いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。
社員の心身の健康は企業業績にとって重要ですが、
一番影響のある身体の健康でも中小企業は後手のようです。
心の健康ケアはさらに遅れているようですが、心の健康ケアは簡単で
お手伝いして喜ばれています。
私のライフワーク:人生3大不安の健康、経済、孤独を解消するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。
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心の健康対策(メンタルヘルスケア)に取り組む事業所が増えている。産業医らが中心となり、従業員とのコミュニケーションを重視した健康づくりに力を入れる企業の取り組みを追った。
全社員と顔見知り
「調子はどう?」
千葉県袖ヶ浦市にある三井化学の研究拠点、袖ヶ浦センター健康管理室。10年前から働く看護師、安藤夕起恵さん(38)は、社内で従業員とすれ違うと、誰にでも気軽に声をかける。
毎年7月の定期健康診断などの際に面談しており、1000人近い全従業員と顔見知り。それぞれの健康状態も把握しており、気になる人の場合は、顔色などを注意してみることも多い。
安藤さんは、昨年3月には産業カウンセラーの資格も取得。「うつになるのは、仕事のペースがつかめず、やりすぎてしまう人が多いようです」と分析する。現在は、治療中の30~40歳代の従業員約5人と、定期的に面談を続けている。
調子を取り戻しつつある30歳代の従業員は「会社の中に、親身になって相談にのってくれる人がいることは、大変心強い」と信頼を寄せる。
ストレス調査
ペットボトルや樹脂の原料などを製造する三井化学は合併を経て、1997年に誕生した。99年以降、全社的にメンタルヘルス対策に取り組むようになり、2000年には、会社の労働衛生規則に、「社員の健康は会社の健康に直結する」との理念を明記した。
中でも、最近力を入れているのが、健康管理の一環としてのストレス調査だ。健診の際の問診とは別に、仕事に対する考えや最近1か月間の健康状態、同僚や上司との人間関係など約80項目について、パソコン上でアンケートを実施。記名式だが、個別の回答は健康管理室限りの取り扱いとし、上司が直接みることはない。職場単位で平均値を出すため、分析結果を見れば、職場ごとのストレスの状態が一定の基準でわかるようになっている。
本社の統括産業医、土肥誠太郎健康管理室長は「ストレスを感じる人が多い職場の所属長にはデータを示し、ストレス低減計画の提出を求めます。職場内で問題点を共有しながら、よく話し合ってもらうことが大切。健康づくりの基本はコミュニケーションです」と強調する。
従業員が休職した場合、復職を見極めるのも産業医の大切な役割。08年4月からは、「リハビリ試験出社制度」を就業規則に明記し、復職しやすい環境整備を進めた。また、04年からは、新入社員研修に4時間のメンタルヘルス講座を取り入れるなど、早期発見にも力を入れている。
対策企業は3割
厚生労働省が実施した07年の健康状況調査によると、仕事や職業生活に強い不安や悩み、ストレスがあると感じる労働者は約6割。メンタルヘルスに取り組む企業は増えているが、中小企業などの事業所も含めると、まだ3分の1程度にとどまっているのが実態だ。
企業のメンタルヘルス対策にあたる専門家が集まった「日本EAP協会」(大阪)の前田一寿副会長は「業績を高めるため、産業保健対策を重視する企業が増えている。無料の相談機関の活用など、やり方次第ではそれほど費用はかからないので、中小企業もまず取り組むことが必要だ」と話している。
【メンタルヘルス対策相談窓口】
◇労働者健康福祉機構(神奈川県川崎市、[電]044・556・9865)では、総合的な情報提供のほか、事業所で対策を導入する場合の支援事業を実施している。
◇日本産業カウンセラー協会([電]03・3438・4568)では、平日午後3時から8時まで、働く人の悩みホットライン([電]03・6667・7830)を開設。1回30分以内で、通話料は相談者が負担する。
(出典:読売新聞)
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