2012年8月1日水曜日

早発型アルツハイマー病のマーカー

おはようございます。

ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。

毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。





最も罹りたくない認知症は何種類かありますが、その一つの

アルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告

でるほど増えています。



今回の記事は、アルツハイマー病の症状が現れる25年前に

マーカーで検出できる可能性があるそうで、

超早期治療ができることになります。





日本でも認知症は増加し、推定で240万人と言われていましたが、

最近の調査によると

href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/201205270000/">65歳以上の認知症有病率は14%なので

410万人にもなり、従来の2倍弱という驚愕の患者数です。





しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、

運動が一番重要だそうですが、

日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、

さらに患者が増えそうな心配ネタの一つだと思います。



脳を鍛えるには運動しかない



認知症と生きる3東洋経済1004.jpg



時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている

細胞内のβアミロイドのような異常タンパク質をうまく除去することが

出来る革命的な発明がされ、まるで魔法のようだと言われます。





認知症の予防もむずかしくないと思っていますので

予防したい方は、お互いにしっかり顔晴(がんば)りましょう。





私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。

私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。





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****************************【以下転載】****************************



髄液に含まれる物質の変化によって、早発性のアルツハイマー病を、症状が現れる25年前に検出できる可能性が報告された。



早い場合には30歳で発症する早発型アルツハイマー病は、症例の1%に満たない稀なタイプであり、特定の遺伝的変異がその原因。研究を率いた米ワシントン大学医学部(セントルイス)教授のRandall Bateman氏によると、「両親にこのような変異が1つあれば50%の確率でアルツハイマー病になる。本人にこの変異がある場合、30代、40代あるいは50代でアルツハイマー病になるのはほぼ確実」という。



Bateman氏は、今回の国際的研究(Dominantly Inherited Alzheimer Network:優性遺伝性アルツハイマー病ネットワーク)から得られた知見が、一般的なタイプのアルツハイマー病にも応用できる可能性があると述べている。米国では500万人を超える人がこの疾患に罹患していると推定され、その数はベビーブーム世代が高齢化するにつれて急増すると予測されている。疾患の発生から顕著な症状が現れるまでの期間が新たな治療の機会となる可能性があると同氏は述べ、疾患予防の取り組みに期待を示している。この報告は、医学誌「New England Journal of Medicine」7月11日号に掲載された。



今回の研究では、家族歴からアルツハイマー病になる可能性の高い128人を対象に、疾患の明らかな徴候を探った。その結果、症状の現れる25年前に脳のプラークの主成分となるアミロイドβの脳脊髄液中の濃度低下が顕著になることが判明。このような早発性の患者では、脳スキャンでも症状発現の15年前にプラークを検出することができるが、新たなマーカーが発見されたことにより、さらに早期の治療が可能になると同氏は述べている。このようなマーカーの変化はアルツハイマー病に特有のものだという。



今回の研究では、さらに次の所見が認められた。



・症状発現の15年前に、脳細胞にみられる蛋白の一種であるタウの髄液中濃度が増大。



・症状発現の15年前に脳構造の縮小が起こる。



・症状発現の10年前に脳による糖の使用量が減少し、ある程度の記憶障害が始まる。



専門家の1人は、今回のデータから得られた最も劇的な知見は、鍵となるマーカーの低下が疾患の臨床的発症の25年前に生じる点であり、もしアルツハイマー病の平均発症年齢が75歳ならば、50歳で薬物療法を始められることを意味するとしている。研究グループは、最終的に、すべての成人が50歳で髄液検査または脳アミロイドの画像検査を受けるようになることを期待しているという。一方、別の専門家は、今回の研究結果を遅発型アルツハイマー病の予防や治療に利用するまでには長い期間がかかると予測し、すでに何百万人ものベビーブーマー世代が高齢に差しかかっていることを考えると、その前に時間がなくなることが懸念されると述べている。



(出典:HealthDay News)

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