2013年5月30日木曜日

あなた、タバコはいつやめますか




おはようございます。

ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。

毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。





5月31日は「世界禁煙デー」です。

喫煙はよいことは何一つないですが、禁煙後進国日本は喫煙率が高く、喫煙は日本の死因危険因子の堂々と第一位にランクされています。



また、新たな脅威として話題のPM2.5よりも喫煙、受動喫煙の方がはるかに恐ろしいそうです。



PM2.5、黄砂や放射線被曝リスクを懸念する喫煙者は、自身の喫煙の方がはるかに悪いと気づき、他殺行為になる人前での喫煙などはご遠慮いただきたいと強く思います。





20歳から70歳までの50年間タバコを吸い続けた場合、タバコ代とタバコを吸うことによって生じる諸費用(医療費やコーヒーなどの嗜好品費)の総額は、1600万円前後になるそうです。





タバコも酒も女性の方が悪影響が強く出ますが、日本は先進国で唯一女性の喫煙率が増えています。



受動喫煙は全員が迷惑ですが、最大の被害者は逃げられない胎児です。

残念なことに最近の環境省の33,000人の妊婦を対象にした調査で、全体の5%が妊娠中も喫煙を続け、4%が飲酒しています。

喫煙は24歳以下の妊婦では1割にもなるそうです。



子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)



また、喫煙で寿命10年縮まるという

研究結果が発表されていますが、同様の研究発表で、アルコール依存症が20年早死にする研究結果もあり、合わせれば30年も早死にするので長生きはリスクだと感じている人には吉報かも知れません。



「長生きしたくない」老後不安の未婚者

「長生きは不安」9割 「長生きはリスク」7割 理由は経済と健康

「長生きは不安」8割超 若年男性



日本の禁煙政策を牛歩以下にしている本音は、国民の長寿を望んでいないのでしょうね。





1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた



死ぬときに後悔すること25.jpg



1.健康を大切にしなかったこと

2.たばこをやめなかったこと 



と禁煙は第2位に出てきます。





なるべくうまく卒煙したい人は、「禁煙セラピー 読むだけで絶対やめられる」という本をおすすめします。



世界15ヵ国で翻訳され、イギリス、ドイツ、オランダで毎年ベストセラー、読むだけで90%の人がやめられるという話題の本であり、私の周りではこの本で7割が楽に卒煙しています。





卒煙すると毎日毎日がとても快適になり、もっと早く卒煙すればよかったと感じると思います。





タバコ会社の本音

タバコの生涯コスト1600万! 効果満点の「リセット禁煙」とは



喫煙は寿命を縮め、QOL(生活の質)を下げるのは確実です。





上手に禁煙するコツ私の卒煙経験
もご参考にしてください。




私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。

私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。





あなたはタバコの害についてどれだけ知っていますか 写真画像特集



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たばこを吸う人への視線は年々、厳しくなっている。健康への影響が指摘されるようになって久しく、喫煙率も低下が続く。一方で、「それでもやめられない」という人も多い。31日は「世界禁煙デー」。和歌山県内の状況を探ってみた。





◆専門外来 薬や行動療法



「たばこは麻薬と同じ。この先、誘惑に負けそうになったら、遠慮なく助けを求めてほしい」



日赤和歌山医療センター(和歌山市)の呼吸器内科に設置された「禁煙外来」で、池上達義副部長(49)は、禁煙に成功した患者に優しく声をかけていた。2000年の開設当初から、1100人を超える人々の「たばことの戦い」をサポートしてきた。



訪れる患者の8割近くは、深刻な慢性疾患を抱えている。ぜんそく、慢性閉塞性肺疾患といった呼吸器系の病気に加え、心筋梗塞や脳卒中など合併症を持つケースも多い。



それでも、喫煙の害を説くだけで禁煙できる人はごくわずか。命の危険が迫っていても、やめられないヘビースモーカーを目にしてきた。「『本人にやめる気がない』というのは誤解です。ヘロインと同等の常習性があり、意思の力にも限界がある」と言い切る。



禁煙外来では、ニコチンパッチや「チャンピックス」といった内服薬を使って、ニコチン依存の症状を科学的に抑えていく。同時に看護師らと相談しながら、生活に根付いた喫煙習慣を絶つ「行動療法」を実践。吸いたくなれば、水やガムを口にする▽深呼吸する▽運動する――などの行動に置き換え、心理的なたばこ依存を抑えていく。



保険適用の対象となる12週間をかけて治療した後の禁煙成功率は7~8割。それが、1年後になると3割にまで落ちるという。



2年前に外来を「卒業」した和歌山市内の主婦(45)は、20歳代から悩まされてきたぜんそくの症状が劇的に改善した。「それでも、吸いたくなる時がある」と今も続く葛藤を明かす。



禁煙のきっかけは7歳の娘が「ディズニーランドに行きたい」とねだったこと。園内でイライラしながら喫煙場所を探すことなく思いっきり遊びたい――との夢が気持ちを支えている。



池上医師は「禁煙は病気のためだけじゃない。人それぞれにハッピーになれる物語があるはずなんです」。家族や周囲が一緒に禁煙の喜びを分かち合い、支えることが戦いに勝つ秘訣(ひけつ)という。





◆肺がん死亡率ワースト1



喫煙との因果関係が指摘されている肺がん。厚生労働省の人口動態統計によると、2011年の人口10万人あたりの肺がんによる死亡率は、和歌山県は全国ワースト1位。05年から7年連続で、年齢による影響を除去した「年齢調整死亡率」でもワースト3位だった。



県健康推進課は、昭和40~60年代にかけて、県民1人当たりのたばこ購入本数が全国平均を上回っていたことが、高い肺がん死亡率の背景にあると推測。「長い間喫煙してきた人の間で、肺がんを多く発症しているのではないか」と分析する。



県は01年、県たばこ対策指針を策定。02年には全国に先駆けて公立学校敷地内の全面禁煙を実施し、08年には「県未成年者喫煙防止条例」を制定し、小中高校で「防煙教室」を開催するなどしてきた。



こうした取り組みが功を奏したこともあり、県内の喫煙者は減少傾向にある。11年の県の成人喫煙率は男性が29・0%(全国32・4%)、女性で5・1%(同9・7%)。01年と比べ、男性で22・4ポイント、女性は0・3ポイント減った。



県は13年度から、成人喫煙率を10年以内に12%以下とすることなどを目標に掲げている。11年に実施した調査で、「喫煙者のうち禁煙したいと思っている人」が成人男性で35・0%、成人女性で31・8%いることに着目。ホームページ上で禁煙外来の情報を提供したり、禁煙のための準備や方法を紹介するパンフレットを配布したりしている。同課の中西淳課長は「禁煙したい人へのサポートに更に力を注いでいきたい」と力を込める。





◆飲食店での対策



医師や教員らでつくる「たばこ問題を考える会・和歌山」の事務局長を務め、禁煙に関する啓発活動に取り組んでいる中川利彦弁護士(57)に県内の現状を聞いた。



25年以上前に活動を始めた頃に比べると、役所など公共施設での禁煙化は進んできたと思います。一方、県外に比べて飲食店での禁煙の取り組みが進んでいないように感じます。



「禁煙にするとお客さんが減ってしまう」という意識の経営者が多いようですが、成人のうち喫煙者が占める割合は20%程度とみられ、禁煙でない飲食店は多くの人から敬遠されます。喫煙者の間でも、「レストランやカフェではたばこを吸えなくても仕方ない」という意識が浸透しつつあります。飲食店の禁煙促進が、県内での今後の課題の一つと言えるでしょう。



喫煙者の呼気の中にも有害物質が含まれており、パートナーが喫煙していればそばにいる妊婦も知らない間に受動喫煙し、胎児に悪影響が及ぶ危険性があります。たばこの有害物質は、元気だった赤ちゃんが突然亡くなる「乳幼児突然死症候群」の原因の一つとも指摘されています。たばこの悪影響に関する知識を正しく広めることが必要です。



毎年、多くの人が命を落とすがんや心筋梗塞を予防する方法として、すぐに取り組めるのは禁煙です。禁煙や受動喫煙対策を進める上で重要なのは、子どもの頃からたばこに対する意識を変えることです。「たばこは体に悪い」「健康を害するたばこを吸うなんて格好悪い」という意識を広げたいです。





◆「まず一服」から決別誓う



たばこはやめた方がいいに決まっている。でもやめられない――。読売新聞和歌山支局に勤務する50歳代の男性記者もそんな一人。その胸の内を語った。



たばこを吸い始めて約30年になるが、禁煙に挑んだ数だけ、挫折感も味わってきた。文豪のマーク・トウェーンの名言にならって「禁煙なんて簡単だ。私も28回成功している」とうそぶいてみるものの、取り合ってくれる人はいない。



「塩豆を食べたらええ」「いや、スルメやろ」。学生の頃、友人がまことしやかに勧めてくれた方法も軒並み試してみた。だが、うまくいかない。「無理にやめると余計なストレスになるぞ」。そんな「助け舟」にすがりついていた気もする。



非喫煙者が珍しかった時代、たばこは個人的にファッション感覚でとらえていた。好きな俳優の所作、はき出す煙の方向を観察し、それをまねる。同じ空間を共有しているような錯覚が心地よかった。



以前の職場でサッカーチームに参加した時、前後半各15分のゲームでもすぐに息が上がった。体力の衰えと喫煙の影響が頭をよぎったが、ハーフタイムにはまず「一服」を選び、水分補給は後回しにしていた。



他人から「意志が弱い」と決めつけられるのは気持ち良いものではない。まして「早くやめな」と言われれば、大人げもなく反発してしまう。それでも、健康診断の結果を突き出されると、返す言葉が見つからない。「口が寂しい」「集中力が高まる」といった言い訳も通用しなくなった。



ここに来て「喫煙は依存症という病気」と耳にした。「意志の問題じゃない」と安心はしたものの、自覚症状がないまま既に病気にかかっているのならば深刻な事態だと、逆に落ち込んだ。



今度こそ本気で禁煙しよう――。換気扇の下で29回目の誓いを立てた。



(出典:読売新聞)

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