いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。
1世帯当たり平均所得が20年前と同じまで下がったそうで、
デフレスパイラルが続き、雇用も回復していません。
厳しさはさらに続くと考えた方が賢明で、対策はいろいろ考えられます。
・人一倍働ける気力・体力づくり
・人一倍働く
・集中して仕事の効率を上げる
・総労働時間を増やす
・収入の柱を増やす
・家庭内の働く人の頭数を増やす
・経費を減らす
・違法な脱税でなく、節税して税金を減らす
最もよい方法は、人一倍働ける気力・体力づくりをしながら
雇われない複業で人一倍働いて収入を増やし、節約・節税することで、
むずかしなくお役に立てています。
社員元気で会社も元気
私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。
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*****************************【以下転載】*****************************
会社の人員削減や給与カットで、金銭的にも心理的にも、不安や苦しさを抱える女性が増えている。
不況と向き合いながら暮らす女性たちに、話を聞いた
まさか20代でリストラされるなんて。
両親への電話で、涙が出ました(29歳・金融・秘書)
「08年の5月、突然社長に呼び出され、『会社の資金繰りが苦しい』と3カ月間の給料15%カットを言い渡されました」
和田香織さんが勤めていた投資顧問会社は、サブプライム問題の余波を受けて急速に経営が悪化していた。やがて鉛をのむような息苦しい日々が始まる。「倒産だけは避けたいと、和やかだった社内の雰囲気が一変して緊迫し、残業も増えた。なのに給与明細を見ると先月よりずっと少なくて、悲しい気持ちに」。仕事は好きで続けるもの、お金のためじゃない…ずっとそう思ってきたが、「やっぱりお金は働く“糧”なんですね。お金の価値観が変わりました」。
だがまもなく、「会社の資金が尽きる。限界だ」と聞かされる。08年7月末、会社は倒産。和田さんは28歳で職を失った。
実家で暮らす両親には、電話で報告した。「『まだ若いのだから頑張って次を探しなさい』と励まされて、思わず涙が出ました。再就職先が決まるまでは友人にも言えなくて」。金融業界には1年半前に転職したばかりだった。難解な金融用語を覚え、もっと仕事の幅を広げたいと考えていたが、「完全にキャリアプランが狂ってしまいました」と唇をかむ。
“罪滅ぼし”だったのか、転職先を紹介してくれたのは当時の社長だった。退職金も失業手当も出なかったが、「早く新しい場所でやり直したくて」、ヘッジファンドに転職を決めた。
その2カ月後、08年9月にリーマン・ブラザーズが破綻。本格的な不況の波が訪れた。一度傾いた会社の資金が底をつく早さを体感した和田さんは、リストラや派遣切りのニュースに誰よりも現実味を感じるという。
「仕事で金融機関に電話をかけると、『実は私、今日で退職です』『担当の○○さんはリストラされたようです』などと、毎週のように誰かがいなくなっていくんです。当初は『なぜ私だけが…』と落ち込みましたが、むしろ今では、転職先がある早い時期でよかった、20代の独身のうちでよかったと思えるほど」
安定はない――。これが和田さんの学んだ教訓だ。いつ職を失うか分からないという不安が、常に頭の片隅を占めている。現在も人材紹介会社に登録し、常に求人をチェック。資格取得も考えているという。
簡単にクビになる派遣社員は
人ではなくモノ扱いです(26歳・自動車・派遣)
自動車会社の派遣社員、有田麻耶さんも、同じ不安を抱えている。
09年の1~3月の実質国内総生産(GDP)成長率はマイナス15.2%と、戦後最悪に。製造業では生産調整が続き、有田さんも今年のゴールデンウイークは16連休だった。「一番打撃を受けたのは製造部門。生産をしない日には清掃をしてもらうなどして、何とか契約をつないでいる状態」
それでも、今年に入って派遣社員が契約を更新されないケースが増えているという。さらに有田さんの会社では、派遣社員の時給を上げない方針が決まった。「正社員の中には『会社は派遣社員に知識と経験を与えているのだから、給与まで上げる必要はない』と言う人も。一人当たりの仕事量が増えたのに残業はするなと言われ、さらに時給も上がらず、物理的、精神的に苦しい」。人手不足を訴えると「辞めさせたあの派遣社員、また来てくれないかな」と冗談を飛ばす社員も。「派遣社員を人ではなく、モノとして扱っているように感じます」と憤る。
「かつて会社と社員は“両思い”で、互いに支え合っていた。けれど会社が社員を守ってくれる時代は終わりました」と、経済ジャーナリストの荻原博子さん。「生活を守るためには、とにかく定職を確保すること。専門スキルを磨き、リストラされない、転職に強い人材になることが大切」(荻原さん)
ただ、定職についていても、低い給与に悩む読者は多い。読者アンケートでお金に対する悩みを聞くと、「貯蓄ができない」や「老後の資金が不安」を抑えて1位となったのが、「給料が増えない」だった。右肩上がりの昇給が望めない今、日々の生活にさえ困る女性もいる。
東京に出て2年間働いて、
こんなにお金がないとは思わなかった(26歳・人材・人事)
人材紹介会社の人事として働く吉本結花さんは、3年前就職と同時に上京し、ひとり暮らしを始めた。月収は23万円、年収は年俸制で340万円。ボーナスの代わりに業績と評価に応じたインセンティブ(報奨金)がもらえる予定だった。
だが昨年から転職市場の縮小に伴い、会社の業績が悪化。インセンティブは一昨年の半分以下に減少し、給料の1カ月分にも満たなかった。昇給を見込んで契約した部屋の家賃8万2000円が家計を圧迫し、さらに奨学金の返済や利率の高いクレジットカードのリボ払いが重なって、毎月のやりくりで精一杯。貯蓄ができず、現在も銀行の残高は5万円程度しかない。
「家賃の安い部屋に引っ越そうにも、引っ越し費用や敷金・礼金を払うお金すらないんです」
さらに昨年、部屋の更新が重なった。家賃1カ月分と火災保険、手数料を含めて10万円以上。もちろん払えない。親に頼るのも引け目を感じる。「結局、大家に頼んで分割払いにしてもらい、月に1万円ずつ返済することに。事実上の借金生活です」
できることといえば、日々の出費を削ること。外食はほとんどせず、ランチは毎日360円のお弁当。飲み物は薬局やスーパーで買った安いお茶を小さいペットボトルに詰め替えて会社に持参する。クレジットカードを持ち歩くのはやめ、ATMは手数料のかからない場所を選ぶようになった。
「就職した07年当時は、もっと景気が上向いて年収も上がると思っていた。東京で2年間働いて、まさかこんなにお金がないなんて」と、ため息をつく。
会社の業績悪化や残業削減によって、手取り額が減ったという人は少なくない。そんな中、生活レベルを下げることで、光を見出した女性もいる。
保険会社に勤める若田まゆみさんは昨年末まで、夫と都内で家賃16万円の1DKに住んでいた。だが、夫の会社で残業が禁止され月収が減ったのをきっかけに、神奈川県にある家賃12万円の3DKに移転。通勤時間は長くなったが部屋は広くなり、周辺の物価も安く、住み心地は良くなったという。
09年から若田さんの会社でも残業が禁止され、月収はさらに2万~3万円減ったが、「体の負担が減り、買い物をして自炊とお弁当作りの準備をする余裕ができた」。さらに家賃と食費を抑えたことで、「以前は貯金ができなかったのに、引っ越し後は月に2万~3万円の貯蓄ができるように。不況も悪いことばかりではないと感じています」
経済や雇用情勢は目まぐるしく変わっていく。職を確保し、状況に合わせて生活レベルを変えながら、日々の幸せを見つけていく――。それができるようになれば、どんな変化にも負けない自分になれるのかもしれない。
Q.日本の首相に一言!
「派遣なので雇用安定を強く望みます!」(38歳・証券・一般事務・年収250万円)
「みんなの給料を確保して!」(32歳・建設・一般事務・年収450万円)
「食料品は無税にしてほしい」(41歳・福祉・年収350万円)
「定額給付金より、病院や福祉にお金を使って」(39歳・小売・一般事務・年収100万円)
「一般庶民の生活を知ってほしい!」(26歳・運輸・SE・年収400万円)
取材・文/久保田智美 ※文中はすべて仮名です
(出典:日経ウーマンオンライン 2010年6月8日)
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