2013年6月20日木曜日

要介護の主原因「ロコモ」-整形外科学会がテスト作成




おはようございます。

ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。

毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。





2013年度から始まった第2次健康日本21の主目的は、健康寿命の延伸なので「ロコモティブシンドローム(ロコモ、運動器症候群)」関連記事が増えています。



今回の日本整形外科学会が作った「ロコモ度テスト」は簡単にできますのでやりました。私は66歳で、脚力は20代、歩幅は30代、日常生活25はゼロ、7つのロコチェックもゼロでした。





人間は動物なので

・動かないと動けなくなる

・動かないと認知能力も低下する

・動かないとQOL(生活の質)が低下する

・動かないと身体が硬くなり、怪我をしやすくなる

・動かないと老化が進む

・楽をすると楽なことしかできなくなる

そして、サルコペニア、さらに進んでロコモとなり、

寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけですが、1日10分程度でも有効という研究結果が発表されましたが、それでもやらない人はやらないでしょうね。





体力テスト調査の結果では、男女ともに40代後半から体力がガクっと低下するのでロコモ予防は40代からはじめたいわけです。



また、ロコモは予備群を含めると約4700万人といわれていますが、40歳以上の8割がロコモ・予備群と推定されているそうで、寝たきり予備軍にもなります。



ロコモの3大原因は

・筋力低下

・バランス能力低下

・運動器の疾患

なので十分な予防はできます。





一方、長期戦略の苦手な日本は国民皆保険制度導入から50年強、健康増進政策開始から40年強経過しても国民の健康状態は悪くなる一方という実に情けないほど厳しい現実があり、2011年の人間ドック異常者は92.2%という非常事態で、過去の日本の健康増進政策を整理すると、



◆ 1970年

  保健栄養学級の開催

◆ 1978年

  第一次国民健康づくり政策

  健康は自己責任

◆ 1988年

  第二次国民健康づくり政策

  アクティブ80ヘルスプラン

◆ 2000年 

  第三次国民健康づくり政策

  健康日本21 

◆ 2003年5月

  健康増進法施行

◆ 2008年4月

  特定健康診査・特定保健指導

◆ 2013年

  第四次国民健康づくり政策

  第2次 健康日本21

 

加齢にともなう生体機能の低下.jpg



機能・気力・体力・活力の変化.jpg



運動強度と心身の健康.jpg



運動不足を感じている人は日常生活の中にトレーニング要素を入れることをおすすめしますが、やるかやらないかだけで、やらない理由は見つけにくいと思います。



運動指針2006.jpg



今後行ってみたい運動種目.jpg



心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので、お互いに顔晴(がんば)りましょう。





私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。

私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。





ロコモ関連ウェブサイト

ロコモは早期発見から予防の時代へ

メタボより怖いのは「ロコモ」!? 40代からの対策で“大きな差”



ロコモ関連ブログ

筋肉が衰えたサルコペニア肥満防げ 下半身筋トレ習慣に

新・国民病「ロコモ」、特効薬はスマホ連携ギア

ロコモの入り口「サルコペニア」とは?

50代以上の半数がロコモ予備軍



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食生活の改善 (私がめざしている食生活)

食の提言

食育のすすめ -大切なものを失った日本人-

粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」

戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!

健康的な油脂類の摂り方

「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第

マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?

あぶないコンビニ食

マーガリン・精製油の恐怖



21世紀の知的健康法 2.0

『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会



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“お手軽”運動で体の悩みを解消

からだ百科:筋肉の可能性

2008年に全世界で注目されている運動法とは?

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共役リノール酸(CLA)は確かにやせる!

騙されるな

早食いと肥満

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メタボリックシンドローム ダイエットへの近道



****************************【以下転載】****************************



将来のリスク知り予防に生かそう



寝たきりや要介護の主要な原因である「ロコモティブシンドローム(ロコモ、運動器症候群)」。日本整形外科学会は、将来ロコモになる可能性を判定する「ロコモ度テスト」を作った。若い世代にもロコモ予防の大切さを呼び掛けるのが狙いだ。あなたのロコモ度は?



健康寿命に影響



ロコモは、骨や関節、筋肉などの機能が低下する「運動器の障害」によって歩行や日常生活に何らかの支障がある状態のこと。平成19年、同学会が提唱した概念。同学会は22年に予防・啓発のため、推進協議会を設立した。ロコモの認知向上は今年4月から開始した厚生労働省の「健康日本21(第2次)」の目標項目にも選ばれている。.



運動器の働きが大事なのは、運動器に支障があると健康寿命(健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間)に大きく影響するためだ。日本人の平均寿命と健康寿命の差は男性が約9年、女性が約12年。晩年の約10年を自立できない状態で過ごしている人が多いのが現状だ。.



同学会はこれまで、「7つのロコチェック」によってロコモ予防を呼び掛けてきた。新たな「ロコモ度テスト」について、同学会理事長で九州大学大学院外科学講座の岩本幸英教授は「ロコチェックはロコモかどうか気づいてもらうためのテスト。既にロコモの人では予防が難しい。運動機能の低下は20~30代から始まっている。より早い段階で将来のロコモリスクが分かれば、生活習慣の見直しなどで効果的なロコモ予防ができる」と説明する。



ロコモテスト.jpg



年相応かチェック



テストは、脚力や歩幅の測定と日常生活について25項目の質問に答える「ロコモ25」でできる。.



脚力を測る「立ち上がりテスト」は、高さ10~40センチの台に座り、片脚や両脚で立ち上がれる台の高さを測る。低いほどよく、20代男性では20センチの台から立ち上がれるかが目安。.



歩幅を測る「2ステップテスト」は、2歩分の歩幅を身長で割った値を調べる。例えば、身長175センチの人で2歩幅が285センチの場合、2ステップ値は1・63。30代では標準、40代では標準以上だが、20代では標準以下となる。「歩行速度が遅くなると寝たきりのリスクが上がる。年齢相応の歩幅を維持しているかは大事なポイント」(伊奈病院整形外科・石橋英明部長).



それぞれの結果を年齢層別の目安と比較し、一つでも達成していないと将来ロコモになる可能性が高いという。.



同学会は、ロコモ予防のために片脚立ち(左右1分間ずつ、1日3回)とスクワット(5~6回を1日3回)を推奨してきた。今回はこれに、カーフレイズ(両脚で立った状態でかかとを上げ下げする)とフロントランジ(両脚で立った状態から片脚を大きく前に踏み出し、太ももが水平になるくらいに腰を下げた後、踏み出した脚を元に戻す)の運動を追加。いずれも下半身に筋肉を付ける運動で、カーフレイズは10~20回、フロントランジは5~10回、ともに1日2~3回が目安だ。.



岩本教授は「ロコモにならないよう、暮らしの中で運動を習慣付けてほしい」と呼び掛けている。.



【7つのロコチェック】



 (1)家の中でつまずいたり滑ったりする.



 (2)階段を上るのに手すりが必要.



 (3)15分続けて歩けない.



 (4)横断歩道を青信号で渡りきれない.



 (5)片脚立ちで靴下がはけない.



 (6)2キロ程度の買い物を持ち帰るのが困難.



 (7)布団の上げ下ろしなどが困難.



  ※一つでも当てはまるとロコモの可能性がある



(出典:産経新聞)

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