2008年8月10日日曜日

関節痛対応の18の健康食品、表示より成分が少なく

いつもありがとうございます。ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。
法整備の遅れている健康食品は悪徳業者の天国だということがよくわかる調査結果で、他の製品もこんなものです。
日本ではいわゆる健康食品は効果がないことが公式見解なので本当によいものを見つけるのは至難のことだと思います。
厚生労働省が法整備をしないのには泥臭い複雑な理由があるようですが、国民の健康を最優先してほしいものです。
病気の予防はむずかしくありませんし、変形性膝関節症は保険医療ではよい結果がでないようですが、むずかしくありません。
関連ブログ健康食品の利用に関する3万人調査結果インターネット通販の健康食品、9割が表示違反 東京都調査健康食品による健康被害相次ぐ、報告例3年9カ月間で363人「健康食品」を安全に利用するためのポイント
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関節痛などに効果のあるとされる成分コンドロイチン硫酸を原材料とする健康食品の一部に、同硫酸の含有量が表示より少ないものがあることが国民生活センターの調査で分かった。
成分量を明示した市販の3製品について調べたところ表示の16―64%だった。同成分を含むとして総量を示した15製品でも0.4―82%で、同センターは業界団体に表示の改善などを求めた。
また市販18製品のうち、3製品は陸生哺乳(ほにゅう)動物由来の原料が含まれていたのに表示していなかったことも判明。9製品はカプセルや錠剤が水に30分浸しても溶解せず、胃の中で溶けにくいという品質上の問題もみられたという。
(出典:日本経済新聞)

「関節にいい」食品景表法違反の恐れ コンドロイチン硫酸含有
関節にいいなどとされる物質「コンドロイチン硫酸」を含む健康食品を国民生活センターが調べたところ、景品表示法などに違反する可能性のある商品があることが7日分かった。
商品テストを行ったのは、市販されている健康食品18銘柄(1440~4559円)。コンドロイチン硫酸の含有量が、表示の6分の1しかないなど、景品表示法に違反する可能性のあるものが3銘柄あった。また、原材料名の表示がきちんとされていないため、日本農林規格(JAS)法に違反する可能性があるものも3銘柄あった。
同センターでは、業界団体などに対し、事業者が含有量や表示などについて改善するよう指導の徹底を要望。全国の消費生活センターには、コンドロイチン硫酸などを含む健康食品に関する相談が、2003年4月から08年5月までに計1193件寄せられている。
(出典:読売新聞)

関節に良いとされる成分を含む「健康食品」
厚生労働省の調査によると、手足の関節痛の自覚症状がある人は65歳以上の男性の約10.5%、女性の約17.8%に及び、男女とも2番目に多い症状となっている。一方で、関節症で通院をしている人は65歳以上の約6.4%にとどまっている。関節痛、神経痛の緩和等の効果を持つ医薬品の中には、コンドロイチン硫酸ナトリウムが配合されたものがある。一方、関節に良いとされる、「いわゆる健康食品(以下、「健康食品」とする)」も数多く販売されているが、その中にはコンドロイチン硫酸を含む商品が多い。また、グルコサミンも関節の痛みを改善する、関節の動きを滑らかにするなどと言われる物質であり、多くの「健康食品」に配合されている。
PIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)には、コンドロイチン硫酸やグルコサミンを含む「健康食品」についての相談が約5年間(2003年4月~2008年5月30日までの登録分)で1193件寄せられており、その中には「効果があるのか心配」、「成分について知りたい」など「品質・機能」に関する相談が329件寄せられている。
そこで、関節に良いとされる、コンドロイチン硫酸及びグルコサミンを含む「健康食品」について、成分の含有量や胃の中での溶けやすさ、表示の調査等のテストを行った。さらに、含有成分に関する事業者アンケートも併せて行い、消費者に情報提供することとした。
主な調査結果等1.コンドロイチン硫酸量コンドロイチン硫酸量が表示されていた銘柄は、表示量に比べて実際の含有量が大幅に少なかった。また、コンドロイチン硫酸を含む原材料等の表示量は、実際の含有量の目安にはならなかった。 サメ由来のコンドロイチン硫酸を含有する原材料を配合している旨の表示があった16銘柄のうち、陸生哺乳動物由来のコンドロイチン硫酸を含む原材料が配合された可能性が高い銘柄が6銘柄あった。そのうち3銘柄は陸生哺乳動物由来の原材料名の表示がなく、JAS法上問題がある可能性が高いと考えられた。 2.グルコサミン量グルコサミン量が表示されていた銘柄は、含有量と表示量に大きな差はなかった。 3.胃の中での溶けやすさカプセルや錠剤が胃の中で速やかに溶けて消化するか、医薬品の試験方法を参考に「健康食品」の溶けやすさ(崩壊性)を調べたところ、胃の中で溶けにくいと思われる銘柄が18銘柄中9銘柄あった。 4.表示について大部分の銘柄はコンドロイチン硫酸を含む原材料の量を表示しており、実際に含まれるコンドロイチン硫酸量は分かりにくかった。医薬品に匹敵若しくは上回る量のコンドロイチン硫酸を含むと消費者が誤認するおそれがあると思われた。 大部分の銘柄に、関節に関するうたい文句やイラストが表示されており、これらの商品が関節痛に良いというイメージを消費者が受けるおそれがあると考えられた。また、8銘柄にはコンドロイチン硫酸若しくはグルコサミンに関するうたい文句が表示されていた。 テスト対象の「健康食品」について、商品に表示された製造者又は販売者以外の事業者が運営するインターネット販売サイトに掲載された広告を調べたところ、医薬品の効果・効能と類似した表現がみられ、薬事法に抵触するおそれがあると考えられた。 5.事業者へのアンケート調査大部分の事業者はコンドロイチン硫酸量のデータを所有していたが、商品の表示には反映されていないことが分かった。 コンドロイチン硫酸ナトリウムは関節痛の緩和等の目的で医薬品に配合される成分であり、「健康食品」に配合されるコンドロイチン硫酸も同様の生理作用を示すと考えられるが、一日摂取目安量設定の根拠は事業者によってまちまちだった。
消費者へのアドバイス関節痛の緩和など具体的な疾病の治療を目的とする場合は、医薬品を使用するのが良い。「健康食品」は、錠剤やカプセルが胃の中で溶けにくいものがあるなど、品質上も問題があった。
業界への要望関節に良いとされる成分を含む「健康食品」について、コンドロイチン硫酸量及び原材料名表示の改善を要望する。 胃の中で溶けにくいと思われる銘柄があったため、製造方法を見直し、改善するよう要望する。 インターネット上の広告について、薬事法に抵触するおそれがある表現がみられたため、改善を要望する。
行政への要望関節に良いとされる成分を含む「健康食品」について、コンドロイチン硫酸量の表示及び品質を改善するよう、事業者の指導を要望する。 原材料名の表示がないにもかかわらず陸生哺乳動物由来の原材料を含む可能性が高く、JAS法上問題があるおそれがある銘柄があった。使用原材料について調査の上、問題があった場合には指導の徹底を要望する。 インターネット上の広告について、薬事法に抵触するおそれがある表現がみられたため、指導の徹底を要望する。
(出典:国民生活センター)

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