2012年12月27日木曜日

「ランニングは体に悪い」研究結果めぐり論争


おはようございます。

ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。

毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。





何事も適度がよろしいそうです。



私は26年前の40歳の時に超健康マニアになり、トレーニングを開始し、

時々の体力テストで太鼓判を押され、マラソンをすすめられて

走るようになりました。



少なくても月間100kmは走り、毎月のようにレースに出て

タイムや順位を競うようになり、ある時にマラソンレースは健康には

マイナスかも知れないと感じてレース参加はやめました。



そして、独立して志事が忙しくなってトレーニング時間が減り、

一時はトレーニングも中断しましたが、加齢とともに筋肉は落ちて

トレーニングの重要性を再確認してトレーニングを再開し、

ジョギングもしていますが、走れる身体を維持したいからで

レースには出ず、時々10km以上の楽しいマラニックに

参加している程度にしています。



そんなことから今回の記事は強く同感する内容です。



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運動にはメリットばかりではなくデメリットもあります。

・筋肉や関節などを傷める

活性酸素(老化の主犯)の害を受ける

・屋外では紫外線の害を受ける

などから心身のケアも重要ですが、軽視されている現実があり、

残念なことだと思います。







適度な運動することでフィットネス度が高まると

QOL(生活の質)が上がり、健康寿命が延び、寿命も延び、

さらに心にもよい効果があるそうで、運動は習慣にしたいですが、

散歩では負荷の軽くてあまり効果が期待できないそうで、

運動は3つのバランスが大切です。



・有酸素系運動

・筋肉トレーニング

・ストレッチ





アラフォーくらいになると体重は変わらないのにサイズが変わるのは

「サテライト細胞」と呼ばれる筋肉細胞が脂肪細胞に変化してブヨブヨに

なるからで、努力しだいで解消できます。



脳を鍛えるには運動しかない





運動目的により変わりますが、よりよい運動効果を望むには

年齢や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせが重要です。



有酸素系運動なら心拍数をめやすにして目的に応じた負荷を

かければいいわけですが、運動経験のない・少ない人は

スポーツ医にご相談されることをおすすめします。





有酸素系運動のめやす例

・低強度:認知能力が高まる 

 {(220-年齢)-安静時心拍数}×50%+安静時心拍数

 私の場合は120

・中強度:集中力、判断力が高まる

 {(220-年齢)-安静時心拍数}×65%+安静時心拍数

 私の場合は135

・高強度:ストレスを感じ、覚醒する

 {(220-年齢)-安静時心拍数}×80%+安静時心拍数

 私の場合は150



私は自転車の方が負荷がかけやすいので

・中強度以下:ジョギング、マラニック

・中強度以上:自転車

にしています。





加齢とともに筋肉は脆弱化していくので年齢が高まるほど運動の

必要性が高まりますが、便利なこと・ものが増えて日常生活は楽になり、

日常生活での運動量・強度は減ってきています。



加齢にともなう生体機能の低下.jpg



機能・気力・体力・活力の変化.jpg



運動強度と心身の健康.jpg



運動不足を感じている人は日常生活の中にトレーニング要素を

入れることをおすすめしますが、やるかやらないかだけで、

やらない理由は見つけにくいと思います。



運動指針2006.jpg



今後行ってみたい運動種目.jpg



心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので

健康状態をよくし、体力をつけたい人はお互いに顔晴(がんば)りましょう。





私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。

私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。





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****************************【以下転載】****************************



1週間に30~40km以上を時速12km以上で走ることは、健康を害し寿命を縮めて、心筋梗塞のリスクを高め、運動不足に陥っている人に起こるのと同じような被害をもたらすことが、研究によりわかった。



ある一定の年齢以降は、たくさんの距離(1週間に30-40km以上)を速いスピード(時速12km以上)で走ることは、健康を害し、寿命を縮めて、心筋梗塞のリスクを高め、運動不足に陥っている人に起こるのと同じような被害をもたらすようになる。これは、『ブリティッシュメディカルジャーナル』に掲載され、『ウォールストリートジャーナル』で報じられた2つの研究から浮かび上がったことだ。そのうちひとつは30年にもおよぶ研究である。データははっきりと述べている。スポーツをしても、速すぎるスピードで、長すぎる距離を何年にもわたって走っていると、心臓を損ない、寿命を縮めると。



いままで、身体トレーニングにおける心臓のリスクはほとんど競技中の死亡率によってのみ評価されてきた。マラソンランナーにとって、この確率は10万分の1だった。怖がるほどの数字ではない。というのも、一般的なランナーは、走らない人と比べて寿命が長いという大きな恩恵を享受していることもデータは示しているからだ。しかし、1週間のトレーニングを評価して、トレーニングの強度を区別することができる研究が欠けていた。





研究



問題となる1つ目の研究には、30年にわたり52,600人が関係した。参加者を、ハードなランニングをする人、普通のランニングをする人、走らない人の3つのグループに分類している。普通のランニングをした人は、しなかった人よりも、19%死亡率が低かったことが確認されたが、ハードなランニングをした人は、この恩恵を受けなかったことも観察された。要するに、実際に寿命が延びることを享受できたのは、中程度の走行距離を走っていたグループだけだったのだ。



さらに2つ目の研究が、時速12km以上で走る人は、自身の心臓を損なうリスクがあることを明らかにしている。他方で、3つ目の調査は、最高レヴェルのアスリートにいくつかの心臓の異常を発見した。そのなかには、運動不足の人に典型的な冠状動脈の硬化もあった。さらに心臓病専門医の間では、アスリートの持久力が心房細動のリスクを著しく高めることには、もはやほとんど議論の余地がない。心房細動は、すべての脳梗塞の3分の1の原因になっていると推定されている不整脈である。「極端なトレーニングは、過度の『心臓の消耗と破壊』を引き起こしているように思われる」と、『ブリティッシュメディカルジャーナル』の編集後記は結論づけている。





反論



データは心臓病専門医の間で小さな戦争を勃発させた。熱心なランナーで50歳以上の人には、結果の改竄に言及した人もいる。しかし、身体トレーニングの依存症というレッテルを貼られた。



批判的な人々は、心臓の酷使が心臓にダメージを与えるかもしれないという見解は、実際にはたった1つの相関関係を根拠にしているにすぎないと主張している。身体トレーニングは問題の原因ではないかもしれず、50歳以降も高いレヴェルでスポーツをしている人において寿命が短くなっている原因は、ほかのことかもしれない。さらにどのようなランナーのグループにおいても、週に30~40km以上を速いスピードで走るランナーは非常に数が限られているので、統計的に重要ではないことも指摘している。





さらなる疑惑



ダラスの有名な医師、ケネス・クーパーのコメントは厳しい。彼は全生涯にわたって身体トレーニングについて研究してきて、エアロビクスでの持久力を測定するテストには彼の名前が付けられている。「もし1週間に25km以上走るなら、それは健康以外の何かほかの目的のためにやっている」。さらにクーパーは、別の研究が新たな疑惑を明らかにしつつあると付け加えた。極端な身体トレーニングは、体をガンにかかりやすくする可能性があるというのだ。



(出典:産経新聞)

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