2013年6月13日木曜日

たばこに対する意識改革を 喫煙は肥満よりも社会的信用を落とす




おはようございます。

ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。

毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。





喫煙はよいことは何一つないですが、禁煙後進国日本は喫煙率が高く、喫煙は日本の死因危険因子の堂々と第一位にランクされ、最も社会的信用を落としているようです。



また、新たな脅威として話題のPM2.5よりも喫煙、受動喫煙の方がはるかに恐ろしいそうです。



PM2.5、黄砂や放射線被曝リスクを懸念する喫煙者は、自身の喫煙の方がはるかに悪いと気づき、他殺行為になる人前での喫煙などはご遠慮いただきたいと強く思います。





さらに、20歳から70歳までの50年間タバコを吸い続けた場合、タバコ代とタバコを吸うことによって生じる諸費用(医療費やコーヒーなどの嗜好品費)の総額は、1600万円前後になるそうです。





タバコも酒も女性の方が悪影響が強く出ますが、日本は先進国で唯一女性の喫煙率が増えている異常国です。



受動喫煙は全員が大きな迷惑ですが、最大の被害者は逃げられない胎児です。

残念なことに最近の環境省の33,000人の妊婦を対象にした調査で、全体の5%が妊娠中も喫煙を続け、4%が飲酒しています。

喫煙は24歳以下の妊婦では1割にもなるそうです。



子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)



また、喫煙で寿命10年縮まるという研究結果が発表されていますが、同様の研究発表で、アルコール依存症が20年早死にする研究結果もあり、合わせれば30年も早死にするので長生きはリスクだと感じている人には吉報かも知れません。



「長生きしたくない」老後不安の未婚者

「長生きは不安」9割 「長生きはリスク」7割 理由は経済と健康

「長生きは不安」8割超 若年男性



日本の禁煙政策を牛歩以下にしている本音は、国民の長寿を望んでいないのでしょうね。





1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた



死ぬときに後悔すること25.jpg



1.健康を大切にしなかったこと

2.たばこをやめなかったこと 



と禁煙は第2位に出てきます。





なるべくうまく卒煙したい人は、「禁煙セラピー 読むだけで絶対やめられる」という本をおすすめします。



世界15ヵ国で翻訳され、イギリス、ドイツ、オランダで毎年ベストセラー、読むだけで90%の人がやめられるという話題の本であり、私の周りではこの本で7割が楽に卒煙しています。





卒煙すると毎日毎日がとても快適になり、もっと早く卒煙すればよかったと感じると思います。





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タバコの生涯コスト1600万! 効果満点の「リセット禁煙」とは





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日本医大がん診療センター長の久保田馨教授は先週、米シカゴで行われた学会から帰り、「最近アメリカでは、喫煙は肥満よりも社会的信用を落とすといわれている」と話してくれました。「太ると出世できない」といわれてダイエットに励むビジネスマンの話は耳にしますが、そういえばオバマ大統領もがんばって禁煙に励んでいましたね。かつては、カウボーイがたばこを手にするシーンがみられたアメリカ映画でしたが、たばこイコール格好良さというイメージを変えるキャンペーンが成功をおさめ、禁煙運動が進み、意識改革が行われたといえます。



ところで久保田教授によると、受動喫煙の害については、哲学者のゲーテが「喫煙にはひどい無作法、無礼な非社会性がある。喫煙者はあたり一帯の空気を汚して、喫煙したくない、社交性のある、普通の優しい人間を窒息させる……」と手紙に書いているということです。さらに、循環器内科医であり、東京都とげ抜き地蔵尊、高岩寺住職でもある来馬(くるま)明規先生によると、ゲーテより古く、日本の面山和尚が受動喫煙について「たばこを吸う者が1人でもいれば、その臭気は部屋全体に満ちる」という記載をして、僧侶の禁煙を勧めていたとのこと。ちなみに高岩寺では寺内の禁煙化を行っていて、寺内に灰皿がないのだそうです。



喫煙については、まだ日本では「個人の自由」と考えている喫煙者が多いようですね。驚くのは、いまだに分煙していないレストランやカフェが都心に存在していること。受動喫煙の危険に関する知識欠如というより、たばこに対するイメージがまだ「格好良さ」や「男らしさ」として残っていて、たばこをすうことに対する意識が「嗜好(しこう)品」から変化していないのが現状かもしれません。



ヘビースモーカーの夫と暮らす、たばこを吸わない妻の肺がん死亡率は、吸わない夫と暮らす妻の約2倍と報告されているのはよく知られています。たばこは副流煙の方が大きく周囲の人に影響を与えられることに気づくとともに、たばこをストレス解消や嗜好品ととらえる意識を変えていかないと受動喫煙の害は減少しないでしょう。



(出典:読売新聞)

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