おはようございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。
加齢とともに老化が進んだり、生活習慣病に罹ったりするのが
一般的だと言われていますが、老化を遅らせたり、生活習慣病を
予防するのはむずかしくありません。
病気を予防し、遅老延寿を望む人は、お互いに顔晴(がんば)りましょう。
私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。
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年齢と老化が健康に及ぼすリスクなどの研究機関として設立された「年齢研究所」(福岡市中央区)の設立記念プレスセミナーが都内で開催された。
セミナーは、前半で同研究所所長である板倉弘重・茨城キリスト教大学名誉教授による「老化制御について考える」をテーマに講演が行われた。
板倉教授によると、年齢は実際の「年齢(暦年齢)」と「身体年齢」との2つに大きく分かれる。暦年齢よりも若いと感じていても、実際は血管年齢が老いていたり、骨年齢、知能年齢、皮膚、視覚、聴覚、運動機能などの老化が進んでいく。とりわけ、動脈硬化は血管が75%程度まで狭窄していても血流が維持されて無症状のケースが多いが、50%程度の狭窄からプラーク(粥腫)が破裂し、急性心筋梗塞を発症することもある。ヒトは血管とともに老いると言われるように、血管の老化をいかに把握し、防ぐかが重要になる。
そのためには、通常の健康診断には入っていない「CAVI(心臓足首血管指数)」「ABI(足首上腕血圧比)」などの検査を定期的に受けることで、動脈硬化の程度を知ることができると指摘した。
100万人のレセプトデータからみた「年齢リスク」
板倉教授に続いて、青森県立保健大学健康科学部の吉池信男教授によるセミナーが行われ、100万人のレセプトデータの分析に基づいた「レセプトデータに見る年齢リスクと生活者意識」をテーマに講演が行われた。
吉池教授は、100万人のレセプトデータを分析して20歳から74歳の72万人を超える健康保険加入者を抽出。2010年12月から2011年11月に新規に医療機関を受領した者の割合を1年間の「発症率」として定義し、5つの疾患(虚血性心疾患、脳血管疾患、糖尿病、変形性膝関節症、骨粗鬆症)別に、性別、年齢別の「発症率(受診率)」をまとめた。
年齢とともに、これらの疾患の発症率が徐々に高まっていくことは言うまでもないが、性別や疾患によって特徴がある、と吉池教授は指摘する。たとえば、変形性膝関節症や骨粗鬆症については40代以降の女性の発症率がいきなり跳ね上がるのだが、骨粗鬆症では60代女性の発症率がさらに急勾配で上昇する一方、変形性膝関節症では50代女性の発症率が一定期間横ばいになるなどの「踊り場現象」もみられた。
年齢とともに、どのようなリスクが上昇するのか。40-41歳の「発症率」を基準に60歳の「相対リスク」を比較すると、男性は脳血管疾患が4.3倍に、女性は変形性膝関節症が5.7倍、骨粗鬆症は10.6倍にリスクが増大すると指摘した。こうしたデータは、いままで表に出てこなかったものであり、新薬開発などにも役立つのではないか、と説明する。
「今回のレセプトデータ分析では、たとえば特定の年齢の男性の糖尿病発症率が他の年齢と比較して低い、といった特異な現象も出ています。現時点ではその原因などは特定できませんが、その世代が生まれ育った生活環境や過去に罹患した病気など、もっと幅広い分析を行うことで、我々が知らなかった真実が浮き彫りになってくるかもしれません」(吉池教授)
ちなみに、セミナーでは、この5月11日~14日にインターネットを使って実施したアンケート調査「老化に関する生活者意識調査」の結果も発表された。30代から60代の男女、2000サンプルの意識調査で、老化の自覚症状は30代が疲れ、40代=白髪、50代=老眼、60代=もの忘れがそれぞれトップになっている。さらに、自分の配偶者に感じる4大老化現象は「白髪、肥満、老眼、もの忘れ」となっている。
(出典:サーチナ)
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