2011年1月7日金曜日

自転車事故:7割が交差点で発生 歩道走行、車の死角に

いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
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毎日新聞記事を要約すると
・日本の自転車事故の7割以上は交差点内で起きている。
・事故要因は自転車の歩道走行にある。
 歩道の自転車は、ドライバーから視認しづらい。
・自転車は車道走行よりも歩道走行の方が危険性が高い。


日本は自転車保有台数も多いが、自転車事故による死者数は
先進国で突出しているほど多いそうです。

自転車が自動車の交通の妨げになると歩道に追いやられ、
交通事故が減ってから被害・加害ともに特に目立ってきています。

歩道に追いやられて自転車利用者の意識が歩行者意識化して
ルール無視、マナー軽視は目に余るようにもなったわけです。

エコ時代は自転車を求めていますので、
・法整備
・道路整備
・賠償保険整備
・指導と取り締りの強化
などが望まれます。

エコ時代は走行性能の悪いママチャリばかりの自転車自体の変化も
求められていると思います。


私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


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****************************【以下転載】****************************

自転車事故の7割は交差点で発生し、その主要因は自転車の歩道走行とみられることが、元建設官僚で住信基礎研究所の古倉宗治研究理事の分析で分かった。自転車を除く交差点での事故率は全体の4割強にとどまり、自転車の事故率は突出。大半は車との事故で、歩道を走る自転車が交差点に進入した際、車道走行時よりも車の死角に入りやすいためだという。自転車の車道走行は危険視されがちだが、むしろ歩道走行の方が危険性が高い実態が浮かんだ。

古倉氏が警察庁所管の財団法人「交通事故総合分析センター」に自転車事故の発生場所の調査を依頼したところ、01年の全国の自転車事故17万5223件のうち71%に当たる12万4574件は交差点で発生。自転車を除いた交差点事故の割合は43%にとどまった。警察庁によると、09年でも自転車事故15万6373件のうち交差点での発生は11万3761件で、73%にのぼる。

古倉氏は、国土交通省国土技術政策総合研究所が02~05年、東京都のある幹線道路の約15キロの区間で行った車と自転車の事故調査についても検討。区間内の交差点で、左折車と直進自転車の事故は計26件あったが、うち25件は自転車が歩道走行で、車道走行は1件だけ。車が脇道から幹線道路に出た際、左右からの自転車と出合い頭に衝突した事故でも、計79件中71件は自転車が歩道走行していた。

こうしたデータを基に古倉氏は、交差点を曲がる車のドライバーにとって歩道を走る自転車はガードレールや電柱、街路樹などで死角に入ることが多く、脇道から出てくる車にとっても角の塀や建物で見えにくいため、事故に遭う確率が高いと分析。これに対し、車道を走る自転車は、右左折するドライバーに見えやすく、脇道から出てくる車にとっても、歩道と比べて角の塀や建物からやや離れていることから死角が少ないとみている。

死角は事故の主要因で、同分析センターが03年まで9年間にわたり約300件の車と自転車との事故を調べたところ、「相手が見えなかった」「見落とした」と証言したドライバーは79%に上った。

交差点以外での自転車の事故5万649件のうち、車道上での「車やバイクによる追突」や「追い越し時の接触」は5404件で、全体の3%にとどまっていた。古倉氏は「ふらつきなどの危険がある高齢者や幼児を除き、自転車は車道を走った方が事故は大きく減少するはずだ」と指摘している。

【ことば】
自転車の走行ルール 道路交通法によると原則として車道の左側端を走らなければならない。歩道を走れるのは例外で
(1)標識などで認められている
(2)13歳未満や70歳以上らが乗る
(3)工事などでやむを得ない
場合に限られる。歩道では車道寄りを徐行しなければならない。

(出典:毎日新聞)





自転車「加害」の事故多発

自転車に乗っていて「加害者」となる事故が増えている。自転車側の交通ルール違反が原因のケースが目立ち、関係機関が注意を呼びかけている。

警察庁によると、自転車と歩行者の事故は、2009年は2934件で、10年前の約3・7倍に増加。自転車同士の事故も09年は3909件で、10年前の約4・4倍に増えた。

死亡事故も起きている。広島市内では10年4月の午後8時40分ごろ、歩道を歩いていた70歳の女性が、前から来た50代の男性が乗った自転車と衝突。女性は転倒して頭を打ち、病院に搬送されたが死亡した。警察によると、男性の自転車にはライトが装備されていなかったという。

自転車は道路交通法では車両の一種で、酒気帯びや無灯火が違反となるほか、2人乗りや並んで走るのも原則禁止。しかし、交通ルールを守らない人も多く、09年の自転車事故の7割近くは、信号無視など自転車側に法令違反があった。

自動車には保険に強制的に加入させ、万が一に備える仕組みがあるが自転車にはない。日本損害保険協会によると、損害保険各社が自動車保険や傷害保険などに特約で付けている「個人賠償責任保険」が、自転車側が加害者となった事故も対象としている。

日本交通管理技術協会の「TSマーク」制度を利用して保険に入ることもできる。同協会が認めた自転車店で1000~2000円を払って自転車を点検すると、TSマークを自転車に貼ってもらえ、1年間有効の賠償責任保険と傷害保険が付いてくる。補償額は最高2000万円。

また、日本サイクリング協会に加入し年会費4000円を払うと、「自転車総合保険」が付いてくる制度がある。事故の際、相手への賠償として最高3000万円(今年度)が支払われる。同協会の担当者は「保険も大切だが、あくまでも万が一のときのもの。まずは交通ルールを守り、安全運転を心掛けて」と話している。

(出典:読売新聞)

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