2013年6月12日水曜日
ぽっこりお腹へこませ運動 歩きながら手軽に実践 ドローイン
おはようございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。
腹をへこませる運動のドローインが注目されていますが、効果を得るには効果を過信しないで習慣にし、正しいダイエットをすることです。
いずれにしても肥満はいいことがないようです。
・容姿が悪くなる
・服飾費がかかる
・服の選択肢が狭くなる
・食費がかかる
・ダイエットにコストがかかる
・疲れやすい
・生活習慣病になりやすい
・治療費がかかる長期闘病が必要になりやすい
・短命になりやすい
・子孫に肥満が継承されやすい
などがあり、なるべくなら避けたいものです。
正しいダイエットは体脂肪だけを減らすことで、やる理由と目標が明確、よい知識、よいコツを知るとむずかしくなく、適正体重を維持するために一生意識・実践するものだと思います。
アメリカの12種類の一般的ダイエット後の3年間800人の追跡調査によれば、
・ダイエットに成功 5%
・現状維持 40%
・失敗 55%
ダイエットの結果を維持するのもむずかしくありませんので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。
私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。
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中年になると、ポッコリと出たおなか周りが気になる。とはいえ、「忙しくてスポーツジムに通うのが難しい」「食事療法などでダイエットするのは面倒だし続かない」という声もよく聞く。日常生活を送りながら、腹囲だけは細くしたい――。そんな場合に取り組みやすいのが、歩きながらでも実践できる「ドローイン」という動作だ。
ドローインは英語で「内側に引く」との意味。もともと腰痛の改善や予防、胴体部分にあたる体幹を鍛えることを目的に理学療法で取り入れられた。「腹がへこむ」という効果にも注目が集まるようになったのはここ数年で、誰でもできる運動として中高年を対象にした健康教室などで紹介されるケースも増えている。
■ヘソの位置を意識
やり方は極めて簡単。背筋を伸ばして肩の力を抜き、ヘソを背中に近づけるイメージで腹を大きくへこます。壁に背中をあてて立つと最適な姿勢を見つけやすい。腹をへこました後は肩が上がっていないかを確認する。限界まで腹をへこませると効果も大きいが、腰痛の持病がある人は悪化する恐れがあるので注意する。自分の体の状態にあう力の加減を探ろう。
きちんと腹がへこんだかどうかは、鏡を見てチェックする。企業の健康セミナーなどで教える健康運動指導士の植森美緒氏は「何もしない普段の状態から1割へこます程度が目安だ」と話す。腹囲が90センチなら81センチだ。植森氏は「太っていてへこますのが難しい人でも根気よく続ければ筋肉が動くようになる」と励ます。
腹をへこます際は息を吐きながらやると容易にできる。腹がへこんだ後は普段通りに呼吸する。最初は慣れないが、続けているとこの状態が自然に感じられるようになるという。まずはドローインの状態を1回当たり30秒ほど保ち、これを1日5セットほど実践する。
電車内やオフィスなど、どこでもできるので気付いた時にやってみるとよい。寝る前や起床時はうつぶせになり、ひじを直角にし上体を起こしてドローインをすると効果的だという。
■眠った筋肉起こす
これだけで腹だけ部分的にやせられるのか。「カギは筋肉の再教育にある」と全日本柔道連盟のトレーニングコーチを務める了徳寺大学の岡田隆准教授は解説する。人間は体幹を鍛えると動作が安定してケガなどを防げる。たくさん体を動かす生活を送っていれば、筋肉の緊張が持続され体幹が強くなる。一方、現代人の多くは体を動かす機会が減り、筋肉がゆるみがち。「ドローインで筋肉を鍛え、あるべき緊張を取り戻すのが重要だ」(岡田准教授)
腹部周辺にはコルセットのように取り囲む腹横筋や正面の腹直筋などがあり、連動して動く。腹をへこませると上半身が上下に引っ張られるような力が加わり、コルセットの腹横筋がぎゅっと締まる。腹横筋は普段はあまり意識して力を入れることがない。ドローインにより脇腹や背中に張りを感じれば、効果を実感できるという。
腹横筋は通常の腹筋運動では鍛えるのが難しい。腹筋運動では腹直筋が強くなるが、腹囲は絞りにくい。多くの人が「腹筋運動を毎日しても、腹だけはひっこんでくれない」と悩むのはそのためだ。ドローインを続けると筋肉が緊張状態を「自然なもの」と認識し、あまり意識しなくても引き締めた腹囲を保てるようになるという。
ドローインはあくまでも腹をへこませる運動でダイエットは主目的ではない。岡田准教授によると、20代の男子学生が1回30秒を1日10セット実践したところ、1カ月半で腹囲が約7センチ減ったが、体重はほとんど変わらなかった。ドローインは腹を引っ込めて筋肉や内臓を本来の位置に戻すための運動と考えよう。
植森氏は脂肪燃焼を目指す場合、「歩きながらのドローインならエネルギー消費量が増える」と話す。ただ、ドローインをすればすべて解決するわけではない。東京大学の石井直方教授は「あくまで一つのテクニックと考えてほしい」と呼びかける。メタボリックシンドロームなどで内臓脂肪が多すぎる人はドローインの効果にも限界がある。まずは適量の食事や運動を心がけ、内臓脂肪を減らすことが大切だ。
ひとくちガイド
《本》
◆筋肉の仕組みが学べる
「石井直方の筋肉まるわかり大事典」(石井直方著、ベースボール・マガジン社)
《インターネット》
◆生活習慣改善のコツを知るには
厚生労働省「メタボリックシンドロームを予防しよう」
(出典:日本経済新聞)
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