2012年12月29日土曜日

8時間より7時間のほうが長生き 快眠の新常識


おはようございます。

ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。

毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。





睡眠に不満を感じている人は

96%と非常に多く

働き盛りの約8割が「かくれ不眠」だという

調査結果もあり、ストレスも多いのだろうと推察します。



睡眠障害は精神科疾患の問題だけではなく、

循環器疾患や糖尿病、メタボなどの生活習慣病とも密接に

関連するそうです。



また、睡眠薬を多用すると、ガン発症リスクが35%増加したり、

早死リスクが4倍以上高まると指摘されているそうで、

なるべくなら睡眠薬は使いたくないものです。



アルコールを飲んで眠ることは質のよい睡眠ではありませんので

健康によいといわれる微量以内で済ませたいものです。



不眠改善の行動内容.jpg





私は、抜群の寝つき・スッキリ抜群の寝起き・目覚まし不要の快眠、

4~6時間睡眠で起きてすぐにパワフルに動け、終日疲れ知らずな

生活を16年間続けていますので、同じようなことをしたい人の

お手伝いもしています。





一般に言われている質のよい睡眠のコツにプラスして

・心身の健康状態を向上させて維持する(意外と簡単でした)

・快眠環境を整える

・明確な目的や志がある

これらから短時間睡眠で好調を維持できています。





私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。

私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。





あなたの眠りの質チェックリスト

睡眠改善委員会



知人が展開しているNPO法人睡眠時無呼吸症候群ネットワーク



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****************************【以下転載】****************************



適正時間には個人差も



人は一生の3分の1近くを眠って過ごす。90年生きても、約30年は眠っている計算だ。それなら、できるだけ気持ちよく眠り、仕事や生活によい影響を及ぼしたい。快適に眠る心得を、最近の睡眠学の成果や専門家の話をもとにまとめた。



快適に眠るにはまず、睡眠に関する誤解をなくし、正しい知識を身に付けることが大切だ。誤解が原因で質の悪い睡眠や不眠に陥る恐れがあり、場合によっては慢性疾患や死亡のリスクを高めることもあるだけに、見過ごせない。





低リスクは7時間



快眠の心得日経121222.jpg



代表的なのが「健康のためには1日8時間眠る必要がある」という説。多くの人が一度は耳にしたことがあるだろう。かつては8時間が適正な睡眠時間と考えられていたが、2000年代以降の種々の学術研究の結果、科学的根拠がないことが明らかになっている。



04年に名古屋大学大学院の玉腰暁子助教授(当時)らの研究グループが発表した「睡眠時間と死亡リスク」に関する大規模調査(日本人11万人を10年間追跡調査)の結果によると、調査期間中の死亡率が最も低かったのは男女とも、平日の睡眠時間が「7時間(6.5時間~7.4時間)」の人だった。米国での大規模調査でも、7時間睡眠の人の死亡率が最も低かった。



睡眠時間ごとの死亡率をグラフにすると、7時間を底に睡眠時間が長くなるほど、また短くなるほど死亡率が上がるU字型のカーブを描く。このU字型カーブは「高血圧」「肥満」「抑うつ症」の発症率と睡眠時間の関係をグラフ化しても同様に現れるという。統計的に、睡眠が7時間の人の方が8時間や6時間の人よりも長生きし、健康被害リスクが低いことは知っておきたいデータだ。



だからといって「7時間睡眠がよい」とは言い切れないことが難しいところだ。東京医科大学睡眠学講座の駒田陽子准教授は「適正な睡眠時間は個人差が大きく、体格や体質、体調、加齢によって変わってくる。結論は『人それぞれ』で、自分が昼間にいきいきと生活できるような長さの睡眠時間を自分で見つけるしかない」と指摘する。



睡眠に関するもう一つの誤解は「健康や美容のためには夜中の0時より前に、または0時をはさんで眠るのが望ましい」という説。特に午後10時から午前2時の間は「お肌のゴールデンタイム」とも呼ばれ、重要視する女性も多い。しかし、これも科学的根拠はない。



「0時またぎ説」の理由とされるのが、体の疲労回復や新陳代謝を促す「成長ホルモン」が睡眠中の0時前後に最も多く分泌されるというものだが、これは事実と異なるという。



成長ホルモンは「入眠直後の熟睡期(健康な成人の場合、寝入ってから1~2時間後)にまとめて分泌される」(駒田さん)ことが分かっており、何時に寝ると多く出るかという時刻の問題とは関係ない。成長ホルモンは加齢とともに分泌量が減るので、その確保には「深い睡眠」を安定的にとることが肝要だ。



深くて質のよい睡眠をとるには、まず寝付きをよくする必要がある。そのためには「就床時刻にはこだわらず、眠気に応じて眠くなったら床に就くことが大切」(東邦大学看護学部の尾崎章子教授)。





眠ろうと力まない



快眠のコツ日経121222.jpg



従来は「規則正しい就床」が推奨されていたが、最近の研究の結果、眠くないのに床に就くと不必要に長く床で過ごすことになり、途中で何度も目が覚めてしまうなど、かえって睡眠が浅くなることが分かっている。尾崎さんは「30分寝付けなかったら、床から離れる」ことを勧めている。



また「寝付きをよくするために不可欠」と専門家が口をそろえるのが、朝の光の作用。日本大学医学部の内山真主任教授は「毎朝、起きる時刻を一定にし、起きたらすぐに太陽の光を浴びることが快眠の鉄則。日光を浴びることで人体に備わっている体内時計のリズムがリセットされ、そこから14~16時間後に眠気が生じ、自然に眠れる」と話す。



この朝の光によるリセットが行われないと、体内時計の「睡眠と覚醒のリズム」が崩れる。寝付きが遅くなるだけでなく、体に様々な変調を来すので要注意だ。





■年3.5兆円の経済損失も



睡眠に問題があると、健康に悪い影響を及ぼすだけでなく、日常の仕事においても判断力や決断力が落ちて、遂行能力が低下する。日大の内山主任教授が2006年6月に発表した試算によると、不眠や睡眠不足などが日本経済に及ぼす損失は年間約3兆5000億円。睡眠に問題がある人は、勤務中の眠気で作業効率が大幅にダウンするほか、遅刻や欠勤が多く、交通事故を起こす割合も高かったという。



チェルノブイリ原発事故やスペースシャトル「チャレンジャー号」の爆発事故も、関係者の睡眠不足が一因だったとされる。睡眠時間が1日約3時間と短いことで知られたエジソンは「睡眠は時間の浪費にすぎない」と公言してはばからなかったが、普通の人にとって睡眠は「たかが」で済む問題ではない。



(出典:日本経済新聞)

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