2012年1月18日水曜日

乾燥する冬 特に注意 ドライアイ、患者増える

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エアコンとパソコン、コンタクトレンズという三「コン」の普及で
ドライアイが増えているそうです。

ドライアイはなかなか治らないようですが、
先端療法の一つである栄養療法だとすぐによくなりますが、
あまり知られていないように感じます。


私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


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****************************【以下転載】****************************

目の表面が乾き、傷が付いたり不快な症状が出たりする「ドライアイ」。生活環境の変化で患者が増え、国内で八百万人とも千六百万~二千二百万人ともいわれる。寒さや乾燥、強風でも症状が悪化するため、冬はセルフケアに努めたい。 (竹上順子)

「エアコンとパソコン、コンタクトレンズ。この三つの『コン』の急速な広がりが、患者さんが増えている理由です」と、鶴見大の後藤英樹臨床教授(眼科学)は話す。いずれも目の表面から潤いを奪うためだ。

ドライアイは涙液(涙)の異常で目の表面が乾き、角膜や結膜に傷が付いたり目の疲れや不快感が出たりする慢性疾患。目の表面には涙腺から涙液が分泌され、まばたきで行きわたるため常に潤っているが=イラスト、涙液が足りなくなると、目を潤す作用や傷を治す力、感染から目を守る力などが低下。物が見えにくくなることもある。

涙液の異常には、病気などで涙液の分泌が減るものと、蒸発が進み過ぎてしまうものがある。前者は自己免疫疾患の「シェーグレン症候群」が代表的。後者は環境の影響によるものが多く、パソコンの凝視でまばたきが減ったり、エアコンで乾燥したオフィスで長時間過ごしたりすることも原因になる。

コンタクトレンズは眼球に密着し、涙液の流れを変えたり、アレルギーによる乾燥を引き起こしたりする。携帯電話のメールやゲーム機の使用でもまばたきは減るため、後藤教授は「最近は子どものドライアイも増えている」と注意を促す。

軽症の場合は、市販の点眼薬を使ったり、部屋に加湿器を置いたりして対処する。パソコン使用時は一時間ごとに十~十五分の休憩を取ることや、目を温めることも効果的。コンタクトレンズを使うときは、乾きにくいモイストタイプを選ぶのもいいという。

セルフケアで良くならないときは、眼科を受診する。診断の際は自覚症状のほか涙液の量、目の表面の傷などを診る。

治療には人工涙液の点眼薬や、潤い成分であるヒアルロン酸の点眼薬などが使われる。重症の場合、涙が流れ出る「涙点」に栓をする「涙点プラグ」の挿入手術もある。後藤教授は「最近は素材も良くなり、効果は上がっている」と話す。

一昨年発売された「ムチン分泌促進点眼剤」も、治療効果は高いという。涙液は表面から油層、水層、ムチン層から成り、粘液性物質のムチンには、涙液を眼球に保ち、表面を守る働きがある。後藤教授は「これまでなかなか良くならなかった人たちが、この薬で改善している」と話す。

◆まつげ内側のアイメーク一因

化粧をする女性の場合、アイメークがドライアイを引き起こすこともある。

上下まぶたの縁には合計五十~七十個のマイボーム腺があり、脂質を分泌。涙液の蒸発を防ぐ油層を形成している。だが「ここがアイメークでふさがれると、うまく分泌できなくなるケースがある」と後藤教授は言う。

コンタクトレンズメーカーのチバビジョンが二〇一〇年、コンタクトを使っている十八~三十四歳の女性三百人を対象に行った調査では、九割が「目力(めぢから)をアップさせたい」と回答。七割がマイボーム腺をふさぐメークをしていた。

化粧と目の健康に詳しい近畿大の月山純子非常勤講師(眼科)は「まつげの内側のアイメークは、マイボーム腺をふさぐ上、クレンジング剤が目に入る原因にもなる。まつげの外側に塗るほか、メーク道具は清潔に」と話している。

(出典:東京新聞)

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