2013年2月17日日曜日

体動かして頭も活性化 「脳フィットネス」に注目

おはようございます。

ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。

毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。





2013年度から始まる第2次健康日本21の目的は、

健康寿命の延伸、ロコモ対策なので最近は運動関連記事が

増えています。





人間は動物なので

・動かないと動けなくなる

・動かないと認知能力が低下する

・動かないとQOL(生活の質)が低下する

・動かないと身体が硬くなり、怪我をしやすくなる

・動かないと老化が進む

・楽をすると楽なことしかできなくなる

そして、サルコペニア、さらに進んでロコモとなり、

寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけですが、

1日10分程度でも有効という研究結果が発表されましたが、

それでもやらない人はやらないでしょうね。





体力テスト調査の結果では、男女ともに40代後半から体力が

ガクっと低下するのでロコモ予防は40代からはじめたいわけです。



また、ロコモは予備群を含めると約4700万人といわれていますが、

40歳以上の8割がロコモ・予備群と推定されているそうで、

寝たきり予備軍にもなります。



ロコモの3大原因は

・筋力低下

・バランス能力低下

・運動器の疾患

なので十分な予防はできます。





一方、長期戦略の苦手な日本は国民皆保険制度導入から50年強、

健康増進政策開始から40年強経過しても国民の健康状態は

悪くなる一方という情けないほど厳しい現実があり、

2011年の人間ドック異常者は92.2%という非常事態で、

過去の日本の健康増進政策を整理すると、



◆1970年

  保健栄養学級の開催

◆1978年

  第一次国民健康づくり政策

  成人病予防のための1次予防の推進

  健康診査の充実

◆1988年

  第二次国民健康づくり政策

  アクティブ80ヘルスプラン

  運動習慣の普及に重点を置いた健康増進事業の推進

◆2000年 

  第三次国民健康づくり政策

  21世紀における国民健康づくり運動 健康日本21 

  一次予防の重視と健康寿命の延伸、生活の質の向上

 ・2003年5月

  健康増進法施行

 ・2008年4月

  特定健康診査・特定保健指導

 ・2011年4月

  スマートライフプロジェクト

  健康寿命をのばそう

◆ 2013年

  第四次国民健康づくり政策

  第2次 健康日本21

 

加齢にともなう生体機能の低下.jpg



機能・気力・体力・活力の変化(老いる・ショック).jpg



運動強度と心身の健康.jpg



運動不足を感じている人は日常生活の中にトレーニング要素を

入れることをおすすめしますが、やるかやらないかだけで、

やらない理由は見つけにくいと思います。



運動指針2006.jpg



今後行ってみたい運動種目.jpg



心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので、

お互いに顔晴(がんば)りましょう。





私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。

私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。





ロコモ関連ウェブサイト

ロコモは早期発見から予防の時代へ

メタボより怖いのは「ロコモ」!? 40代からの対策で“大きな差”



ロコモ関連ブログ

筋肉が衰えたサルコペニア肥満防げ 下半身筋トレ習慣に

新・国民病「ロコモ」、特効薬はスマホ連携ギア

ロコモの入り口「サルコペニア」とは?

50代以上の半数がロコモ予備軍



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食生活の改善 (私がめざしている食生活)

食の提言

食育のすすめ -大切なものを失った日本人-

粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」

戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!

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「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第

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****************************【以下転載】****************************



繰り返しで記憶力アップ



寒い冬、体を動かす機会も減りがち。しかし昼間の時間が短く体が冷えやすい季節こそストレスがたまりやすい。適度な運動は心や体のリラックスだけでなく脳の働きの活発化にも効果的なことが最近の研究で判明、「脳フィットネス」と呼ばれる方法も注目されている。室内で手軽にできるものも多いので、自分のコンディションに合わせて試してはいかがだろうか。



健康によいとして増えている自転車通勤。道がすいている所では力強くこぎ、赤信号で一服――。筑波大学体育系の征矢英昭教授によると、こうした「インターバル運動」と呼ばれる短時間の高強度運動の繰り返しは脳の活性化に役立つ。脳フィットネスの好例だ。





持久力が向上



高強度のインターバル運動は「人間機関車」と呼ばれ1940~50年代に活躍した長距離走者、エミール・ザトペックによって有名になった。短距離のダッシュを繰り返して持久力をつけた。効果の科学的な解明が進み始めたのは最近だ。カナダのマクマスター大学のマーティン・ギバラ教授らは人間の筋肉組織を調べ、高強度インターバル運動が糖を取り込む体の働きを高め持久力を向上させることを示した。



征矢教授らはネズミを使って中・高強度の運動を試した。体重の1.3倍の重りがついたホイールを回させると、重りがない場合の半分の走行量で神経細胞の成長や働きに変化が現れた。記憶を担う海馬で新たな神経細胞の生成が促され、ネズミの空間認知力が高まった。



征矢教授は自転車のほかになわとび、水泳、登山などを勧める。なわとびなら2~3分を1セットに、3セットから始める。水泳は休みを入れながら、25メートルを全力で泳ぐ練習を10本程度する。登山は筑波山や高尾山など比較的低い山を登り切る。



周囲の人との交流、楽しい気分などは運動が脳に及ぼす効果を高める。征矢教授は高齢者や体力のない人なども楽しく続けられるよう、足踏みなどをベースに腰振りと手の開閉を組み合わせた「フリフリグッパー」運動を考案。高齢者の運動集会で取り入れ、1年後には参加者の多くで記憶力テストの成績が上がった。



フリフリグッパーは1回約3分が基本。好きな音楽に合わせ、慣れてきたら朝、昼、晩など回数を増やしてもよい。テンポを上げれば中・高強度のインターバル運動に匹敵する効果も期待できるという。





自律訓練で楽に



「運動しなければいけない」と自分に圧力をかけすぎてはよくない。運動できないときなどには、心や体をリラックスさせストレスを解消する代表的なセルフケアの方法として知られる自律訓練法も役立つ。80年ほど前にドイツの精神科医J・H・シュルツ氏が考案。その後、医学的な効果などの研究が進んでいる。



帝京大学医学部の中尾睦宏教授によると、自律訓練法で心拍数や筋肉の緊張の低下、平穏などの心理的安定を示すリラクセーション反応を起こすには条件がある。(1)ベルトやネクタイを緩めるなど楽な姿勢(2)明かりを暗くし電話の呼び出し音を消すなど静かな環境(3)受け身の態度(4)同じ動作の繰り返し――の4つだ。



「型」が決まっており、楽な姿勢で椅子に座って、利き腕が右なら「右腕が重い」と心の中でゆっくり繰り返す。続いて左腕、足で同じことをする。終わったら「右腕が温かい」と繰り返し、左腕、足へと進む。



次は「心臓が静かに打っている」、そして「自然に楽に呼吸している」と繰り返し、実際にゆっくりと呼吸する。さらに「おなかが温かい」「額が心地よく涼しい」と段階を踏むうちに体の力はすっかり抜けてリラックスできる。最後は目を開けて胸の前で拳を握り、腕を伸ばして手を広げる「消去動作」をする。



呼吸も大切。机のような固い板のうえであおむけになれば、自然と腹式呼吸になり自律訓練法を進めやすいという。高血圧患者の血圧が下がったり、心理テストでうつ状態の改善が見られたりといった効果も報告されている。



病気が治る、などと独自の訓練法や体操を宣伝する教室も目に付くが「効果の測定や再現、予測が可能かなどの医学的な検証を経てから応用する必要がある」(中尾教授)。かかりつけ医などに相談しつつ、上手に取り入れたい。





ひとくちガイド

《本》

◆ストレスを心身医学に基づいて効果的に軽減する方法を、米ハーバード大医学部での実践経験に基づいて詳しく解説した「リラクセーション反応」(ハーバート・ベンソン著、中尾睦宏ら訳、星和書店)

《インターネット》

◆様々なリラクセーション法などを紹介し相談窓口も兼ねる、福岡大学の長江信和准教授らのプロジェクト「ユビキタス・カウンセリング」のホームページ



(出典:日本経済新聞)

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