2013年5月9日木曜日

アルツハイマー病、脳は「糖尿病状態」 九大が患者調査




おはようございます。

ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。

毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。





アルツハイマー病は3型糖尿病だと指摘した医師がおられましたが、記事のようにアルツハイマー病と糖尿病は密接に関わっているそうで、糖尿病を予防すればアルツハイマー病も予防できる可能性があり、激増している糖尿病の予防は簡単なので希望が持ててよかったです。





最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つのアルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告がでるほど増えていますが、よい治療法がないので高齢化国を悩ませています。



日本でも認知症は増加し、最近の調査によると65歳以上の認知症有病率は14%(400万人)でしたが、厚生労働省の最新調査でも認知症300万人65歳以上の1割と従来推定より大きく増え、さらに増え続くと言われています。



認知症年代別患者数1209.jpg



厚生労働省は、認知症施策推進5か年計画「オレンジプラン」を発表しましたが、例によって既得権益保護から保険外の予防には踏み込まず、早期発見早期治療以降の後工程だけなので残念ですが、予防・改善として注目されるのが学習療法で、

近々学習療法士の受講申し込みをしました。



「ぎりぎりの難しさ」が頭を刺激 シニアのための脳トレ術





しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、運動が一番重要とも言われていますが、日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。



脳を鍛えるには運動しかない



認知症と生きる3東洋経済1004.jpg



時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている細胞内のアミロイドβのような異常タンパク質をうまく除去することが出来る革命的な発明がされ、これも活用しています。





認知症の予防もむずかしくないと思っていますので予防したい方は、お互いにしっかり明るく元気に顔晴(がんば)りましょう。





私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。

私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。





関連ブログ 新しい順

「認知症は水で治る!」という本

アルツハイマー病原因物質、血液から検出可能に ノーベル化学賞、島津の田中氏ら開発

DHAがアルツハイマー抑制 京大iPS研究所

認知症対策 治療遅れれば症状重く 早期発見が重要

PETはアルツハイマー病診断に有用だが…

高齢期の運動が認知症リスクを低減

アルツハイマー病の兆候、もっと早期に発見できる可能性も

認知症 「社会と交流、一番の予防法」

アルツハイマー病にビタミンD不足が関連

認知症、脳を常に使い予防

厚労省、認知症施策推進5か年計画「オレンジプラン」発表

認知症、急増の300万人超 65歳以上の1割

早発型アルツハイマー病のマーカー

なぜ、うつ病患者はアルツハイマー病リスクが高いのか?

アルツハイマー病防ぐ遺伝子変異発見、認知機能維持にも

認知症に早期在宅ケア、厚労省が来年度から

認知症の早期発見・治療の鍵 ADL(日常生活動作)の低下に注意

わが国の認知症有病率は従来の報告よりかなり高い

食事療法より運動療法 アルツハイマー病改善 京大が実験で解明

認知症患者、2050年に1億1540万人に WHO予測

度な飲酒「脳萎縮」招く? 認知症の原因にも 脳ドック検診で確認を

認知症予防に短時間の運動 筑波大など研究 予防プログラムに活用

高齢者では日常の雑事が認知症の予防になる

高度な脳スキャンによりアルツハイマー病の発生源認める

適度な飲酒がアルツハイマー病や認知症を予防

アルツハイマー病が世界経済危機をもたらす、米専門家らが警告

アルツハイマー病やALS、進行抑える物質生成

MRIでアルツハイマー病発症を予測できる可能性、米研究

若年性認知症 88%「仕事失った」 広島県が実態調査

「赤ワインで記憶力向上」マウス実験で判明 認知症関連学会で発表へ

中年期のタバコ吸い過ぎで認知症リスク2倍以上に

散歩・俳句 認知症予防に「効く」のは?10万人調査へ

治療・予防から介護、費用まで 認知症と生きる 週刊東洋経済

DHA:毎日食べて認知症予防に効果 島根大チームが実証

認知症予防に運動が効果的 東大准教授研究

筑波大発VB、認知症を早期診断 血中の特定物質で判定

認知症は致死的な疾患であるとの理解が必要



****************************【以下転載】****************************



九州大は7日、アルツハイマー病患者の脳内は、インスリン分泌が低下するなど糖尿病と同じ状態になることが判明したと発表した。脳内の「糖尿病状態」を解消する方法が分かれば、アルツハイマー病の有効な治療法につながるという。



九州大は1961年から、福岡県久山町と協力して全住民を対象に、生活習慣病などの実態調査を継続して実施。今回は2008年12月から11年2月までに亡くなった65歳以上の人のうち、遺族の理解が得られた88人の脳を解剖した。



脳内の記憶や学習をつかさどる「海馬」部分を調べた結果、アルツハイマー病の人は、インスリンを生成する遺伝子の働きが弱く、インスリンを作る酵素量もアルツハイマー病でない人の約2分の1しかなかった。



アルツハイマー病の原因遺伝子を投与したマウスの脳の解剖も行い、同様の結果が得られた。



調査した中別府雄作教授によると、血糖値を調整するインスリンの低下で脳内のエネルギー代謝が悪化した結果、神経細胞が死滅してアルツハイマー病が進行するとみられるという。今回の調査では、糖尿病はアルツハイマー病の発症リスクを高めるだけでなく、症状を悪化させることが裏付けられた。



中別府教授は「これだけの解剖例を基に糖尿病との関連を裏付けたのは珍しい。脳内でのエネルギー代謝を回復させる新薬を開発できれば、アルツハイマー病の進行を抑えられる」としている。



(出典:西日本新聞)

0 件のコメント: