2012年9月26日水曜日
増える高齢者の骨折 運動器を鍛えて予防
おはようございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。
長命国日本は、国民皆保険制度に甘えた
世界一の医療依存国家であり、不名誉な世界一も多く
寝たきり老人数も世界一ですが、50代以上の半数がロコモ予備軍で、
寝たきり予備軍にもなります。
日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますが、
人間も動物なので運動は食事同様に重要な健康薬で、
筋肉は100歳になっても増やすことが出来ます。
人間は動物なので
・動かないと動けなくなる
・動かないと認知能力も低下する
・動かないとQOL(生活の質)が低下する
・動かないと身体が硬くなり、怪我をしやすくなる
・動かないと老化が進む
・動かないと寿命が短くなる
・楽をすると楽なことしかできなくなる
そして、運動は3つのバランスが大切です。
・有酸素系運動
・筋肉トレーニング
・ストレッチ
ランニングやウォーキングより、ストレッチに時間をかけよ!
4つの体操だけで筋肉を満遍なくほぐす究極のストレッチ「真向法」
脳を鍛えるには運動しかない
加齢とともに筋肉は脆弱化していくので年齢が高まるほど運動の
必要性が高まりますが、便利なこと・ものが増えて日常生活は楽になり、
日常生活での運動量・強度は減ってきています。
運動不足を感じている人は日常生活の中にトレーニング要素を
入れることをおすすめしますが、やるかやらないかだけで、
やらない理由は見つけにくいと思います。
健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので
健康状態をよくし、体力をつけたい人はお互いに顔晴(がんば)りましょう。
私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。
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高齢者人口の増加などで、足の付け根付近(大腿(だいたい)骨近位部)を骨折する割合が、ここ15年間で2倍に上昇している。足の付け根を骨折すると歩けない期間が長いことから、治療中に筋力が低下し、要介護になりやすい。晩年を健康に過ごすために、骨折予防の重要性が改めて注目されている。
◆体を動かす
厚生労働省の平成22年国民生活基礎調査によると、要支援・要介護状態となる10人のうち1人は「骨折・転倒」が原因だ。
特に、大腿骨近位部骨折は日常生活に大きな影響を及ぼす。日本整形外科学会によると、平成4年に1千人当たり76・6人だった大腿骨骨折の発生数は、平成19年には148・1人と倍増し、その後も増えている。
また、同学会が今月5、6の両日、40代以上の男女3千人にアンケートしたところ、65歳以上になってから足の付け根付近などを骨折した高齢者(家族を含む)のうち、21・4%が治療後も歩けないままの状態だった。
帝京大学医学部整形外科学講座の松下隆主任教授は「安静にしていると高齢者は筋力がすぐに低下して歩けなくなる。骨折前以上に運動をし、寝たきりにさせないことが大事」と警鐘を鳴らす。
◆体操で元気よく
高齢者の骨折を防ぐにはどうしたらいいのか。加齢によって骨の強度や密度、筋力が低下し関節が硬くなると、わずかな段差などでもバランスを崩し、転倒しやすくなる。予防には、骨粗鬆(こつそしょう)症の治療のため、自宅近くの整形外科診療所を受診する▽自治体や病院、介護保険の地域包括支援センターなどが主催するリハビリや運動教室に通い、運動器(骨や関節、筋肉など、人間の体を動かす器官)を鍛える-などの方法がある。
また、同学会では運動器の障害のために要介護になりやすい状態を「ロコモティブシンドローム」と名付け、同症状を予防する「ロコモーショントレーニング」を推奨する。
東京都目黒区の三宿病院は毎月1回、ロコモ体操教室を近くのスポーツクラブ「クリスタルスポーツクラブ世田谷」で開催。費用はスタジオ使用料(500円)のみ。中高年スポーツ外来を担当する整形外科専門医、渡会(わたらい)公治・帝京平成大学教授がボランティアで指導する。
目黒区の主婦、馬場智恵子さん(74)は、足に痛みが出て歩けなかった。腰の脊柱管狭窄(せきちゅうかんきょうさく)症と診断され、痛み止めや血流促進の投薬などを受け、ロコモ体操を始めたところ、改善。「今では1時間でも動けます。リズムをつけて歩くと、歩きやすい」と笑顔で話す。
渡会教授は「ストレッチやスクワット、背骨ほぐしの運動を行い、毎日の生活習慣にするといい。運動器を正しく使うことで骨折を予防し、痛みを感じることなく過ごすことができる」と話している。
■不健康な期間、女性は12・77年
厚労省の平成22年の調査によると、介護を受けたり、寝たきりになったりせず、制限なく健康な日常生活を送ることができる「健康寿命」は、男性70.42歳、女性73.62歳。同年の平均寿命は、男性79.64歳、女性86.39歳と推計していることから、逆に「不健康な期間」は男性9.22年、女性12.77年ともいえる。超少子高齢化社会の到来を前に、医療・介護費用を抑えるため、健康寿命を延ばす政策が急務となっている。
(出典:産経新聞)
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