2011年12月24日土曜日

脳を若く保ちたいなら食事は少なめに、米研究

いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
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腹八分とは昔から言われている健康策の一つですが、
2009年7月にアメリカ科学振興協会発行の学術誌サイエンスに
ウィスコンシン大学でのアカゲザルの20年間の実験結果が発表され、
世界中の関心を集めましたが、今回の実験のマウス同様の結果が
出ています。

アカゲザル10歳から30歳まで20年間の実験結果
・カロリーだけ70%に摂取制限する
・普通の餌を与えられたサルの50%が生存
・カロリー摂取制限サルの80%が生存
・カロリー摂取制限サルは糖尿病、癌、心臓血管の病気、
 脳の萎縮の罹病率が減少
・カロリー摂取制限サルの全身が若々しく、活動的

長寿遺伝子が発現した結果で、
誘惑の多い人間は70%のカロリーで生活するのは難しいですが、
同等の結果が出るという発明品を試していますが、凄すぎます。


私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


関連ブログ
「脳を鍛えるには運動しかない」という本

****************************【以下転載】****************************

少なめの食事を続けると脳を若く保てる可能性があることがマウスの実験で明らかになったとする論文が、19日の米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に発表された。

カロリー制限をしたマウスはカロリー制限をしなかったマウスに比べ、認知能力と記憶能力が高く、攻撃性が少なく、アルツハイマー病を発症しないか発症が遅れる傾向があることは知られていたが、その詳しい理由は分かっていなかった。

イタリア・ローマ(Rome)の聖心カトリック大(Catholic University of Sacred Heart)医学部のジョバンバッティスタ・パーニ(Giovambattista Pani)氏のチームは、長寿と脳の活発な働きに関連した遺伝子群を活性化させるタンパク分子「CREB1」に着目し、マウスで実験を行った。CREB1は記憶、学習、不安抑制などの重要な脳機能を制御し、その活動は加齢とともに低下することが知られていた。

今回の研究で、CREB1を持ったマウスとCREB1を持たないよう遺伝子を改変したマウスに通常の約70%の量の食事を与え続けたところ、後者のマウスは記憶力で前者に劣った。CREB1を持たないマウスの脳機能は食べ過ぎのマウスの脳の場合と同じだった。

パーニ氏は、「この発見を基に、脳を若く保って脳の退化や老化を防ぐための治療法が確立されるかもしれない」と話した。

米ニューヨーク(New York)にあるザッカーヒルサイド病院(Zucker Hillside Hospital)の神経科長、マーク・ゴードン(Marc Gordon)氏は、中年時代に肥満だった人が後になって認知症を発症することがあるが、その原因を探る上で今回の結果は有意義だと指摘した。

(出典:AFP)

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