いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。
コレステロールのLH比が取り上げられるようになったのは
比較的最近です。
私は自慢できるほどよい生活習慣なのでLH比は、1.5以下です。
血圧も若い時はまったく変わらず100~110/65~75mmHgで、
献血の時に医師から時々秘訣を聞かれますが、ニッコリと微笑むだけに
しております。
むずかしくありませんので、お互いに顔晴(がんば)りましょう。
私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。
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コレステロールの値が気になる人は多いだろう。コレステロールには「悪玉」と「善玉」があり、両者のバランスを診る「LH比」が、動脈硬化の新しい指標として注目されている。悪玉コレステロールの値が正常の範囲内でも、善玉コレステロール値が低過ぎるというようにバランスが悪いと、心筋梗塞(こうそく)などのリスクを高めることが分かってきた。
動脈硬化は血管の壁が硬く厚くなったり、血管の内側に汚れが付いて狭くなったりして、血流が悪くなる血管の老化現象だ。「老化といっても、最近では働き盛りの世代も注意が必要」と警鐘を鳴らすのは、東山武田病院(京都市)の桝田出(いづる)・武田病院グループ予防医学・EBMセンター長。
動脈硬化が引き起こす病気には、心筋梗塞や脳梗塞、閉塞(へいそく)性動脈硬化症、大動脈瘤(りゅう)などがある。中でも心筋梗塞や狭心症など心疾患による死亡率はがんに次いで二番目に多く、増加の一途。
動脈硬化が恐ろしいのは十代から始まり、自覚症状がないまま進行すること。高血圧や糖尿病などのリスクがあれば、進行はさらに加速。中でも最大のリスクは、コレステロールや中性脂肪の値が異常に多かったり少なかったりする脂質異常症だ。
動脈硬化の発症にかかわるコレステロール、そもそも正体は何だろう。コレステロールも中性脂肪も血液中に溶け込んだ「あぶら」。敵視されがちだが、細胞の機能を維持するには必須の脂質だ。そのままでは、水分の多い血液に入り込めないため、タンパク質などで覆われた「リポタンパク」と呼ばれる粒子に姿を変えて存在する。
リポタンパクには、コレステロールを多く含む「低比重リポタンパク(LDL)」、コレステロールが少ない「高比重リポタンパク(HDL)」などの種類がある。「LDLは肝臓で作られたコレステロールを体内に運ぶ運搬係。一方、HDLは体内で余ったコレステロールを回収して肝臓に戻す役割を担う」と桝田氏は説明する。
LDLで運ばれるコレステロールは、血液の中で増えすぎると血管壁にたまって動脈硬化の原因となるため、一般的にLDLは「悪玉」と呼ばれているが、「コレステロールそのものよりも、その役割の方が重要」(桝田氏)。運搬係の悪玉を減らし、回収係の善玉を増やせば脂質異常症を改善でき、動脈硬化の予防や改善につながる。
そこで具体的な目標値として注目されているのがLH比。悪玉値を善玉値で割った値を指す。国内のデータでは、2・5を超えると、動脈硬化が顕著に現れることが分かっている。桝田氏は「まずは悪玉の数値を管理目標値まで下げた上で、高血圧や糖尿病のリスクがある人は1・5以下を、リスクがなければ2・0以下を目標にしてほしい」と話す。
◆生活習慣見直し改善
LH比の適正な管理は、食事の改善や運動不足の解消、喫煙や飲酒といった生活習慣の改善が不可欠だ。東山武田病院は二〇〇六年、生活習慣病予防外来を設けた。
通常の外来では合併症のある患者の診察に追われ、生活指導まで対応できない。予防外来では六十五歳以下を対象に食事や運動習慣の改善を目的として、半年間、薬を使わない治療を行う。医師だけでなく、日本糖尿病療養指導士の資格を持つ看護師や管理栄養士、健康運動指導士、保健師、検査技師によるチーム医療で取り組む。
まず看護師や保健師が生活習慣などを聞き取る。管理栄養士は患者に合わせたメニューを設定。野菜や魚中心の食事で、中性脂肪を減らしていく。管理栄養士の市川菜々さんは「生活習慣病の患者は栄養のバランスが悪く、カロリーも過剰。休肝日を一日設ける、間食を減らすなどの目標を決め、達成してもらうよう心掛けている」と話す。
運動により動脈硬化の程度が小さくなることも分かっている。健康運動指導士は、ストレッチやウオーキングなど具体的な運動メニューを提示する。「本格的な運動でなくても、毎日の生活の中で、なるべく歩く時間を増やすよう指導する」と同指導士の今井優さん。十分間歩くと約千歩。駅まで歩く、速足で歩く、短い距離ならタクシーを利用しないなど、できる工夫を毎日少しずつ継続するよう指導している。
(出典:東京新聞)
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