2012年11月12日月曜日

がん5年生存率 検索可能に

おはようございます。

ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。

毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。





ガン5年生存率が分かるウェブサイトが出来たので

うまく活用したいものですが、ガンも予防に勝る治療なしです。





先進国で日本だけがガン罹患率、死亡率が増えているそうで、

・男性は54%

・女性は41%

がガンに罹り、その内の半数以上がガンで亡くなり、

ガン対策基本法が施行されて数年経過しても変わりませんが、

ガンも生活習慣病なので的を射たガン予防が一番効果的で、

ガンの半数は生活習慣の改善で予防可能だと

言われていますので、お互いに顔晴(がんば)りましょう。



ガン患者の心理状態と生存率.jpg



日米ガン死亡率週刊東洋経済0703.jpg



アメリカガン死亡率推移



ガンの統合医療.jpg



私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。

私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。





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****************************【以下転載】****************************



■患者らに困惑も 医療政策へ反映期待



がん患者が自分のがんの部位や進行の度合い(病期)などを入力すると、過去の治療実績による5年生存率が分かる「KapWeb(カップウェブ)」が公開された。がん専門病院の膨大な治療実績を患者が自分で検索できる仕組みは初めて。しかし、患者からは「どうやって使うのか?」「何を知ればいいのか?」など困惑の声も上がっている。



全がん協生存率

全がん協加盟施設の生存率共同調査 KapWeb





◆何を見ればいい?



「KapWeb」に蓄積されているのは、「全国がん(成人病)センター協議会」(全がん協)に加盟するがん専門病院が治療を行った24万症例。5大がんだけでなく、食道がんや前立腺がんなど30以上の部位について、進行度、性別、年齢別に検索できるため、患者は自分に近い症例の治療実績を見ることができる。



ホームページでは、5年生存率のページに入る前に注意点が示される。(1)データは平均で、全ての患者に当てはまるわけではない(2)医療の進歩で、今の治療成績はこの数字より向上している-など。情報を望まない人が図らずも事実と向き合うことがないように、との配慮だ。



しかし、公開直後は閲覧しにくくなるほどアクセスが集中。一方で、患者団体には患者から「覚悟はしていたけれど、期待の持てない数値を見て、今後、どうすればいいのか分からない」「この数値をどう使えばいいのか分からない」などの声も寄せられているという。



データを見るに当たって注意したいのは、注意書きにもあるように、5年生存率は「少し古めのデータ」になることだ。検索できるのは平成9年から16年までの治療実績。最新データでも、8年前に診断と治療を受けた患者の5年後の追跡調査になる。



事業の主任研究者である千葉県がんセンターの三上春夫部長は「5年生存率のカーブを見ることで、引き続き慎重な経過観察が必要ながんもあるし、時間が過ぎれば、それほど心配せずに済むものもある。主治医と治療法の話をするときなどに、今は化学療法や放射線治療を組み合わせると、これよりもう少し良い治療成績になる、といった基準として使っていただけると思う」と言う。





◆化学・放射線療法は?



ただ、患者団体からは「今回のデータ公開では指標が不十分だ」との声が強い。



「性別、年齢、がんの部位、病期、手術の種類でしか検索できない。しかし、例えば、同じ胃がんでも悪性のものや良性のものがある。治療法にも手術だけでなく、放射線療法や化学療法もある。さまざまなデータをどんぶり勘定にしたため、かえって結果が分かりにくくなっている」



「大ざっぱすぎる」という声は別の患者団体からも出る。「治療法が手術しかない。化学療法をしたのか否か。化学療法を手術前にしたのか、後にしたのか。何を使ったのかが分からないと、生存率をうのみにできない」



これに対して、三上部長は「公開した9年から16年は、手術が可能か否かで治療の選択肢が分かれた時代。化学療法や放射線療法は手術のできない症例に行われることが多かった。その後、外来化学療法も導入され、化学療法と手術、放射線療法と手術の組み合わせで治療成績がどんどん改善していく。今の時点で数値を出すと、本来の成績よりも悪い数値となり、患者さんや治療選択をミスリードしかねない。十分な症例数が集まる数年後には、放射線や化学療法を組み合わせた治療成績についてもデータを見られるようにしていく予定です」と話す。





◆治療の標準化にも



全がん協は今回、「KapWeb」と同時に、「施設別生存率」も公表した。



いずれも、各病院が「院内がん登録」で集めたデータが基になっている。院内がん登録は、全国どこの拠点病院でも等しく質の高い治療を受けられるように集計されており、患者団体も一貫して院内がん登録の必要性と情報公開の必要性を求めてきた。



いずれ、「KapWeb」で化学療法や放射線療法の治療結果が見られるようになり、「施設別生存率」で病期別の治療内容や実績なども示されるようになれば治療の標準化もさらに進むはずだ。



三上部長はKapWebについて、「どのがんで治療成績が伸び悩んでおり、どこに資源を重点的に振り向けるべきかなどの政策判断にも利用できるし、ある病期から急に治療成績が低下するがんは、検診での早期発見が必要ということが分かる」と指摘する。



5年生存率の数値に翻弄されず、病院間の比較にとどまらず、よりよい治療成績に向け、施策に反映することが求められそうだ。



(出典:産経新聞)

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