2011年7月26日火曜日

子供の運動と食:見直そう 肥満とやせ形、進む二極化

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アメリカの肥満は深刻で、医師が
「政府は重度の肥満児童を親元から保護すべき」と
医師会雑誌に提言するほどですが、日本も肥満児は増えています。


肥満者の子供は肥満児になりやすく、
運動嫌いの親からは運動嫌いな子供が育ちやすく、
次々と伝承する傾向があるようです。

調理力と健康は相関グラフ.jpg

40代以下は調理力が乏しく、
おふくろの味 → 袋の味
になったようです。

子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)


生まれ住んでいる地域の旬の食物を食べ、消化・吸収する仕組みができ、
日本人は米、野菜、魚介類を中心とした食事にあった身体にできていますが、
戦勝国アメリカが優秀・勇敢な日本人を劣化させる目的でパン食を餌付され
心身の健康状態は悪化の一途となり、戦後の復讐は大成功しています。

栄養摂取量の推移

そして、お菓子ばかり食べるおかしな国になっています。

菓子と米消費額推移.jpg


私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


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****************************【以下転載】****************************

子供たちの体格は平均的によくなっているが、肥満とやせ形が増えている。体を動かす運動習慣が身についていないことや栄養摂取の偏りなどが背景にあるようだ。夏休みを機に、子供たちの生活スタイルを見直してみてはどうだろう。

◇1日1時間体動かす仕掛けを 生活リズム整え、栄養の偏りなくす

子供たちの間では肥満とやせ形が増え、その中間に当たる標準体重の子供が減る傾向が強まっている。文部科学省の学校保健統計調査(10年度)によると、11歳男子の肥満の割合は約11・1%、14歳男子では約9・4%と約1割に上る。70年代後半から肥満の割合は増加傾向にあるという。11歳と14歳の女子でも約8~9%が肥満とされる。

一方、やせ形の男子も増えている。11歳のやせ形の割合は約2・6%、14歳では約1・5%。全体に占める比率は少ないものの、増加傾向が強まっている。11歳と14歳女子のやせ形はいずれも約3・1%で、男子と同様に増加している。

肥満とやせ形と二極化する傾向の裏側にはどんな要因があるか。子供の健康と運動問題に詳しい小熊祐子・慶応大スポーツ医学研究センター准教授(内科専門医)は「子供たちが外で遊んだり、スポーツをしたりして、体を動かす機会が減っていることや、栄養摂取の偏りなどがある」と話す。

気軽に遊べる場所が自宅近くに少ないことなどから、外で遊ぶ子供の姿は昔に比べて減っている。文科省は小・中学生の運動時間を「1日に1時間、1週間で7時間程度が望ましい」としているが、文科省「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」(10年)によると、1週間の総運動時間が1時間未満の小学男子は10・5%、同女子では24・2%に上る。中学生でも男子は9・3%、女子は31・1%だ。運動量の少ない子供は、運動部や地域のスポーツクラブに属していない傾向が見られるという。

また、同調査によると、6~11歳の男女がテレビやゲーム機遊びなど、家で座ったり、寝転がったりして過ごす時間は平日で1日平均約5~6時間もあると報告している。こうした生活の結果、子供たちの体格はよくなっているのに、走り幅跳びや持久走など運動能力が低下しているといえるようだ。

小熊さんは「子供の場合、少なくとも1日に1時間程度の運動が必要です。子供の時にしっかりと運動をしておけば、大人になってから、肥満や高血圧などの病気予防にもつながります」とし、親や周囲が意識して子供が運動できる環境を整えることが大切だとする。

ただ、言葉だけで「運動しなさい」と言っても効果は低い。子供たちに運動習慣を身につけさせるには工夫が必要だ。日本体育協会は、楽しみながら体を動かす工夫を盛り込んだ「アクティブ・チャイルド・プログラム」をホームページで公開している。「基礎的な動き」「運動遊び」「伝承遊び」「しかけづくり」など五つのプログラムで構成される。

子供たちが興味を示すための工夫について、プログラムの作成に加わった青野博・体協スポーツ科学研究室研究員は「地域のスポーツイベントに家族で積極的に参加したり、縄跳びや一輪車など体を動かすのに役立つ道具をプレゼントするなど、親が仕掛けをすることが大切だ」とし、意識的に働きかけることが重要だとする。

一方、子供の肥満ややせ形の増加には、食生活の乱れも関係している。肥満が増えているのは、全般的に食べ過ぎが多いのでは、と思いがちだが、実際はそうではない。7~14歳のエネルギー摂取量の平均は、01年をピークにむしろ減少傾向にある(08年の厚生労働省・国民健康・栄養調査)。食べ過ぎよりも目立つのは、一人で食べる「孤食」、栄養摂取の偏り、運動不足や遅い就寝時刻など生活リズムの乱れだ。

全エネルギー摂取量に占める脂質の割合は30%が望ましいとされるが、小中学生の男女とも、半数近くが30%を超えていた(07年の日本スポーツ振興センター調べ)。脂質の摂取源を見ると、おやつや夜食で取る割合が10%を超えていた。

このほか、夜食にラーメンを食べるなど食塩の取り過ぎも目立つ。また貧血防止などに役立つ鉄の摂取でも、推奨量を満たしている小中学男子は約2~3割に過ぎず、女子では約5~10%とさらに少ない。

子供たちの栄養摂取事情に詳しい管理栄養士の橋本玲子さんによると、食生活の偏りは、生活スタイルと深く関係するという。肥満傾向の子供は、朝食の欠食▽一人で食べる孤食▽就寝時刻が遅い--などが共通して見られるというのだ。

肥満とやせ形の二極化が生じている要因として、橋本さんは「栄養の偏り、運動不足、生活リズムの乱れ」を挙げ、「今の子供たちにとっては、エネルギー摂取を抑えつつ、たんぱく質やビタミン、ミネラルの豊富な栄養価の高い食事を心掛けることが大切です」と指摘する。

食事にも工夫が必要だ。例えば、のり巻きを弁当用に作る時には、たんぱく質と鉄などに富む牛肉やチーズを具に加えるなど、不足しがちな栄養素の摂取を心掛けることも必要だ。


◇家や学校で子供に運動習慣を身につけさせる工夫

(1)授業の始めに短時間のストレッチ運動を取り入れる

(2)運動に役立つ遊具を子供の目につくところに置く

(3)子供と一緒に徒歩や自転車で自然観察など探検に出かける

(4)地域で行われる伝統行事やスポーツイベントに積極的に出かける

(5)運動に役立つ遊具を子供にプレゼントする

(6)親同士で連絡網を作り、アウトドア活動など子供同士で遊べる環境をつくる

(7)目標を達成したら表彰するなど、やる気をもたせる

 (アクティブ・チャイルド・プログラムから)

(出典:毎日新聞)





「肥満児童、政府は親元から取り上げよ」 米医師が提言

米医師2人による「政府は重度の肥満児童を親元から保護すべき」との提言が、米国医師会雑誌(Journal of the American Medical Association、JAMA)に掲載され、波紋を呼んでいる。

執筆したのは、米ハーバード公衆衛生大学院(Harvard School of Public Health)のリンゼー・マータグ(Lindsey Murtagh)氏と、ボストン小児病院(Children's Hospital in Boston)のデビッド・ルドウィグ(David Ludwig)氏。「生命にかかわる肥満に苦しむ子どものことを最優先に考えると、多くの場合は政府介入が最善。それが有害な行為を管理することのできる唯一の現実的な方策だ」と述べている。

「重度の子どもの肥満において、自宅から保護することは法的観点からも正当化しうる。というのも、差し迫った健康リスクがあり、長期間にわたり、両親はこの医学的問題に対処出来ていないからだ」

両医師によると、米国の子どものうち、年齢別BMIが99パーセンタイル以上の重度の肥満とされる子どもは200万人に上る。2人は、「この規模の肥満になると、取り返しのつかない結果が、即時にも潜在的にも起きうる。中でも特に注意すべきなのは2型糖尿病だ」と指摘した。

(出典:AFP)

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