2012年11月9日金曜日

アルツハイマー病の兆候、もっと早期に発見できる可能性も


おはようございます。

ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。

毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。





最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つの

アルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告

でるほど増えています。





日本でも認知症は増加し、最近の調査によると

65歳以上の認知症有病率は14%(400万人)でしたが、

厚生労働省の最新調査でも認知症、300万人超 65歳以上の1割

大きく増え、さらに増え続くと言われています。



認知症年代別患者数1209.jpg



厚生労働省は、認知症施策推進5か年計画「オレンジプラン」を発表しましたが、

例によって既得権益保護から保険外の予防には踏み込まず

早期発見早期治療以降の後工程だけなので残念ですが、

最も注目しているのが学習療法です。



「ぎりぎりの難しさ」が頭を刺激 シニアのための脳トレ術





しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、

運動が一番重要とも言われていますが、

日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、

さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。



脳を鍛えるには運動しかない



認知症と生きる3東洋経済1004.jpg



時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている

細胞内のβアミロイドのような異常タンパク質をうまく除去することが

出来る革命的な発明がされ、まるで魔法のようだと言われます。





認知症の予防もむずかしくないと思っていますので

予防したい方は、お互いにしっかり顔晴(がんば)りましょう。





私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。

私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。





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****************************【以下転載】****************************



アルツハイマー病の早期発見と予防の方法が模索される中、これまでで最も早期の兆候を発見したとする研究が、6日の英医学専門誌ランセット(The Lancet)に掲載された。



認知症の症例の3分の2を占めるアルツハイマー病。発症率は200人に1人で、高齢化に伴い世界的に患者数が増えている。治療面で大きな問題となっているのが、病気が進行して回復不可能なまでに脳が変化してしまった後でないと症状が現れない点だ。



米アリゾナ(Arizona)州にあるバナー・アルツハイマー病研究所(Banner Alzheimer's Institute)のエリック・レイマン(Eric Reiman)氏率いる米国とコロンビアの共同研究チームは、親戚関係にありアルツハイマー病の遺伝的素因を持つ18~26歳のコロンビア人44人の脳を調べた。



この親族に伝わる遺伝子変異は、老年期になってアルツハイマー病を発症させる通常タイプと異なり、40代で発症させる珍しい変異で、44人中20人に確認された。検査当時の認知能力には全員、何の問題もみられなかった。

 

被験者たちの脳をスキャン画像で比較したところ、遺伝子変異のあるグループは、ないグループに比べて脳の特定の部位の灰白質が少なかった。また、アルツハイマー病患者の脳に蓄積してアミロイド斑(プラーク)を形成するとされる「アミロイドβ(ベータ)蛋白(たんぱく)」の脳脊髄液中の濃度は、遺伝子変異のあるグループのほうが高かった。



ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジ(University College London、UCL)認知症研究センターのニック・フォックス(Nick Fox)氏はこの発見について、「症状が現れる20年以上前から神経変性が始まっていることを示しており、これまでのMRIによる研究で示唆されていたより幾分早い」とコメント。また、ランセット誌も「より早期の発見と予防治療の臨床試験につながると期待される」との声明を発表している。



一方、今回の研究はアルツハイマー病の従来の進行モデルに疑問を投げかけるものでもある。フォックス氏は「複数の方面から」従来モデルを疑問視した研究だと述べ、中でも「(脳を損傷させる原因とみられている)プラーク蓄積の兆候よりも先に神経変性が起きているようだ」と指摘。また、今回の研究結果は被験者数が少ないため慎重に扱う必要があり、しかも、より一般的な老年期に発現するアルツハイマー病にはあてはまらない可能性もあると述べている。



国際アルツハイマー病協会(Alzheimer’s Disease International)は、2010年時点で世界で3560万人だった認知症患者数について、2030年までに6570万人、2050年までに1億1540万人に達すると予測している。



(出典:AFP)

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