2010年7月23日金曜日

熱中症相次ぐ 服装に工夫、こまめに水分 暑さ感覚鈍いお年寄りは心がけて

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今年の夏は厳しい暑さが続き、熱中症の被害が続出し、
熱中症死者は30年前の何と6倍だそうです。

私は年中重くても安全でおいしい水を0.5~1.5リットル
持ち歩いて飲んでいます。

お互いに気をつけましょう。


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私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


関連ウェブサイト
環境省 「熱中症保健指導マニュアル」
環境省 熱中症予防情報サイト
日本気象協会 「熱中症予防情報」
日本体育協会 「熱中症を防ごう」

関連ブログ
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****************************【以下転載】****************************

本格的な夏の到来で厳しい暑さが続き、熱中症とみられる症状を訴える人が相次ぎ、各地で死者も出ている。熱中症は炎天下での激しい運動時だけでなく、屋内でも発症することがある。特に暑さに対する感覚が鈍いお年寄りは注意が必要だ。暑さへの認識を高める工夫をしたり、こまめに水分補給するなど普段からの予防が求められている。(森本昌彦、道丸摩耶)

総務省消防庁の熱中症による救急搬送状況(合計速報値)によると、今年5月31日から7月11日までに3764人が熱中症のために救急搬送された。このうち7人が死亡し、108人が重症と診断された。

◆1千人超搬送の週も

週ごとの推移を見ると、5月31日~6月6日が256人▽6月7~13日が363人▽6月14~20日が552人▽6月21~27日が568人-と徐々に増え、6月28日~7月4日の週には1185人と急増。翌週は840人と微減したものの、暑さが本格化するにつれ、搬送人数が増えている。

熱中症に詳しい研究者でつくる「熱中症予防研究会」も暑い日は特に注意するよう呼びかけている。熱中症というと炎天下で激しい運動をして起こると考えがちだが、室内でもなることがあるため、暑い日は無理をしないようにするのが大事だという。

予防するためには服装や水分補給に気を配りたい。汗をよく吸収したり、通気性の良い素材を使った衣服を着用するほか、屋外では帽子を着用する。脱水状態にならないためには、スポーツドリンクや0.1~0.2%の食塩を含む飲料が望ましいとされる。

◆周囲がサポートを

熱中症は二日酔いや睡眠不足、風邪気味など体調の悪いときになりやすい。特に注意を心がけたいのが、お年寄りだ。その理由として、同研究会のメンバーの一人、京都女子大学家政学部の中井誠一教授(運動生理学)は「のどが渇いた感覚など、暑さに対する感覚が鈍いから」と説明する。

お年寄りが気をつけるポイントについて、中井教授は「身近に温度計を設置して暑さに対する認識を高めたり、暑さに慣れるために散歩など1日の生活パターンを決めたりしておくのがよい」と、日常生活での工夫を提案する。

また、お年寄りは水分摂取量が少ないため、飲んだ量が一目で分かるよう、ペットボトルなどを個人専用にすることを薦める。お年寄り自身だけでなく、家族がお年寄りの着衣に気を配るなど周囲のサポートも必要という。

軽症と思っても急変して重症につながりかねない熱中症。高体温(40度以上)と、名前を呼んでも答えない、言動がおかしいなど意識障害が見られる際には病院に行くのが望ましい。東京消防庁では、救急車を呼んだほうがよいのかなどに迷った際の相談窓口「東京消防庁救急相談センター」(♯7119)を設けている。こうした公的相談機関を使うのも一つの手だ。

【用語解説】熱中症

気温や湿度の高い環境で体温の調節がうまくできずに起こる暑熱(しょねつ)障害の総称。熱けいれん、熱疲労、熱失神、熱射病などに分かれ、症状が重いと命にかかわることもある。気温が高い日や湿度の高い日に起きやすいとされているが、熱中症を起こしやすい目安の一つとして、気温や湿度、輻射(ふくしゃ)熱の3つを取り入れた指標「暑さ指数(WBGT)」がある。環境省の「熱中症予防情報サイト」では全国各地の当日と翌日の暑さ指数などを紹介している。

(出典:産経新聞)





◆熱中症死者、30年前の6倍 冷暖房慣れも影響か

猛暑が続き、熱中症による死者が増えている。死者数は、最近の10年間では年平均で400人近く、30年前に比べ6倍になっている。35度以上の猛暑日が増加し、高齢者の死亡につながるケースが目立つ。専門家は、気温だけでなく湿度への注意を呼びかけている。

総務省消防庁によると、この夏(5月31日~7月18日)、熱中症の疑いで救急車で搬送された人は5574人。うち12人が死亡している。

熱中症による死者は増加傾向だ。厚生労働省の人口動態統計によると、1999年から2008年までの10年間に「自然の過度の高温」で3954人が死亡した。69年から78年(658人)の6倍に増えている。

京都女子大学の中井誠一教授(運動衛生学)によると、最近の死者の65~70%は65歳以上のお年寄りで、「体力が弱っていたり、持病などがあったりすると死に至りやすい。冷暖房などに慣れ、気温の急激な変化に対応する力が衰えている可能性もある」とみている。

国立環境研究所の小野雅司さん(疫学)は、東京都と大阪府の72年から96年までの熱中症による死者と一日の最高気温の関係を調べた。30度を超えると死者が増え始め、33度を超えると急増していた。最高気温が高いと、夜の気温が25度以上の熱帯夜となり、寝苦しい夜で体力が奪われるという悪循環になる。

同じ気温でも、東京都の方が大阪府より死者の割合が多かった。小野さんは湿度の影響とみる。平年の8月の湿度は、東京都心の72%に対して大阪市は67%。小野さんは「湿度が高いと汗が乾きにくく、体温が下がりにくい。気温だけでなく、湿度にも注意してほしい」と話す。

気象庁のデータで、東京都心、名古屋市、大阪市、福岡市の4大都市で35度以上の「猛暑日」の変化をみると、69~78年の10年間の4都市の合計は142日だったが、99~08年では400日と約3倍に増えている。

この夏はどうなるのか。気象庁の最新の1カ月予報では、平年並みか平年より高温になるとみている。

気象庁はラニーニャ現象が発生するとみている。今年は、厳しい残暑になる可能性があるという。

〈猛暑日〉 一日の最高気温が35度以上の日。地球温暖化や都市化の影響などで増え、気象庁が2007年4月から「予報用語」に加えた。年間で猛暑日が最も多かったのは大分県日田市の45日で1994年に観測された。

(出典:朝日新聞)

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