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7月19日 私が講師の健康セミナー開催
高血圧はメタボリックドミノの上流に立っていますので
短命化する傾向がある生活習慣病です。
◆震災関連
不幸に導く見当違いな自尊心
日本復興をはばむ2つの難題
◆電力・節電関連
企業の7割超が節電実施、「15%超」は4割弱 帝国データ
◆海外の情報や動き
北朝鮮も菅首相に冷たい視線 「多くの人が苦笑い」
減塩しているのに高血圧患者が増え続けていますが、
ミクロ的に塩分摂取量が血圧に影響があるのは間違いなくても、
マクロ的には脂質摂取量が強く影響しているようです。
生活習慣修正による血圧低下
(米国合同委員会第7次報告 JNC7:2003)
・体重減少 : 5~20mmHg/10kg
・野菜と果物 : 8~14mmHg
・身体活動量増加 : 4~9mmHg
・食塩摂取量の減少 : 2~8mmHg
・アルコール量適正化 : 2~8mmHg
動脈硬化が進んで血圧を上げないと末端に栄養と酸素が届かないので
血圧を上げて対処している自然の摂理に逆らって降圧剤で無理に血圧を
下げると心臓より高い位置にあって栄養と酸素をたくさん使う脳に
栄養と酸素が届きにくくなり、認知症の誘因になると言われています。
降圧剤を使わずに生活習慣で血圧を下げられればいいのですが、
医薬品で治療することで経営が成り立つ医療機関ではやりませんが、
動脈硬化を改善し、血圧を下げるのはむずかしくありません。
64歳の私の血圧は100~110/65~75mmHgと若い時から変わらず、
医師によく秘訣を聞かれますが、代替医療に理解がないと思い、
微笑むだけにしています。
私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。
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*******************************【以下転載】*******************************
高血圧は日本に約4000万人いるとされる国民病だ。自覚症状や痛みは伴わないものの、脳卒中や心筋梗塞の発症リスクが高まる「サイレントキラー」だけに注意が必要だ。早めの予防と治療は脳卒中などのリスクを減らせるため、30歳代でも表れ始める兆候を見逃さないことが重要だ。
大阪府吹田市に住む男性Aさん(31)は今春に受けた会社の健康診断で高血圧であることを初めて指摘された。収縮期血圧(最高血圧)の値は132、拡張期血圧(最低血圧)が100だった。日本高血圧学会の診断基準は収縮期を140以上、拡張期90以上としている。拡張期が基準を上回ったためだ。
「高血圧の初期段階。いずれ収縮期の血圧も高くなりますよ」――。滋賀医科大学の上島弘嗣特任教授はこう警告する。長年の診察経験から高血圧はまず拡張期の異常から表れ始める。
高血圧の初期段階に、拡張期血圧の異常が表れるのは疫学調査結果からも明らかだ。高血圧は血管が詰まる動脈硬化が原因だが、20~30歳代の若い頃は血管が軟らかく、動脈硬化による圧力の上昇は吸収され、血液が勢いよく流れる収縮期は血圧が上がらない。ところが血液の流れが緩やかな拡張期は、血管の柔軟性には関係なく、血圧が上がりやすいというのだ。
ただ、40歳代になって血管が硬くなると、これが逆転する。血管の柔軟性が失われて、収縮期では血圧が上がる一方、拡張期は血圧が下がっていく。高齢者は最高血圧と最低血圧の差が大きくなるのは、これが理由だ。
BMIに相関関係
拡張期が高くなる原因は「肥満」と専門医は口をそろえる。Aさんも日ごろの暴飲暴食と運動不足から標準体重を12キロ上回る80キロと太り気味。体形を表すBMIという指標と血圧には疫学調査の結果から相関関係があり、特に拡張期は顕著にみられる。「BMIが1増えると拡張期は1~1.5上がる」(上島特任教授)。30~40歳代で男性の方が女性より明らかに高血圧の割合が高いのはBMIとの関係で説明がつく。若い女性は美意識の高まりから平均BMIが年々下がる一方、男性は上がり続けているからだ。
拡張期の異常はいわば高血圧の入り口。肥満という原因も明らかなだけに、重大な警告と受け止めて生活改善に乗り出すきっかけにすることが必要だ。「1日30分の運動は心がけたい」(上島特任教授)。もちろん高血圧は過剰な塩分摂取も大きな原因であることを頭に入れておきたい。
「塩分はやっぱり高血圧に悪かった」――。関西医科大学の高橋伯夫教授は最新の研究成果からこう結論を出した。日本人は食塩を1日に平均11グラムと高血圧学会が推奨する6グラム未満の倍近くを摂取している。これまでの疫学調査で塩分の過剰摂取が高血圧を引き起こすことが指摘されてきた。高橋教授はこの仮説を体内の酵素などの生体反応を詳しく調べて裏付けた。「塩分が脳の一部酵素を刺激して血圧が上がる」(高橋教授)
塩分の摂取量を正確に把握するのは難しいが、「1日0.5グラムでも生きていける」(高橋教授)。減らすにこしたことはない。生野菜や果物を摂取すれば塩分を体から排出する効果も期待できる。
夏場は熱中症の予防に、十分な水分補給が挙げられる。吸収効率がいいとしてスポーツ飲料が勧められているが、食塩であるナトリウム成分も含まれていることに注意したい。国立循環器病研究センターの河野雄平高血圧・腎臓科部長は「激しい運動をした後でもない限り、体内の食塩が不足するということはない」と指摘する。高血圧患者は水を半分、スポーツ飲料を半分といった具合に水分補給を工夫して食塩の摂取を控えた方がいいと勧める。
薬は副作用少なく
肥満解消、塩分の摂取制限といった生活改善でも十分に血圧が下がらなければ投薬治療になる。薬は飲み続けることになるが、生命に関わるような副作用はほとんどなく、血圧を下げる効果の方が高いという。
数十万人を対象にした疫学調査では、投薬によって収縮期の血圧を10下げると、投薬治療をしない場合に比べて脳卒中の発症リスクが30~40%、死亡率が12~13%減るという。河野部長は「高血圧治療で脳卒中などの発症リスクを減らせば、結果として日本全体の医療費を押し下げることができる」と高血圧予防が個人ではなく日本全体にも有効と話す。
心筋梗塞や動脈瘤(りゅう)など循環器病で死亡するリスクは高血圧だとリスクは3倍以上高まる。高血圧の裏に潜む大病は生命の危険や大きな後遺症を生む。健康に無頓着だったAさんもこの事実を知るやいなや運動や食生活の改善を始めた。
(出典:日本経済新聞)
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