2011年1月15日土曜日

米国民の健康10年指針、「ヘルシーピープル2020」公表

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日本も2000~2010年「健康日本21」を立案し、
実現すべく健康増進法を制定し、2003年5月1日に施行しました。

健康増進法はほとんど受動喫煙しか報道されていませんが、
国民の健康増進への努力義務まで定めている厳しい法律です。

(国民の責務)
第二条 国民は、健康な生活習慣の重要性に対する関心と理解を深め、
生涯にわたって、自らの健康状態を自覚するとともに、
健康の増進に努めなければならない。

努力義務を定めた法律を制定して数値目標をかかげても
現実的・具体的な施策がほとんど見えないので無残な結果になり、
いつの間にか2012年まで延長されていましたが、
アメリカの動向も加味し、メタボ検診・指導の成果を加えて
「健康日本21」の結果を取り繕うとしているのかも知れません。


私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


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****************************【以下転載】****************************

12月に、今後10年間にわたるアメリカ人の健康づくりをまとめた「ヘルシーピープル2020」が米国保健社会福祉局より公表された。10年ごとの見直しで、米国健康政策の指針となるものだが、理想を高くかかげ過ぎた2010年版を教訓に、2020年版は現状に即した目標設定となっている。
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1979年、国をあげて健康づくりに着手

米国が国をあげて包括的な健康向上・疾患予防計画に乗り出したのは1979年。
米保健福祉局(HHS)が中心となり、乳児、子ども、未成年、成人、高齢者の5ライフステージ別に目標を設定した「ヘルシーピープル」を公表した。

翌80年には「健康向上・疾患予防――国の基本方針」を発表、乳児の死亡率を35%減少するなど、さまざまな健康項目ごとに具体的な目標値を掲げ、健康づくりに関する初の10年計画を打ち出した。

そして、これらを土台に、政府当局や専門家らはさらに議論を重ね、1990年に「ヘルシーピープル2000」、2000年に「ヘルシーピープル2010」の10年計画を発表。

いずれも具体的な目標を設定し、定期的に目標と現実とのギャップをチェックし改訂を加えている。政府はもとより、地域社会や医療施設、学校などが健康づくりの基本としてこれを利用している。

2010年版、達成度はわずか19%

「ヘルシーピープルは、アメリカ国民の健康、寿命、生活の質を向上させるうえでのロードマップあるいはコンパスのような役目を果たしている」と、HHSのアシスタントセクレタリー、ハワード・コウ氏は説明する。

しかし、ロードマップやコンパスの誘導があっても、目標地点にはなかなか到達しないのが現状だ。ちなみに、疾病対策センター(CDC)が12月9日に公表した統計によると、アメリカ人の平均寿命は2007年の77.9歳から2008年には77.8歳と、わずかだが下がっている。

HHSによると、2000年に発表された「ヘルシーピープル2010」の目標達成度はわずか19%。目標は達成できなかったが向上はみられた――少しばかり甘く評価すれば達成度は52%になる――とするなら、ロードマップやコンパスの役割は果たしているといえなくもないが。

2010年版の目標達成度が低かった理由として、あまりに野心的な目標値を設定したことが指摘されている。
たとえば、肥満については、2000年にアメリカ人の約25%が肥満であったが、2010年までに15%に削減するという目標を掲げた。ところが、実際には目標を数段上回る34%にまで肥満人口が増えた。

そうした反省から、2020年版では肥満目標を30.6%としたが、2010年版でも現状を踏まえ、実現可能な範囲に設定しておけば、目標達成度は50%になったものとみられている。

がん死亡率、毎年減少傾向に

そこで、ヘルシーピープルの目標値を2010年版と2020年版でいくつか比較してみた。
まずは、がんの死亡率から。10年版目標値では、がんによる死者数を人口10万人に対し158.61人と設定。これに対し20年版では人口10万人に対し160.6人に引き上げている。

ちなみに、米国がん協会が7月に発表した「ガン統計2010」によると、米国で10年のがんによる死者数は男女合わせて推定56万9490人。がんによる死者数は毎年、減少傾向にあることから、目標値も実現可能な範囲に引き上げられている。

脳卒中による死亡率については、10年版の目標値は10万人につき50人。これは10万人につき62人が死亡した1999年の統計をもとに設定された。一方、20年版は10万人につき33.8人で、10万人につき42.2人が死亡した2000年の統計をもとに算出されている。

健康な体重については、10年版は、理想とされるBMI値(18.5以上25未満)の成人を成人人口の60%とかなり高い目標を掲げたが、20年版では33.9%に設定。肥満人口が増える中、肥満人口減少率と同じく、10年版の教訓から実現可能な範囲へとかなり控えめに押さえている。

禁煙の目標値は、10年版が喫煙人口を18歳以上の総人口の12%としたのに対し、20年版も横ばいの12%に設定。10年版は1998年の成人総人口における喫煙率24%を基準に12%を打ち出したのに対し、20年版は08年の喫煙率20.6%を基準にしていることから、禁煙目標値でも20年版はやや控えめといえるだろう。

20年版、アルツハイマー症やゲノムなど新項目を追加

医療および予防医学の専門家をはじめ、連邦や州の政府当局、2000を超える関連団体が議論を重ねたうえ、一般から寄せられた8000を超えるコメントを検討し作成された「ヘルシーピープル2020」。アメリカ人の健康問題の現状を見据え、10年版にはない新たな項目も幾つか加わっている。

追加されたのは、思春期の健康、血液疾患と血液の安全、アルツハイマー症を含めた認知障害、小児期の初期と中期、ゲノムの機能や構造の解説、グローバルヘルス、健康がらみの生活の質向上、看護関連の感染症、同性愛者・バイセクシュアル・性転換者の健康、高齢者の健康、流行疾患などの緊急事態への予防と準備、睡眠障害などを含めた睡眠に関する健康、公共の場における健康。いずれも、アメリカ人が現在そして将来的にも抱える問題が盛り込まれている。

(出典:大和薬品「健康かわら版」)

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