2010年7月20日火曜日

メタボ:腹囲とやはり無関係? 男性も裏づけ 新潟の病院

いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


今年まで10年間の健康日本21の健康政策も失敗に終わり、
国のやる健康運動は失敗し続け、国民の健康状態が悪化の一途なのに
誰も責任を取らず、民主党政権にも期待できそうもありません。

最大の原因はアメリカにパン食を餌付けされ、食事の間違い
放置している国・行政の「不作為の大罪」ですが、
現状を歓迎する産業の既得権益確保への巨大な力が働いているので
逃げ道を探せない国民は餌食にされ、本当にお気の毒だと思います。


生活習慣病に罹るワナ・カラクリに嵌められて餌食にされないためには、
的を射た生活習慣を続けることで、簡単なことです。


私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


一生太らない体のつくり方

関連ブログ 新しい順
メタボ男性、うつ病リスク2倍以上 女性は関連見られず
隠れメタボ、やせた人も高リスク 厚労省研究班が提言へ
メタボ かかる医療費5割増し 425万人健診調査
「男85センチ、女90センチ」メタボ腹囲 根拠なし 3万人調査で判明 厚労省研究班
メタボ健診・指導、低迷 検査項目減に不満噴出
メタボ健診、初年度の受診率35・9% 目標の半分
メタボ対策消極派、「食事に気を使うのが嫌」が37%
生活習慣病とメタボ腹「関連強くない」 厚労省研究班
メタボ健診:健康は肥満対策より禁煙、節酒 厚労省研究班、疑問投げかけ
目指せ!!1日1万歩 適度な運動でメタボ予防 筋肉と骨の維持にも有効
女性のメタボ基準緩すぎ? 最適腹囲90cm→80cm
高血圧:メタボの方、正常範囲でも要注意 学会が5年ぶりに目標値の新指針
メタボ健診の効果的、効率的指導法確立に名乗りを上げたイイヤマ
メタボ対策の家庭用健康器具で事故多発 国民生活センター調べ
メタボリックシンドロームで大腸癌(がん)リスクが増大
メタボ体質:やせてても 4人に1人、血液数値に異常 重病リスク、正常値の5倍
メタボ、国際基準統一へ おなか優先、日本だけに
「早起き」で脱メタボ 夜型生活改め仕事能率アップ
小林製薬「ナイシトール」のメタボ対策宣伝は違法
弱腰の大阪府、見て見ぬふりの厚労省

おいしくて、栄養バランスも良い「メタボ対策食」で特定健診を乗り切れ!
「メタボ元年」混迷の幕開け 国の受診目標「簡単に達成できない」
メタボ対策、3人に1人が「実践」
メタボ対策の小林製薬「ナイシトール」、効き目の独自証拠なしで販売
メタボ健診は“病”という氷山の氷を溶かす未来に向けた壮大な実験
メタボリックシンドロームの原因は肥満でなく過食
6割が「自分はメタボかも…」、保健指導を受けたら「気をつける」が95%も
メタボ「分かっちゃいるけど…」改善意欲は乏しく 撲滅委アンケート
女性67%が「私はメタボ」 「対策成功」たった16%
高血圧、糖尿病、メタボ 指針作成医 9割に寄付金
机上の空論、メタボ健診 新年度開始、自治体から疑問百出
メタボリックシンドローム “ながら運動”でメタボ退治
メタボ健診に意義はあるか?

*****************************【以下転載】*****************************

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の診断基準となる血圧などの検査値の多くは、日本人男性の場合、腹囲(腹部肥満の有無)に関係なく体重が増えれば悪化する傾向が強いことが、立川メディカルセンター(新潟県長岡市)の調査で分かった。3月には厚生労働省研究班の大規模調査で、女性の腹囲と循環器疾患発症の関連性が低いとの傾向も明らかになり、腹囲を必須とする現在の特定健診のあり方も問われそうだ。今月号の米糖尿病学会誌「ダイアベティス・ケア」に発表した。

調査は、同センターの人間ドックを08~09年に受診し、風邪などをひいていない男性1271人(平均年齢51.6歳)を対象にした。メタボ診断基準の血圧、血糖値、中性脂肪、HDL(善玉)コレステロールと、体重変化との関係を、国内でメタボの主因と位置づける腹部肥満がある群とない群でそれぞれ分析した。

その結果、血圧と血糖値は、腹部肥満の有無に関係なく、体重が増加すれば悪化した。また、HDLコレステロールは、腹部肥満がない群だけが体重増加によって悪化し、いずれも腹部肥満との関係は見いだせなかった。一方、中性脂肪は、腹部肥満がある群で体重増加との関係があった。

世界では、メタボ診断基準作りの中心になってきた国際糖尿病連合などが昨年、腹囲を必須とせず、他の血液検査値などと同列に扱う統一基準を発表した。一方、日本の診断基準は、腹囲が必須条件になっている。

分析にあたった小田栄司・同センターたちかわ総合健診センター長は「腹部肥満がなくても、体重が増えれば検査値が悪化することが分かった。腹部肥満を必須条件に生活指導を実施する現在の特定健診は合理的とは言えず、早急に見直すべきだ」と話す。【永山悦子】

◇解説 特定健診の再検討必要

日本のメタボ診断基準が腹囲を必須とするのは、腹部に蓄積する内臓脂肪が心筋梗塞(こうそく)などの循環器疾患を引き起こす主因との考え方に基づいてきたからだ。ところが、日本人の循環器疾患発症の傾向を調べた解析によると、内臓脂肪の蓄積だけではなく、血糖値など一部の血液検査値の悪化や食生活によっても危険性が高まる。このため、腹囲を必須とする現在の特定健診は、やせていて循環器疾患の危険性のある人を見落とす恐れがあると指摘されてきた。

男性は40~50歳代の比較的若い世代で腹部肥満が増えており、現在の健診に意味があるとみられていた。だが、今回の研究成果では、50歳前後の男性も腹部肥満の有無と検査値悪化の明確な関係を見いだせなかった。

これらの調査結果は、内臓脂肪の蓄積が循環器疾患の原因の一つにすぎないことを示しており、それ以外の要因についても等しくチェックする健診体制の検討が求められることになりそうだ。

(出典:毎日新聞)

0 件のコメント: