2012年11月22日木曜日

高齢期の運動が認知症リスクを低減

高齢期の運動が認知症リスクを低減




おはようございます。

ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。

毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。





最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つの

アルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告

でるほど増えています。





日本でも認知症は増加し、最近の調査によると

65歳以上の認知症有病率は14%(400万人)でしたが、

厚生労働省の最新調査でも認知症、300万人超 65歳以上の1割

大きく増え、さらに増え続くと言われています。



認知症年代別患者数1209.jpg



厚生労働省は、認知症施策推進5か年計画「オレンジプラン」を発表しましたが、

例によって既得権益保護から保険外の予防には踏み込まず

早期発見早期治療以降の後工程だけなので残念ですが、

最も注目しているのが学習療法です。



「ぎりぎりの難しさ」が頭を刺激 シニアのための脳トレ術





しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、

運動が一番重要とも言われていますが、

日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、

さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。



脳を鍛えるには運動しかない



認知症と生きる3東洋経済1004.jpg



時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている

細胞内のβアミロイドのような異常タンパク質をうまく除去することが

出来る革命的な発明がされ、まるで魔法のようだと言われます。





認知症の予防もむずかしくないと思っていますので

予防したい方は、お互いにしっかり顔晴(がんば)りましょう。





私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。

私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。





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****************************【以下転載】****************************



定期的に運動をしている高齢者は認知症リスクが低いことが、ポルトガルのリスボン大学サンタマリア病院のAna Verdelho氏らの研究でわかった。研究結果は「Stroke」オンライン版に11月1日掲載された(印刷版は12月号に掲載予定)。運動により、認知症のリスクを40%、思考能力低下のリスクを60%低減できるという。米マウント・サイナイ・アルツハイマー病研究センター(ニューヨーク)のSam Gandy氏(今回の研究には不参加)は、「自分自身や患者のためにできる最善のことは、定期的な運動の習慣を取り入れることである」と述べている。



米マイアミ大学ミラー医学部のRalph Sacco氏(今回の研究には不参加)は、この研究は高齢者が運動によって脳血管性認知症のリスクを低減できることを示す説得力のあるエビデンス(科学的根拠)となるものだと述べている。脳血管性認知症は主に脳卒中などによる脳の血流減少に起因するもので、混乱、抑うつ、興奮のほか、記憶力、注意力、判断力の障害をもたらすことがある。



Verdelho氏らによる今回の研究では、60代および70代の男女600人強を対象に、研究の開始時および終了時に脳スキャンを実施して認知機能低下を示す変化について調べた。約3人に2人が週3回、1日30分の体操、ウォーキングまたはサイクリングを行っていた。期間中、被験者に抑うつ、生活の質(QOL)および日常活動の能力について尋ねた。3年後、90人が認知症を発症。そのうち54人は脳血管性認知症、34人はアルツハイマー病だった。このほか147人に認知能力の低下がみられたが、認知症ではなかった。



「認知力(思考力)の障害を予防するため、週3回、30分以上の適度な運動を強く推奨する。これは特に、高血圧、脳卒中、糖尿病など血管のリスクファクター(危険因子)のある人にとって重要である」と、Verdelho氏は述べている。米国心臓協会(AHA)は、男女とも週に150分の適度な運動、または75分の激しい運動を行うのが理想であるとしている。定期的な運動は、年齢、学歴、脳の変化、脳卒中の既往にかかわらず有効だったと、研究グループは述べている。



米エール大学(コネチカット州)予防研究センターのDavid Katz氏によると、アルツハイマー病および脳血管性認知症のリスクファクターは、冠動脈疾患などの他の慢性疾患と共通することがわかっているという。「身体と脳の健康には密接なつながりがあり、一方を十分にケアすることは、もう一方にも有益である」と、同氏は述べている。



(出典:HealthDay News)

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