いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。
メンテナンス・リハビリのようなリハビリはQOL(生活の質)を
維持・向上させるために重要ですが、やっている病院は少ないようです。
母を自宅介護していた時に毎日1万歩を目標に妹が母と一緒に
歩いていました。
季節、天候にかかわらず毎日毎日毎日歩いていましたので
近所からは鬼娘の介護と言われたこともあったそうですが、
歩く筋力維持には重要なので気にせずに続けさせました。
これだけの筋力があっても入院して屋上での歩行運動を禁止されて
薬で寝かしつけられ、たったの1週間で立てなくなり、歩けた脚力は
簡単に奪われましたが、効率重視医療の一つの現実であり、
これほど短期での脆弱化を知っていたら病院側が禁止しても
歩かしたのにと残念無念で後悔しましたが、後の祭りで寝たきりに
されたわけで、寝たきりになってから認知症は急速に進行しました。
記事のような病院だったらこんな馬鹿なことはしないと思いますので
全国に増えることを強く期待します。
私のライフワーク:人生3大不安の健康、経済、孤独を解消するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。
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脳出血などを患うと体に不自由が残るが、発症から半年を目安に医療保険でのリハビリは減る。医師が必要と見なした場合は集中リハビリを行うことも可能だが、どこででも行われているわけではない。在宅で身体機能が急に衰えた患者などを対象に、入院で集中リハビリを提供している病院では「患者さんの在宅を支えるために、絶対に必要なサービス」と訴えている。
長野県に住む若菜節夫さん(71)は8年前に脳出血を患い、右まひがある。とはいえ、1年前までは600メートルを20分くらいかければ歩いていたし、手をつなげばトイレにも行った。しかし、無理な力のかけ方で右足の指が曲がり、手術のため入院。1カ月程度歩けずにいたら、歩くことがままならなくなった。
介護保険で訪問リハビリなども受けていたが、物足りなかった。危機感を抱いた妻の茂代さん(66)が評判を聞いて問い合わせ、節夫さんは昨春、埼玉県の霞ヶ関南病院に短期入院をした。
受けたのは身体機能が急落した患者を対象に行われる短期集中リハビリで、「メンテナンス・リハビリ」と呼ばれる。茂代さんは「入院した日から、ほかの病院でのリハビリとは全然違いました。初日に『足の長さが2センチ違うから』と、装具を修正してくれて、つけたら夫が歩くんです」と感激の様子だ。
リハビリは日に3時間。PT(理学療法士)かOT(作業療法士)がついて1対1で行われる。立って、しゃがんで、物を取って、持ち上げるスクワット。足に重りをつけて、けって上げるなどの筋トレ。茂代さんは「本人が辛(つら)くなっても、まだやるというやり方で…。ほかの病院で受けたリハビリでは『疲れたら、この辺までにしましょうか』と言われるのが普通で、リハビリ後も状態が変わらないこともありました。でも、霞ヶ関南病院では『休みましたか。じゃあ続きをしましょう』って。優しいだけではリハビリにならないと分かりました」と言う。
個別リハビリだけでなく自主トレもあり、“宿題”も出た。歩数計を持たされ、「明日までに4000歩歩く」とか、「つかまらずに、ベッドから立ち上がりを10回」など。茂代さんは夫が退屈だろうと病室に小型テレビを持ち込んだが、疲れ果てた節夫さんは毎日、午後7時には熟睡していた。
2週間後にはつえなしで歩けるようになり、歩くスピードも以前の1・5倍に上がり、退院した。入院費用は医療保険適用の約5万5千円(1割分)と、日に5千円の個室代を含む自費負担分約8万円の計約13万5千円で済んだ。
歩行スピードが上がると、生活が変わる。外出できなかった節夫さんは退院以来、スーパーに出かけるようになった。茂代さんは「本人もやればできると思うようになりました。今は旅行の計画を立てています」と話している。
霞ヶ関南病院は「在宅を支える病院」を自認する。入院患者の住まいは、ほとんど病院から5キロ圏内。斉藤正身院長は「夜中に緊急事態があっても30分以内に医師が駆けつけられる距離です」と言う。
「メンテナンス・リハビリ」は、実は同院の造語。在宅で急に状態悪化した人に集中リハビリを提供し、状態回復、改善を目指す。
医療保険では、脳出血などの発症から半年が過ぎた患者に状態維持のためのリハビリを行う場合、月に「4時間20分まで」の上限がある。しかし、医師が患者の身体機能向上につながると見なせば、これを超えてリハビリを提供できる。
■在宅で機能低下の患者対象 家族、本人に心理的効果も
霞ヶ関南病院の運営企画推進部長で、PTの岡持(おかじ)利亘さんは「病気をした後のお年寄りの身体機能はダイエットのリバウンドと同じで、常に低下する危険と隣り合わせです」と言う。
転んだのでしばらく歩かなかった、風邪で寝込んだ、家族にトラブルがあったなどをきっかけに活動量が減り、立ったり座ったりが心もとなくなる。家族から「危ないから寝てて」などと言われるうちに、トイレに行けなくなり、家で暮らせる最低ラインの身体機能を失ってしまう。そんなときに集中リハビリを行い、再び自宅に帰すのがメンテナンス・リハビリの狙いだ。
しかし、こうしたサービスを提供できる病院は少ない。PTやOTの人数や力量が求められる一方で、ベッドのやりくりは難しく、経営上のメリットは薄い。同院はメンテナンス・リハビリの患者へ主に「回復期リハビリ病床」を使うが、この病床への入院は本来、脳出血などの発症から2カ月以内の患者が対象。対象外の患者を受け入れるには診療報酬上の制約がある。
経営的なメリットはないが、斉藤院長は「必要な医療サービス」と断言する。見いだしているのは、リハビリによる身体機能の回復だけでなく、患者や家族が「在宅で暮らし続けられる」と思うようになる心理的効果だ。
「在宅で身体状態が悪くなっても、リハビリをくさびのように打ち込めば、患者さんも『帰れる』と思えるし、家族も『できるかも』と意識が変わる。在宅を続けるカギは、家族をやる気にさせられるかどうか。退院するときに『身体機能が急に落ちたら、すぐに病院がかかわるから、いつでも連絡を』と言えば、患者さんは安心して家に帰れます」と斉藤院長は話している。
(出典:産経新聞)
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