新年明けましておめでとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
花粉症は増え続けている国民病の一つです。
という私も97年春に花粉症と診断されましたが、症状が出ないので
治療はしていません。
花粉が非常に多かった05年に花粉症らしい症状が出ましたので
今シーズンは症状が出そうです。
05年は、乳酸菌カプセルを飲んで2時間後に症状がなくなったので
来春過去最高の花粉が飛んでも楽に乗り切れると楽観しています。
私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。
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忘年会、クリスマス、お正月と、楽しいイベントが盛りだくさんの年末年始が終われば、あの“憂うつな季節”がやってくる。いまや日本人の5人に1人が苦しんでいると言われる“花粉症の季節”だ。
しかも、ウェザーニューズ(東京都港区)の2010年10月の発表によると、2011年のスギ花粉は、前年に比べて、全国的に5倍、関東では7~8倍、近畿では10倍の量が飛散し、過去に大飛散が観測された1995年や2005年と同等か、それ以上の可能性もあると予測されている。
毎年、激しい咳やくしゃみ、不快な目のかゆみや倦怠感などに打ちのめられている花粉症の人間にとって、過去最大級のスギ花粉が飛散するらしい来年の春を思うと、すっかりブルーになってしまう。
『せめて、スギ林の多い田舎には近づかないよう、できるだけ都会で過ごすしかないな』と考えていた矢先、そんな一縷(いちる)の望みさえもぶち壊す話が飛び込んできた。
なんと、スギやヒノキの山林から遠く離れた“都会の花粉”は、“田舎の花粉”よりもひどい花粉症を引き起こすというのだ!
「アジュバント」で都会の花粉が凶暴化!
なぜ、そんなことが起こるのか?
理由は、“都会の花粉”に「アジュバント」と呼ばれる物質が付着・吸着するからだという。
田舎のスギ花粉に比べて、都会の花粉には、花粉以外の物質が多く付着している。これが「アジュバント」と呼ばれる物質だ。
でも、こんな小さな物質をくっつけたからといって、本当に“都会の花粉”の方が“田舎の花粉”より花粉症の症状をひどくしたりするのだろうか。
早速、花粉症を含めて、アレルギー疾患の研究に長年携わっている医学博士、国立環境研究所 環境健康研究領域の高野裕久 領域長に話を聞いた。
「花粉症と同じく、アレルギー性疾患の1つである『喘息』に関する動物実験が行われています。アジュバント物質の代表格であるディーゼル排気微粒子(DEP)、いわゆるディーゼル粉塵をアレルゲンと一緒に与えると、与えない場合に比べて、喘息の症状が出る際に認められる炎症細胞の数が7、8倍に増えます。指標となる物質によっては、約20倍に増えるものもあります。ですから『アジュバントはアレルギー反応を10倍、20倍に悪くする』という表現は、まちがいではありません」
動物実験においては、すでにアジュバントが花粉症などのアレルギー疾患をひどくすることが確認されていたのである。
高野領域長の話によると、アジュバント物質の代表格であるディーゼル粉塵の花粉症への影響については、1980~90年代に指摘され始めたという。
「かつて、栃木県の日光で疫学調査が行われた結果、スギ花粉の量より、むしろ、交通量の多さの方が花粉症の頻度と相関していました」
1987年に論文発表された栃木県日光市の疫学調査によると、交通量の少ない小来川地区と、重要国道であり交通量の多い日光杉並木の周辺地区を比較した結果、スギ花粉の1日の平均飛散数は大差なかったが、スギ花粉症の出現頻度は、小来川地区が5%に対して、日光杉並木の周辺地区である杉並木地区は13%だった。
このことから「スギ花粉が舞っている地域では、交通量(ディーゼル粉塵などの大気汚染物質)の多さによって花粉症の出現頻度を増す可能性が高い」と結論づけられたという。
ディーゼル粒子などのアジュバント物質と一緒になった花粉の方が花粉症を引き起こしやすい。一方、田舎のスギ林でまき散らされた花粉は、風に乗り、都市へと移動する途中、あるいは都会の大気中で、交通量の多い道路や工場などから排出された大気汚染物質(アジュバント物質)を吸着する。
よって、よりアジュバント物質を吸着した率の高い“都会の花粉”の方が、発生源近くで舞い落ち、花粉のみの状態を維持する率の高い“田舎の花粉”よりも、猛威を振るうというワケだ。
“都会の花粉”が“田舎の花粉”より強力になるのは「アジュバント」が原因だというのはわかった。
字数制限で中略
質(アジュバント)と量(花粉)のダブルで来る!
たとえばどんな粒子がアジュバント物質として挙げられるのか。高野領域長に訊ねると、花粉と同じく春の迷惑な風物詩(?)となっている「黄砂」の名前が上がった。
「黄砂には、粒子であることはもちろん、化学物質だけでなく生き物成分も付着しています。大陸の砂漠の砂といっても、生物、特にカビやばい菌などはたくさん棲んでいますし、大都市の空を飛べば大気汚染物質がくっつきます。なおかつ粒径20ミクロンくらいの大きい黄砂は大陸で落ち、日本に飛んで来るのは5ミクロンくらい、ちょうど吸い込みやすい大きさになって飛んで来る……それがたいへんな問題になりえます」
「化学物質も生き物成分も持った吸い頃の大きさの粒子」という黄砂は、花粉症の人間にとっては、まさに“最凶”のアジュバント物質と言えそうだ。
花粉&黄砂……怖さも倍増する。何か対策はないのだろうか?
「ですから、花粉症の方は、花粉情報と黄砂情報の両方に注意すべきでしょうね」
まずは花粉情報と黄砂情報をこまめにチェックして、花粉と黄砂が大量に降り注ぐ日は、できれば外出を控えることである。
花粉情報と黄砂情報のリンク
花粉情報
ウェザーニュース 各地の花粉情報
日本気象協会 花粉情報(1月頃から情報提供開始)
黄砂情報
気象庁 黄砂情報(実況図)
黄砂情報提供ウェブサイト 環境省と気象庁
ほかには、どんなアジュバント物質があるのだろうか?
「どれだけの量でどれだけ悪さしているのかというのはまだわかっていませんが、実験レベルで言いますと、プラスチック製品に可塑剤として入っているフタル酸ジエチルヘキシルや、酸化チタン、ポリスチレンなどのナノ粒子も、アレルゲンと一緒になると症状を悪くするというデータが出ています」
なかでも、ディーゼル粒子が多く舞っている交通量の多い都会に、アジュバント物質となる粒子が多いため、さらに“都会の花粉”が凶悪となるという理解でよいのだろうか。
「都会では、交通量も多いし、工場も多いですから、工場やクルマに由来する大気汚染物質は、田舎より多いかもしれません。ただ、現代の生活に伴って増えている化学物質は、田舎にも蔓延しています。便利な生活には落とし穴がある。ディスポーザブル(使い捨て)の多い生活をすれば、田舎でも、化学物質のアジュバントにさらされる機会は、都会と同じようにあると考えられます」(高野領域長)。
なんだか、気持ちが暗くなってきた。でも、めげてばかりいても始まらない。どうしても外出しなければいけないときは、マスクで完全防備して……。
「直径が5ミクロンほどの黄砂など、大きなものに対しては、マスクやメガネで防御できます。しかし、ディーゼル排気微粒子みたいに小さな粒子になってくると、完璧に防御するのは不可能ですね」(高野領域長)。
それでは、来年の春、スギ花粉が過去最大級の飛散量になるということですが、それにアジュバントが加わったら、いったいどうなってしまうのでしょうか?
「もともと花粉症を持っている人にとって、花粉の量は非常に大きな問題です。花粉が多く飛べば、花粉症の症状は出てしまいます。その意味で、アジュバントが加われば『量と質のダブルで来る』という言い方になるでしょうか」
量と質のダブルで来る……怖い、怖すぎる! なんとか防ぐ方法はないのでしょうか!?
「花粉を抑えればいいんです」
は? と言いますと?
「両方あるのが悪いので、どっちかを抑えることができればいい。そういう意味では、花粉の方が大きいので、抑えやすいんですよ(高野領域長)」
なるほど、そうか!
肝心のアレルゲンである花粉を防げば、アジュバントによる最凶化も防げるわけだ……っていうか、根本的に花粉症を防げちゃうってわけだ!!
じゃあ、外出するときは仕方ないとしても、せめて、家にいるときくらいは、花粉のない生活を目指したいものだ。
(出典:日経トレンディネット)
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