2012年8月4日土曜日

ドライアイ患者800万人 広がる治療の選択肢 市販薬、防腐剤に注意

おはようございます。

いつもいいね!やコメントありがとうございます。

ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。

毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。





ドライアイでお悩みの人は多いようですが、

エアコンとパソコン、コンタクトレンズという三「コン」の普及で

ドライアイが増えているそうです。



ドライアイの簡単なチェックです。



・眼球が乾いた感じがする

・目が充血していることが多い

・眼球の奥が熱っぽく感じる

・テレビ、パソコンなどを長く視聴できない

・光がまぶしく感じる

・目がかすむ

・目の奥が痛くなる時がある



一つでもあれば、ドライアイか予備軍と言えそうで、

そのまま放っておくと心配になります。



ドライアイの大きな原因としては、目の酷使と

不規則な生活習慣であり、自身の目は自身で守る

ことが重要です。





ドライアイはなかなか治らないようですが、

先端療法の一つである栄養療法だとすぐによくなりますが、

あまり知られていないように感じます。





私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。

私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。





関連ブログ

乾燥する冬 特に注意 ドライアイ、患者増える

目の疲れ・やにが出る・頭痛、ドライアイですよ

オフィスワーカーの3人に1人がドライアイ



****************************【以下転載】****************************



働き盛りの世代を中心に眼の疲れや乾きなど「ドライアイ」の症状に悩む人が増えている。日本眼科学会によると、全国の患者は推計約800万人。コンタクトレンズの普及に加え、パソコンや携帯電話の使用時間が長くなっていることが目に負担をかけている。市販の点眼薬の間違った使い方で症状が悪化し、放置すると感染症になるおそれも。治療の選択肢は広がっており、専門家は早めの受診を呼びかけている。



ドライアイ日常生活の注意点日経120802.jpg



神奈川県の会社員、稲葉尚子さん(28)は5カ月前、涙の排出口をふさぐ「涙点プラグ」という治療を眼科で受けた。社会人になったころからコンタクトレンズの不快感に悩んでおり、目薬では思うように改善しなかった。



この治療法は、目頭の上下にある涙点をシリコンやコラーゲンの小さなプラグでふさぎ、目の中に涙をとどめる。両目の涙点計4カ所をすべてうめる費用は保険3割負担の人の場合で1万円程度だ。



「装着にかかった時間はほんの数分。痛みは感じなかった」と稲葉さん。「何度点眼しても目がごろごろして辛かった。今はほぼ気にならない」という。



ドライアイは涙の質や量が低下することで、目の表面の健康が保てなくなる病気。目の表面はもともと凹凸があり、涙が表面に乗ることで一枚のきれいなレンズになる。ドライアイの人は涙が目の表面にうまく乗らず、レンズがゆがむため物が見えづらくなる。



主な症状は目が乾く▽光がまぶしい▽目やにが出る▽目がごろごろする▽目がかすむ――など。



慶応大病院(東京・新宿)の小川葉子医師は「涙には殺菌作用があり、少ない状態を放置すれば、目の周りで感染症が起きやすくなる」と話す。悪化すると、慢性的な頭痛や肩こりに発展することもある。





重症なら軟こう



治療の選択肢は増えている。軽度の患者はまず人工涙液タイプの目薬が処方される。最近、目の表面で涙を保持する「ムチン」の分泌を促す目薬も登場した。「重症の場合でも、防腐剤の入っていないものを使うだけで、症状が改善する場合も多い」(小川医師)。



涙点プラグは目薬で改善しない場合に有効とされる。「朝、目が開かない」などの症状には、就寝前に目の中に入れる「眼軟こう」が効く。自分の血液を薄めた「自己血清」は重度の患者に点眼させる。



ドライアイ外来を置く吉野眼科クリニック(東京・台東)の吉野健一院長は「失明などにつながる重篤な例は少ないが、なかなか治らない慢性疾患。つらかったり生活に困ったりするようなら医師に相談して症状や程度に合った治療を見つけてほしい」と話す。



ドライアイを予防するために日常生活ではどのようなことに気をつけるべきか。吉野院長が指摘するのが、「PACS(パソコン、エアコン、コンタクト、ストレス)」の見直しだ。



コンタクトレンズは長時間の使用を避ける。角膜の神経が鈍り、涙の分泌の反射も悪くなるからだ。乾燥しにくいシリコーンハイドロゲルのものを選ぶのも良いという。パソコンを使う場合は意識的にまばたきし、1時間に数分は画面を見ない時間をつくる。保湿眼鏡をつけたり、加湿器で部屋の湿度を保ったりすることも効果的という。



市販の目薬はうまく使いたい。ソフトコンタクトレンズを装着したまま使用できる涙液型、ビタミンやアミノ酸を含み目の疲れなどをとる複合型などがある。「症状によっては複合型の方が効果的。コンタクトを装着している日中は涙液型、外した後に複合型といった使い分けもできる」(ロート製薬)という。



ドライアイ向けに、ムチン層に含まれる成分「コンドロイチン硫酸ナトリウム」やゴマ油の入った製品も開発されている。点眼は1日5~6回、間隔を5分以上開け、まつげやまぶたに触れないようにするのがポイント。開封した後は2~3カ月で使い切るのが良いという。



症状がひどい場合、防腐剤が入った目薬の使用は注意する必要がある。一時的に爽快感を得られても「涙の少ない状態で点眼すると防腐剤が薄まらずにそのまま目にたまってしまう」(小川医師)ためだ。傷ついた目の表面に防腐剤がたまると炎症を起こし、不快感が増す。





全身疾患の場合も



ドライアイのような目の違和感は糖尿病などの全身の病気のときに表れる場合もある。また、目が開けにくくなる「眼瞼(がんけん)けいれん」の初期症状はドライアイと似ている。症状が長引くようであれば早めに専門医に診てもらうよう心がけたい。



(出典:日本経済新聞)

0 件のコメント: