2012年11月4日日曜日
単純比較は禁物 病院別がん生存率の読み方
おはようございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。
先進国で日本だけがガン罹患率、死亡率が増えているそうで、
・男性は54%
・女性は41%
がガンに罹り、その内の半数以上がガンで亡くなり、
ガン対策基本法が施行されて数年経過しても変わりませんが、
ガンも生活習慣病なので的を射たガン予防が一番効果的で、
ガンの半数は生活習慣の改善で予防可能だと
言われています。
私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。
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****************************【以下転載】****************************
末期患者比率が大きく影響
がん医療の中核となる全国31病院でつくる全国がん(成人病)センター協議会(全がん協)の病院別生存率が10月23日付で公表された。「生存率が高いほど治療水準が高い」と考えがちだが、患者の状態や病院の特徴にも左右されるため単純な比較はできない。公表データを読み解く際の注意点をまとめた。
調査は国立がん研究センターの研究グループが実施した。2001~03年に30病院が診断、治療した約10万症例を集計し、部位ごとに患者が50人以上、9割以上の患者を追跡できた28病院について、診断から5年後に生存している割合(5年生存率)を公表した。
病院別生存率の公表は07年、08年に続き3回目。今回は、胃がんを23病院▽大腸がんを24病院▽肺がんを24病院▽乳がんを25病院▽子宮頸(けい)がんを16病院――が公表した。
生存率は病院を選ぶ際の一つの目安になるが、受け入れている患者の状態によって、大きく影響される数値であることを知ったうえで比較する必要がある。
参考になる指標が「1期/4期比」だ。がんがあまり進行していない1期の患者数を、最も進行した4期の患者数で割ったもので、この数字が小さいほど、進行した患者を治療した割合が高いことを示す。進行した患者の割合が高まれば、病院全体の生存率は低くなりやすい。
生存率が58.1~24.8%と、最も差が大きかった肺がんを見ると、30%以下は1期/4期比が0.7~0.8という病院が多く、手術が難しい4期の患者が多かったことが影響したと推測できる。
全症例に占める手術患者の割合を示す「手術率」にも注意が必要だ。手術を施すのは、ほかの臓器やリンパ節へ転移しておらず、手術で腫瘍を切除できる状態の患者。手術率が高ければ、生存率も上昇する傾向にあるといえる。
例えば、乳がんの生存率が95.4%と最も高い国立がん研究センター中央病院の手術率は100%。同病院は「乳腺外科のデータベースから症例を集計したため、4期の症例が極端に少ない」と説明する。
研究グループの主任研究者を務める千葉県がんセンター疫学研究部の三上春夫部長は「放射線療法や化学療法だけの患者を含む病院と、外科手術のみの病院とは、生存率を区別して考えてほしい」と話す。
治療成績が高い病院の中には、院内に検診センターを併設し、早期発見率が高いところがある。逆に、治療困難な患者を他の病院から受け入れる県立病院などは治療成績が悪くなりやすい。「病院の体制や地域での役割が成績に影響する。生存率の差を単純に技術力の差と捉えないでほしい」と三上部長は強調する。
一方、全病院の平均生存率は集計数が異なり単純な比較はできないものの、肺や乳、子宮頸、食道などで前回から改善がみられた。「化学療法の進歩が影響したと考えられる。2000年代半ばには、外科手術と化学療法の組み合わせなど治療法が進歩しており、現状は成績がさらに向上している可能性がある」(三上部長)という。
精度の高い生存率を算出するには、患者の生死の追跡調査率を高めることが不可欠。今回は追跡率90%以上を公表基準としたが、これに届かなかった病院もある。三上部長は「患者の転居情報などについて自治体の協力が得られない場合もある。公益性の高い情報なので、国主導で収集体制づくりを進めてほしい」と話している。
(出典:日本経済新聞)
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