2012年7月13日金曜日

「医学部における栄養学は重要」、7割以上


おはようございます。

ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。

毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。





30年くらい前に医学部を卒業された医師が

医学部教育で栄養学の時間はたった4時間と聞いたことがあり、

腰を抜かすほど驚きましたが、今はやっていないようです。





・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)

・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。

 食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)





今はヒポクラテス時代とは異なり、医療は医薬品を活用して

病気・検査値をコントロールしていることが多く、

食事はあまり重視していないようです。



医学部で栄養学を少々学んでも奥の深い本当によい栄養療法を

活用することは難しいので、よい専門家と組むのが一番です。



日本の場合の国家資格の一つである栄養士は、

日本人にパン食を餌付けするための栄養学を中心に

学んでいるので日本人にとって本当によい専門家とは

言えないところが実に残念なところです。





食育基本法が施行され、時間と経費をかけていても



・主食がお菓子になり



菓子と米消費額推移.jpg



コメはパンにも抜かれて第3位になり



コメとパンが逆転日経120504.jpg



・野菜・果物の消費量は下がり続け

・魚の消費量も減り続け



食生活は悪化し、心身の健康状態は悪化の一途

なっています。



「食生活と身体の退化 先住民の伝統食と近代食その身体への驚くべき影響」



栄養摂取量の推移





1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われている

アメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)

よれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食で、

ごはんとパンは同じ扱いができる主食ではありません。





食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、

ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品に

することで、少しもむずかしくありません。





私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。

私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。





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****************************【以下転載】****************************



医師限定コミュニティサイト「MedPeer」を運営するメドピア株式会社(東京都渋谷区)は先ごろ、会員の医師4万3,000人(5 月 1 日現在)に対するポスティング調査『医学部における栄養学講座の重要性』を報告した。4 月 4 日(水)~10日(火)の調査期間で、有効回答数は2643件。



その結果、医学部における栄養学講座について、「必要だと思う」との回答が76%を占めた。理由については、「生活習慣病の増加に伴い、必要性が高まっている」「食事療法を指導する上で必須」「患者から食事関係の質問が多い」などのコメントが寄せられた。



詳細な意見では、一般内科医師からの提言が多かった。具体的には、「食事指導を医師の観点から行うことがあり、その時に必要。栄養士と議論になることもある」(70代)、「慢性疾患では、治療方針として薬物療法より食事療法が中心となる疾患も多く、栄養学の講座は必要」(同)、「内科、小児科、産科など栄養に関する指導が重要な科も多くあり、学生時代から医師としての栄養学の素養を見につけておくことは大変大事」(50代)、「外来でいろいろな患者から、食事のアドバイスを求められ困ることがある。あってしかるべき」(40代)

、「高齢者の患者を診る機会が多いが、栄養の大切さをしみじみ感じる。無理解の医師が多すぎる。高齢患者の治療はなにはともあれまず栄養改善。薬の減量もできる」(50代)などのコメントがあった。



また、40代の脳神経外科医からは「薬が病気を治すのではなく、身体の治癒力を引き出すことを前提に医療の再定義を行う必要があり、そのためには栄養学は必須。学問的興味よりも臨床的重要性を踏まえた医学教育が必要とされているのでは」との意見が寄せられた。



なお、「どちらとも言えない」は14%、「不要だと思う」は 9%となった。「カリキュラムに余裕があれば、栄養学講座はあってもよい」「学生のときに講義を受けても役に立たないかもしれない」「必要な状況は科によって違う」という意見のほか、「実地で学ぶ方がよい」など、医師になってから必要性を実感するコメントも多かった。



(出典:健康産業新聞)

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