2013年2月20日水曜日

認知症対策 治療遅れれば症状重く 早期発見が重要


おはようございます。

ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。

毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。





最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つの

アルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告

でるほど増えていますが、よい治療法がないので

記事のように先進国を悩ませています。





日本でも認知症は増加し、最近の調査によると

65歳以上の認知症有病率は14%(400万人)でしたが、

厚生労働省の最新調査でも認知症300万人65歳以上の1割

従来推定より大きく増え、さらに増え続くと言われています。



認知症年代別患者数1209.jpg



厚生労働省は、認知症施策推進5か年計画「オレンジプラン」を発表しましたが、

例によって既得権益保護から保険外の予防には踏み込まず

早期発見早期治療以降の後工程だけなので残念ですが、

予防として注目されるのが学習療法です。



「ぎりぎりの難しさ」が頭を刺激 シニアのための脳トレ術





しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、

運動が一番重要とも言われていますが、

日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、

さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。



脳を鍛えるには運動しかない



認知症と生きる3東洋経済1004.jpg



時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている

細胞内のβアミロイドのような異常タンパク質をうまく除去することが

出来る革命的な発明がされ、まるで魔法のようだと言われます。





認知症の予防もむずかしくないと思っていますので

予防したい方は、お互いにしっかり顔晴(がんば)りましょう。





私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。

私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。





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認知症は致死的な疾患であるとの理解が必要



****************************【以下転載】****************************



世界の認知症対策 国家戦略会議から



「認知症の早期発見と支援は社会保障費を抑える」と英国の医療経済学者ポール・マクローンさんは話した。物忘れや判断力の低下など初期症状が放置されていると、暴力や徘徊(はいかい)、妄想などの行動心理症状が現れることがあるとされる。



「未受診や治療の遅れは、認知症の症状を重くし、その人の生活の質を落とす。介護する家族の負担は増え、施設の入所期間も長期化します」とマクローンさん。各国は、認知症の予防と早期対処に重点を置く。



デンマークでは認知症を疑われる人の3分の2が診断を受けていないという。未受診者が多いのは各国共通の悩みだ。



「自分の記憶がおかしいと思っても、早期診断を受けることに恐怖心がある」と受診をためらう高齢者の心理について、オランダ・アルツハイマー協会のジュリー・ミアベルドさんは話す。



医師が診断を避けることもあるという。「『根本的な治療薬がないなら、診断しない方がいい』と高齢の医師ほど考える傾向がある」と英国の国家戦略の責任者アリスター・バーンズ元国際老年精神医学会会長。「認知症に対する社会の否定的な評価が、受診の妨げになっている」と各国関係者は口をそろえる。



認知症対策の鍵である早期発見を促そうと、各国は正確な知識を普及するための取り組みを進めている。「地域の人たちが認知症についての知識を持っていることが大切」と英国の作業療法士で、自治体で認知症対策を担当していたアン・ヒギンズさんは強調する。



オーストラリアは、警察官や救急隊員、配送業者などを対象に認知症の人の気持ちを理解するための訓練を実施する。



スウェーデンは認知症の知識を市民に広めるため、2010年から各回約20~30分間の授業(10回分)をウェブで公開している。受講後のテストに合格した人が多い自治体は、王妃から表彰されるため、各自治体は競って受講を勧めているという。



日本でも、認知症についての正しい知識を広めるため、05年から「認知症サポーター」制度が始まった。90分の養成講座を受けると、サポーターとして認定され、「オレンジリング」と呼ばれるリストバンドがもらえる。12年末現在、サポーターは約390万人だ。





※行動心理症状 



不安、妄想などの精神症状や徘徊(はいかい)、暴力などの行動が見られる認知症の症状。物忘れや判断力低下という症状に、本人の性格や生活環境などの要因が絡み合って起きるとされる。認知症の人が混乱しないように環境を整え、症状や行動に込められた意味を理解できれば、改善の可能性がある。認知症に対する社会的支援を充実させれば、投薬量を減らせるとされる。



(出典:共同通信社)

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