドベータ)と呼ばれるたんぱく質の「ゴミ」が過剰に蓄積することで、「細胞内ストレス」という有害な現象が起きて神経細胞が死滅し、記憶障害などを引き起こすことが知られている。



研究チームは、50代~70代の男女の患者計4人の皮膚からiPS細胞を作製。それを神経細胞に変化させ、Aβが細胞内外に過剰に蓄積した病態を再現した。



このうち、細胞内にAβが蓄積した2人の細胞に低濃度のDHAを投与した場合と、投与しなかった場合とで、2週間後に死滅した細胞の割合をそれぞれ比較。その結果、DHA投与の場合、細胞死の割合は15%で、投与しなかった場合は2倍以上の32%だった。



(出典:読売新聞)











アルツハイマー病を分類 iPSで治療に道 京大と長崎大



京都大学と長崎大学の研究チームはiPS細胞を使いアルツハイマー病を再現し、原因物質の蓄積場所が異なるタイプがあることを見つけた。青魚に多く含まれるドコサヘキサエン酸(DHA)が、一方のタイプの病変を抑えるケースがあることも細胞実験レベルで確認。iPS細胞で患者を分類しタイプ別に最適な薬を選ぶ治療法や早期発見につながる成果だ。



成果は米科学誌セル・ステム・セル(電子版)に22日掲載される。



アルツハイマー病は脳の神経細胞が死滅するなどして認知機能が低下する。脳に蓄積するたんぱく質「アミロイドβ(ベータ)」が原因物質の1つといわれ、国内患者数は約200万人。ほとんどは原因不明だが約2000人は遺伝が原因だ。



京大の井上治久准教授ら研究チームは患者4人から細胞を採取し、それぞれiPS細胞を作り神経細胞にして観察。患者にアミロイドβが神経細胞内に蓄積するタイプと、細胞外にたまるタイプがあることを見つけた。遺伝性と原因不明の患者それぞれで見つかった。アミロイドβによる細胞死を防ぐのに効果的という報告があるDHAを、内部に蓄積するタイプの神経細胞に投与すると、低濃度のDHAでは細胞の生存率が高まった。ただ高濃度では悪影響を及ぼした。



アルツハイマー病は遺伝性ならば遺伝子診断で、細胞外にアミロイドβが蓄積するタイプはPETで診断できる。



(出典:日本経済新聞)

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