2012年12月31日月曜日
立ち上がり検査で死亡リスクがわかる?
おはようございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。
人間は動物なので
・動かないと動けなくなる
・動かないと認知能力も低下する
・動かないとQOL(生活の質)が低下する
・動かないと身体が硬くなり、怪我をしやすくなる
・動かないと老化が進む
・楽をすると楽なことしかできなくなる
そして、サルコペニア、ロコモとなり、寿命が短くなるなるわけで、
立ち上がりテストで死亡リスクがわかるのは納得します。
定期的運動で寿命が延びる研究は少なくないですが、
日本人の運動離れは深刻で、20年間も連続して
スポーツ離れが進んでいる
そうですし、
日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますが、
運動は食事同様に重要な健康薬になります。
適度な運動することでフィットネス度が高まると
QOL(生活の質)が上がり、健康寿命が延び、寿命も延び、
さらに心にもよい効果があるそうで、運動は習慣にしたいですが、
散歩では負荷の軽くてあまり効果が期待できないそうで、
運動は3つのバランスが大切です。
・有酸素系運動
・筋肉トレーニング
・ストレッチ
アラフォーくらいになると体重は変わらないのにサイズが変わるのは
「サテライト細胞」と呼ばれる筋肉細胞が脂肪細胞に変化してブヨブヨに
なるからで、努力しだいで解消できます。
運動目的により変わりますが、よりよい運動効果を望むには
年齢や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせが重要です。
有酸素系運動なら心拍数をめやすにして目的に応じた負荷を
かければいいわけですが、運動経験のない・少ない人は
スポーツ医にご相談されることをおすすめします。
有酸素系運動のめやす例
・低強度:認知能力が高まる
{(220-年齢)-安静時心拍数}×50%+安静時心拍数
私の場合は120
・中強度:集中力、判断力が高まる
{(220-年齢)-安静時心拍数}×65%+安静時心拍数
私の場合は135
・高強度:ストレスを感じ、覚醒する
{(220-年齢)-安静時心拍数}×80%+安静時心拍数
私の場合は150
私は自転車の方が負荷がかけやすいので
・中強度以下:ジョギング
・中強度以上:自転車
にしています。
逆に過度な運動は健康にはよくないことは知られていないようですが、
万病の原因・活性酸素が過剰発生し、
動脈硬化を促進して健康を害します。
加齢とともに筋肉は脆弱化していくので年齢が高まるほど運動の
必要性が高まりますが、便利なこと・ものが増えて日常生活は楽になり、
日常生活での運動量・強度は減ってきています。
運動不足を感じている人は日常生活の中にトレーニング要素を
入れることをおすすめしますが、やるかやらないかだけで、
やらない理由は見つけにくいと思います。
心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので、
お互いに顔晴(がんば)りましょう。
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床に座った姿勢から立ち上がる能力が中年や高齢者の死亡リスクの強力な予測因子であることが、ブラジルのクリニメックス運動医学クリニック(リオデジャネイロ)のClaudio Gil Araujo氏らの研究で明らかになった。座位から立ち上がる検査で筋骨格の健康状態がわかるという。研究結果は、「European Journal of Cardiovascular Prevention」12月13日号に掲載された。
Araujo氏らは、51~80歳の男女2,002人を床に座らせ、できるだけ手や膝などで支えず立ち上がるよう指示した。立ち上がる速さは気にしないように告げた。被験者を0~10点のスコアで分類し、支えをまったく使用しなかった人を10点とした。検査後、約6年間の追跡調査を行った。
追跡調査中、被験者の8%近くが死亡し、その大多数は検査スコアが低かった。10点で死亡したのは2人だけだった。8点以上の人と比べて、7点以下の人は死亡する可能性が2倍、0点の人は5~6倍高かった。1点上がると死亡リスクは21%低減した。
Araujo氏は、「高スコアはさまざまな日常活動をうまく行える能力を反映している可能性がある。柔軟性や筋力、体重に対するパワーの比率、筋肉の協調性を高レベルに維持することが日常活動だけでなく寿命にも良い影響を及ぼすことが示された。この検査は安全で2分とかからず、特別な器具もいらないのでプライマリケア医には理想的だ」という。今回の研究は床から立ち上がる能力と死亡リスクの関連を示したが、因果関係は証明していない。
(出典:HealthDay News)
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