2009年7月14日火曜日

熱中症:防ぐ水分補給術 1日1.5~2リットル/渇き感じなくても一口

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ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


昨晩は話題の映画「HACHI 約束の犬」の試写会に行きました。
日本で生まれた感動の実話にしっかり泣かされました。
8月8日から全国でロードショーされますが、おすすめします。


まだ梅雨ですが今年も、熱中症がでています。
気温が急に高くなった時には特に注意が必要です。

私は年中重くても安全でおいしい水を0.5~1.5リットル持ち歩いて飲んでいます。


私のライフワーク:人生3大不安の健康、経済、孤独を解消するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


関連ウェブサイト
環境省 「熱中症保健指導マニュアル」
環境省 熱中症予防情報サイト
日本気象協会 「熱中症予防情報」
日本体育協会 「熱中症を防ごう」

関連ブログ
熱中症予防情報発信システムがスタート 熊谷市
九州で2人死亡、各地で熱中症相次ぐ
日常に潜む 熱中症に要注意
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◇一日1.5~2リットル/渇き感じなくても一口/外出時は30分に1度/卓上に水筒、ポットを

本格的な夏が目前だ。温暖化の影響で年々気温は上昇し、今年も熱中症の多発が危惧(きぐ)されている。特に高齢者と子どもは要注意。効果的な水分補給を心掛けたい。

■増える死者

日本は100年間で平均気温が1度上昇した。特に東京は高層ビルや舗装道路による都市部のヒートアイランド現象により、この30年間で真夏日(最高気温が30度以上)が3週間以上増え、年間2週間だった熱帯夜(最低気温が25度以上)も約1カ月に。風も弱まり、熱中症になりやすくなっている。

今年の夏はどうか。気象業務支援センター専任主任技師の村山貢司さんは「7月は蒸し暑く、8月は平年並みかそれ以上の暑さ」と予想。「気温が急に高くなった時は要注意。急激な暑さに体が対応できず熱中症になる人が多い」と警告する。

熱中症の目安は気温だけでなく、湿度、輻射熱(ふくしゃねつ)なども取り入れた「WBGT」(湿球黒球温度)だ。気温が26度と低くても、湿度が70%以上あれば警戒域になる。情報は環境省熱中症予防情報サイトで見ることができる。簡易に使える計測機器も市販されている。

症状は3段階。1度は「めまい、失神、筋肉痛、こむら返り」、2度は「頭痛、嘔吐(おうと)、倦怠(けんたい)感、虚脱感」。3度になると「意識障害、けいれん、手足の運動障害、高体温」が見られ、死に至ることもある。以前は労働現場が多かったが、最近は普段の生活やスポーツ時が目立つ。

■高齢者に多く

厚生労働省の統計によると、68年から94年までの年平均死者数は86件だが、それ以後は282件と3倍に増加。年齢別では▽15~19歳がスポーツ時▽30~59歳が労働時▽65歳以上は家・居住施設--が大半を占める。全被害の6割は65歳以上の高齢者だ。

なぜ高齢者に多いのか。人の体に含まれる水分の割合は新生児で体重の80%、幼児65%、成人男性60%、高齢者50~55%と、年とともに少なくなる。加えて代謝が落ちるため、発汗による体温調整機能が鈍り、のどの渇きも覚えにくくなる。

高齢者の熱中症の半数以上は自宅など屋内で起きている。横浜市スポーツ医科学センターの医師、長嶋淳三さんは「高齢者は寒暖に対する感度が鈍くなっているため、30度を超えてもあまり暑さを感じない傾向がある。エアコンは28度に設定し、上手に使った方がいい」と強調する。

エアコンのない場所では、水分を30分ごとにこまめにとる。のどが渇いていなくても、水を一口飲む。これで約20~30CCは摂取できる。1日に1・5~2リットルの水分を摂取することが大切だ。さらに、散歩や庭の草取りなどで戸外に出るのは、早朝か夜涼しくなってから。熱帯夜のような日にはできれば外出を避け、出る場合は必ず30分に1度は水を取るようにしたい。

また、子どもは体内の水分量のわずかな変化でも影響を受けやすい。乳幼児は自分からのどの渇きを訴えられず、知らぬ間に脱水症状になることが多い。戸外で遊ぶ時も忘れずに水筒などを持参し、こまめに水を飲ませることを忘れずに。

■塩分、ミネラルも

食の安全、健康について問題提起している市民グループ「家庭栄養研究会」(東京都三鷹市)の松永真理子さんは「運動後や風呂上がりの一杯にビールを飲む人は多いですが、猛暑の夏は水分補給というより、逆効果」と話す。お茶やコーヒーなどカフェインを含むものは利尿作用があるので、できれば真水か麦茶がいい。コップに汗をかく程度の温度(5~15度)が適している。

ただし、高齢者は冷たいものを飲みすぎると胃腸が弱りがちなので、冷蔵庫から出して少したったものを飲むほうが無難だ。こまめに飲むためには卓上に水筒やポットを置いておくと便利だ。水や麦茶だけでは飽きてしまうので、時には梅酢や黒酢、ドリンク用の酢を薄めて飲むのもいい。

水や冷たいものが飲みにくい人は、薄味のお吸い物、昆布茶、梅干し茶なども利用する。ほどよい塩分もとれる。滋養のある「飲む野菜スープ」=レシピ参照=を大量に作り、冷やして飲むのもおすすめ。ミネラルが含まれ利尿作用が弱いので、水分補給に適している。

また、汗をたくさんかいた時は、水だけでなく、スポーツドリンクを水で倍に薄めたものか、0・1~0・2%の塩水を飲むことも大切。日中にスポーツや肉体労働をする人は1時間に1度は休憩をとり、500~1000ミリリットルの水分を取ること。この際には0・1~0・2%程度の食塩と5%の糖分を含んだスポーツドリンクなどが最適だ。

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■飲む野菜スープ

《主な材料》(作りやすい分量)

 ▽水     1リットル

 ▽ニンジン  中1/2本

 ▽キャベツ  50グラム

 ▽タマネギ  中1/2個

 ▽梅干しの種 2個

 ▽トマト   1/2個

 ▽塩     少々

《作り方》

 <1>野菜類はすべて細かく切っておく。

 <2>鍋にトマト以外の野菜と梅干しの種、水を入れ火にかける。沸騰したら弱火で30分煮込む。

 <3>これにトマトと塩を入れ、さらに10分煮込んで、こす。このまま飲んでも、冷やして飲んでもいい。

(出典:毎日新聞)

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