2010年7月12日月曜日

日本人60歳代女性、約7割に睡眠呼吸障害

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2008年度の厚生労働省「こころの健康科学研究事業」による
疫学調査では、不眠症の有病率は13.5%と報告され、
約8人に1人になります。

睡眠障害は精神科疾患の問題だけではなく、
循環器疾患や糖尿病などの生活習慣病とも密接に関連するそうですが、
それにしても睡眠呼吸障害が多くて驚きました。


私は、抜群の寝つき・スッキリ抜群の寝起き・目覚まし不要の快眠で、
私の経験からは、
・体調を最高の状態に向上させて維持する(簡単でした)
・明確な目的や高い志がある
・快眠環境を整える
これらがあれば、4~5時間睡眠で絶好調を維持できましたし、
還暦過ぎていますが、1日くらい徹夜してもまったく平気で、
今朝も一睡もしない徹夜明けですが、元気に仕事します。(笑)


私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


知人が展開しているNPO法人睡眠時無呼吸症候群ネットワーク

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*****************************【以下転載】*****************************

勤労女性を対象とした調査結果を藤田保健衛生大学・榊原博樹氏が報告

欧米の調査によると睡眠呼吸障害(SDB)の有病率には男女差があり、2-3:1程度で男性に多いとされている。日本では男性のSDB有病率の報告はあるが、一般人口を対象とした女性に関する報告はない。そこで藤田保健衛生大学医学部呼吸器内科学1の榊原博樹氏らは、一般勤労女性を対象にSDBの有病率を検討し、7月1日のシンポジウムで発表。SDBの有病率は60歳代女性で約7割に達する可能性があると報告した。

女性のSDB、男性に比べ肥満との関係弱い

対象は製造工場に勤務する女性職員249人中247人。データ不良1人、検査拒否1人を除き、ほぼ全員が対象となった。平均年齢は38.5歳(18-64歳)、平均BMIは22.1(15.4-38.1)。簡易型睡眠呼吸障害検査装置を用いて、在宅にて睡眠中の呼吸気流(圧センサー)と経皮酸素飽和度をモニターした。

呼吸障害の測定は、装置付属ソフトで自動解析した後、目視で行い、「呼吸気流の停止-90%以上の減少」を無呼吸、「4%以上の酸素飽和度の低下を伴う70%以上の呼吸気流の減少」を低呼吸としてカウントし、1時間当たりの両者の合計を呼吸障害指数(RDI)と定義した。  

その結果、247人中45人(18.2%)の女性でRDI5以上を示し、そのうちEpworthの眠気テスト(ESS)で11以上だった女性は5人(2.0%)だった。榊原氏は「睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断できる女性は2.0%存在した」と解説。

年代別に見ると、軽症(RDI5以上)の有病率は60歳代で66.7%に達し、軽症・中等症(RDI15以上)のSDBは加齢に伴い増大する傾向が見られた。重症(RDI30以上)のSDBは40歳代の4.5%、50歳代の1.4%で認められた。

BMIを4群((1)18.5未満、(2)18.5以上25未満、(3)25以上30未満、(4)30以上)に分け比較したところ、RDI30以上の女性は(1)0%、(2)0.6%、(3)0%だったのに対し、(4)で8.3%と高率だった。一方、RDI5以上は(1)10.0%、(2)19.4%、(3)23.3%、(4)8.3%であり、榊原氏は「肥満により重症SDBの有病率は上昇するが、軽症はそれほど顕著ではない」と指摘。男性に比べ肥満との関係が弱い可能性を示唆した。頸囲、腹囲で層別化した比較でも同様の傾向が認められた。

さらに閉経前女性164人、閉経後女性83人でSDBの有病率を見ると、「圧倒的に閉経後で有病率が高い」(榊原氏)。すなわちRDI5以上の女性は閉経前4.9%に対し閉経後44.6%、RDI15以上の女性は閉経前1.2%に対し閉経後8.4%、RDI30以上の女性は閉経前0.6%に対し閉経後1.2%だった。

榊原氏は最後に米国の疫学調査(N Engl J Med. 1993;328(17):1230-5)を紹介し「40、50歳代の軽症を含むSDBの有病率は、日本の方が米国より高い可能性がある」と解説しつつ、「今後対象数を増やして日本人女性のSDB関連因子などについても詳しく検討していきたい」と述べ、さらなる調査の必要性を強調して演題を終えた。

(出典:m3.com)

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