2009年6月21日日曜日

姿勢の乱れどう直す? 体幹の使い方 親の意識改革も必要

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ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
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発育には年齢に応じた適度な運動が望まれます。

スキャモンの発育曲線.jpg

私達が子供の頃は、冒険ごっこなどのかなり危険な遊びをして
結果的によい筋肉作りをしていたようです。

今では徒競走で真直ぐ走れないとか、転ぶと手が出ないとか、
すぐ骨折するとか、疲れてすぐ座り込むとか尋常ではないと思います。

学業の習い事以上に運動の習い事が必要な時代になったのかも知れませんが、
疲れやすいから運動しないという悪循環もあり、食事の間違いが主因だと感じています。

子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)

子供の身体がおかしい.jpg


私のライフワーク:人生3大不安の健康、経済、孤独を解消するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


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■バランスボールで

背中がぐにゃり。頭がだらり…。いつの時代も指摘されてきたにもかかわらず、姿勢の乱れた子供は減らない。それどころか、いっそう目立つようになった。原因は子供を取り巻く環境の変化にもあるようだ。現代っ子の姿勢の乱れ事情を探った。

◆遊びが変化

横浜市の主婦(37)は昨年春ごろから、小学6年の長男(11)の姿勢の悪さが気になりだした。背中を丸め、あごを突き出すような格好で勉強している。くたくたに疲れたことを「あごを出す」と表現するが、まさにそのもの。主婦は「成長期に姿勢が悪いと、将来的に影響があるのでは」と心配する。

子供向けの個人トレーニングを行う「すくすくトレーニング」(東京都港区)では、5~15歳の子供が月に30人ほど、母親らに付き添われて姿勢を整えるエクササイズを受けている。

背筋がぐにゃりと曲がるのは、姿勢を保つための体の軸となる「体幹」部分の筋肉がうまく働かないため。現代っ子がうまく「体幹」を使えない原因について、子供のトレーニングを担当する頼(らい)幹二郎主任トレーナーはある点に気付いた。遊びの変化だった。

「体幹は足元が不安定な場所で体のバランスを保つときに働く。昔は木に登ったり、高い塀を伝い歩いたりといった“危険な遊び”を通じて、自然に体幹が鍛えられた。ところが、今は危険な遊びは親に禁じられ、代わりにじっと背中を丸め、ゲームで遊ぶ機会が増えた。この影響は大きい」と指摘する。「すくすく-」では、いわゆる“危険な遊び”に代わり、バランスボールで遊びながらできるトレーニングを勧めている。

また、意外にも最近流行の「運動系の習い事」をしていても、筋肉の発達が偏ったり、運動後に適切なストレッチを怠ったりすると、姿勢の乱れを招くことがあるという。冒頭の横浜の小学生は水泳選手で、足の筋肉を鍛えることで姿勢が改善されたという。

◆大人にも原因

「姿勢を厳しく注意する人がいなくなったから」と指摘するのは、早稲田大学で「姿勢と健康」の講義を持つ「虎ノ門カイロプラクティック院」(同)の碓田(うすだ)拓磨院長。碓田院長は「小学校や中学校に姿勢教育を取り入れてもらいたい」と平成17年、正しい姿勢を指導できる人材を育てる「姿勢教育塾」(甲木寿人塾長)を開校。これまで歯科医師や理学療法士、主婦など100人以上に姿勢の大切さを説いた。

塾が勧める体操のひとつが猫背を直す体操のキャットレッチ。背中側で手のひらを上に向けて組み、肩甲骨を中央に寄せるように肩を後ろに引く。そして、息を細かく吐きながらゆっくり頭を後ろに倒し、そのまま3つ数える。受講した都内の区立小学校の養護教諭(34)は「だるいといって保健室に来る子の肩を触ると、凝っていることが多い。そんな子にはキャットレッチを一緒にやって教えている」と話す。

この教諭は「注意すべき親が家を不在にする共働き家庭の子も姿勢が崩れる傾向がある」と、親の存在が重要であることを指摘。「最近の子供は…」と子供に注意する前に親の意識改革が必要だ。

■筋肉への負担や呼吸乱れるケースも

なぜ姿勢がよくなければいけないのか。「虎ノ門カイロプラクティック院」の碓田拓磨院長によると、悪い姿勢は背骨の変形を招いたり、筋肉に負担がかかったりして肩こりになる。また、胸郭が狭まるので呼吸が浅くなり、ひどい場合は息苦しささえ感じるという。勉強や食事など日常の作業は前屈みになる姿勢が多いため、猫背の姿勢が楽に感じるようになる。丸めたポスターを伸ばしてもすぐに元に戻るように、意識してもすぐ猫背に戻ってしまうのはこのためという。日常生活で正しい姿勢をとる工夫として、椅子(いす)に座るときはやや前かがみに座面の角いっぱいにまでお尻をひき入れ、背中を伸ばすといい。

(出典:産経新聞)

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