おはようございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。
今日は防災の日です。
「防災の日」は、1923年9月1日に発生した関東大震災に
ちなんで設けられ、全国各地で防災訓練が行われる日となっています。
東日本大震災の衝撃的映像が脳裏にしっかり残っていますが、
8月30日には「南海トラフ巨大地震」が発生した場合の被害規模が
政府から発表されましたが、
東日本大震災による犠牲者(約1万8800人)の17倍を超える規模で、
日本中が衝撃に包まれたと思います。
報道が出てから日本各地でラーメンや水など非常食、懐中電灯や
乾電池など避難に必要な物品が飛ぶように売れたそうです。
日本の国土面積は世界の地表面積のわずか0.25%ですが、
・マグニチュード4以上の地震の約10%
・マグニチュード6以上の地震の約20%
が日本で発生しているという地震大国です。
しかも平野部は少なく大都市はすべて河口部の軟弱な地盤であり、
地震や津波、液状化の被害も受けやすいわけで、
今回の東日本大震災から地震活動期に入ったようであり、
全国的に発生が心配されている地震が続いて起こる恐れがあり、
個人でできる対策をお互いにしっかりやりたいものです。
私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。
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防災の日を機に、家庭用の防災用品を整えている人も多いのでは。グローバル・ハイジーン・カウンシル(世界衛生機構、以下GHC)では東日本大震災の経験を踏まえ、災害発生時に感染症を防ぐための3種の神器を防災用品に加えてほしいと呼びかけている。
GHCは、災害時の感染症を防ぐために家庭や企業での防災グッズに加えるべき「三種の神器」は、(1)ウェットティッシュ/アルコール手指消毒薬、(2)マスク、(3)マウスウォッシュ、の3つであると発表した。
東日本大震災後、どのように感染症が広まったか
2011年3月11日に発生した東日本大震災では、巨大な地震と津波が起こり、たくさんの人たちが避難生活を送ることになった。避難者はピーク時で45万人以上、震災発生2週間後でも25万人という人数だったという。
街がヘドロで覆われるなど衛生環境の悪化に加え、水や電気といったライフラインが断絶。避難所の生活では、さまざまな原因による感染症が発症した。下図は、東北大学病院に震災関連の症状で入院した患者の推移をまとめたものだが、震災発生後1週間までは外傷が多く、2週目以降は感染症が多かったことが分かる。
東北大学病院に震災関連の症状で入院した患者の数。青が外傷、紫が感染症、クリーム色がその他(提供:東北大学病院) GHCのメンバーでもある東北大学の賀来満夫教授のチームでは、災害発生後に大学病院での治療支援に当たるとともに、感染症対策の支援を行った。その結果、感染症は大きく「環境から」「ヒトから」「自分から」の3つに分けられるという。
環境から発症する感染症
津波や地震によるがれきやゴミ、また汚染された土や水が発生することにより、環境に生息する病原体による感染症が引き起こされる。
例えば、破傷風。破傷風菌は土の中に生息するが、けがをしたときに傷口から破傷風菌が入り、毒素を産出することで発症する。進行すると筋肉のマヒや強いけいれん、呼吸困難などを引き起こすこともあるため注意が必要だ。宮城県では、2010年の1年間で3件しかなかった破傷風が、東日本大震災後は1カ月で7件発生したという。
また、レジオネラ肺炎は、河川や土壌に生息する菌を吸いこむことで発生する。一般に使用される抗生物質が効かないが、震災1週間後、宮城県・岩手県合わせて4件発生した。
ヒトから発症する感染症
避難所では多くの人が狭い場所で共同生活を送るため、インフルエンザやノロウイルス、はしかなど伝搬性の高い感染症が起こりやすくなる。東日本大震災でも、複数の避難所で集団感染が発生していた。
ヒトからヒトへの感染を防ぐには、症状がある人を個室に収容するほか、マスクの着用や手洗いを行うといった基本的な対策が必要になる。水がなく手洗いができない場合は、ウェットティッシュや手指消毒用のアルコールを使うなどが効果的だ。
自分から発生する感染症
東日本大震災の避難所では、食べ物や水の配給が滞ることによる栄養状態の悪化、寒さによる体力低下、口腔(こうくう)ケアができないことによる免疫機能低下や嚥下(えんげ)障害が起き、以下のような感染が発生していた。
誤嚥性肺炎は、食べ物や唾液についた菌が誤って肺に入ることで起こる。震災時には口をすすぐこともできなかったため、口腔(こうくう)内が不衛生な状態が続いたことによる発症が見られた。水がなくても使用できるマウスウォッシュや、丁寧なうがいを心がけることが予防につながる。
また、体力や免疫力が低下したところで風邪をこじらせて肺炎が発生したり、膀胱炎などの尿路感染症が起きたりというケースも多かった。抵抗力の弱い子どもや高齢者には、周りの人たちが注意喚起することが必要になる。
もし災害が起こったら?~感染予防のための8カ条
これら震災時の経験をもとに、GHCが「9月1日の防災の日に、防災グッズとして家庭で準備をしてほしい災害時の感染症対策“三種の神器”」とするのが、(1)手や体を清潔に保つためのウェットティッシュ/アルコール手指消毒薬、(2)感染症にうつらない、またうつさないためのマスク(最低1週間分)、(3)水がなくても口をすすぎ、できるだけ清潔に保つためのマウスウォッシュの3つだという。
また、GHCでは、感染予防のための8カ条もまとめている。
感染予防のための8カ条
1.食事は可能な限り加熱したものをとる
2.安心して飲める水だけを飲用とし、きれいなコップで飲む
3.ごはんの前、トイレの後には手を洗う(水やアルコール手指消毒薬で)
4.嘔吐・下痢などの汚物やおむつは所定の場所に捨て、よく手を洗う
5.咳が出るときは、周りに飛ばさないように口を覆う(マスクがあればマスクを)
6.熱っぽい、のどが痛い、咳、けが、嘔吐、下痢などがあるとき、特にまわりでも同じような症状が増えているときは、かかりつけの医師または保健師、避難所代表に相談
7.熱や咳が出ている人、介護している人はなるべくマスクを着用
8.「咳がひどい」「黄色い痰が多い」「息苦しい」「呼吸が荒い」「ぐったりしている」「顔色が悪い」という症状のときは肺炎を疑う
(出典:Business Media 誠)
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