2010年4月7日水曜日

未曾有の不況「就職予備校」に新大学4年生殺到「大学より頼れる」

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ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
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日本の大学は、世界一甘い・ゆるいと指摘されているそうですが、
この就職難で少しは改善されるのでしょうか。

今年卒業した大学生は過去最低の内定率で、来年卒業見込みの
大学生は留年組、就職浪人組がプラスされ、企業の雇用意識は
悪くなっているそうなので、おそらく今年を下回る内定率になるのでしょう。

そんなことから就職予備校に新大学4年生が殺到している報道ですが、
親や学校、先輩などが頼りにならないのでしょうか。
しかし、せっかく入社しても3年以内に3割が転職してしまうそうです。


私は子供がいませんが、いたら私と同じ仕事をしていると確信していますが、
厳しい現実を理解して明確な目標を立てて就職活動したいものです。

格差は拡大

給与階層別分布と変化.jpg

サラリーマン、出世はあっても成功なし

ある事業家のコトバでしたが、今では出世もむずかしいと嘆く
サラリーマンが多いように感じます。

サラリーマンの大成功者であるはずの一部上場企業の社長は、
二度とサラリーマンはやりたくないと答えているほどなので、
サラリーマンは社畜だと指摘する経営者もいるわけです。

サラリーマン大成功者の就職希望先.JPG

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*******************************【以下転載】*******************************

未曾有の不況で大学生の就職内定率が過去最低となった昨年度の「就活戦線」。苦戦する先輩の姿に危機感を抱いた新大学4年生が、就活を支援する「就職予備校」に通うケースが増えている。昨年に比べ入校生が4倍と大幅に増えた予備校もあり、学生からは「大学やOBに相談するより頼りになる」という声も聞かれる。背景には学生一人一人の相談に対応しきれない大学の不十分な支援体制もあるようだ。

3年生の夏ごろから動き出す大学生の就職活動は4月に入り、選考のヤマ場を迎える。昨年度の大学生の就職内定率(2月1日現在)が過去最低の80・0%にとどまり、景気回復の兆しもない中、新4年生は高い危機感を抱いている。

「大学の就職支援課は1カ月先まで予約がいっぱいで、相談に乗ってもらえる状況ではない。OBに話を聞いても、ここまでの不景気を経験したことがないせいか、アドバイスに具体性がなく、役に立たない」

こう感じた埼玉県内の私立大4年の男子学生(21)は昨年11月、都内の就職予備校に通うことを決意した。

就職予備校は、大学生や転職を目指す社会人を対象に、企業に人事指導する採用コンサルタント会社の勤務経験者など人事のプロが講師となって、就職活動の要点を徹底的に指導する。模擬面接を繰り返し、内定獲得まで回数無制限でエントリーシート(応募書類)の添削が受けられるコースもある。

不況の進行とともに数年前から増え始めているが、今年度は例年に比べて入校希望者が激増したという。

大手「内定塾東京校」(東京都千代田区)の今年度の入校生は200人で、昨シーズンの50人から4倍増。4月に入っても入校の問い合わせが絶えず、約100件の入塾の申し込みを断っている。やはり大手の「我究館(がきゆうかん)」(東京都港区)では、4月に開催した入校希望者向けの説明会の参加者が前年に比べ40%も増えたという。

都内の私立女子大4年の女子学生(21)は今年2月、迷わず就職予備校の門をたたいた。就職できずに留年している先輩を見て「二の舞いにはなりたくない」と思ったからだ。

「大学では教えてくれない就活の具体的な方法を教えてくれる」「精神的に落ち込んだときのフォローもしてくれる」…。就職予備校に通う大学生らは、口々にこう話す。

保護者からの問い合わせも多く、「内定塾」を運営するガクーの宮川洋社長(29)は「本人よりも親の方が熱心」と驚く。

ただ、費用は安いとは言い難く、「内定塾」の受講料は年間12万8千円、「我究館」も同14万8千円程度かかる。大きな出費だが、学生からは頼られている。

こうした状況に文科省も対策に乗り出し、「職業指導」(キャリアガイダンス)を義務化するよう大学設置基準を改正するなどの対策を決めた。しかし、実施されるのは来年度からで、いまの大学4年生には間に合わない。

我究館の坂本章紀館長(33)は「学生は今、この瞬間にも就職活動のやり方が分からずに困っている。学生が在学中に職業観を身につけられるような教育が求められている」と指摘している。

(出典:産経新聞)




大学生の就職「内々定」率 前年より3.2%低下

平成23年春の入社を希望する大学生を対象に、人事業務のサポートを行うレジェンダ・コーポレーションが実施した就職アンケートによると、今年3月までにいわゆる「内々定」を受けた学生の割合は17・3%で、昨年同期に比べて3・2%低下したことが分かった。このうち理系学生は昨年同期比0・1%低下の23・1%だった一方、文系学生は同4・6%低下の13・0%と落ち込むなど、文系の厳しい就職戦線が浮き彫りとなった。

就職活動を終える予想時期を聞いたところ、「5月以降」との見方が56・9%にのぼり、就活は長期化の様相だ。特に、文系学生は69・5%が5月以降と見込んでおり、理系学生の39・9%を大きく上回っている。

調査は、3月25~31日にかけてインターネットで実施。1287人から回答を得た。

(出典:産経新聞)

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