2013年6月14日金曜日

若者にも起きる心筋梗塞 メタボな男性だけじゃない




おはようございます。

ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。

毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。





「いつまでも美しい憧れのアラフォー女優」の1位に挙げられるなど同性からの支持が高い天海祐希さんが心筋梗塞で倒れたとのニュースは同世代の女性たちに衝撃を与えたようです。



心筋梗塞は動脈硬化が原因と言われ、喫煙者、糖尿病、高血圧、高脂血症の人は動脈硬化が進んでいる恐れが強く、喫煙、糖尿病、高血圧、高脂血症が心筋梗塞リスクを高めることはデータでも立証され、認知症リスクを高めることもわかってきています。





心臓病と脳卒中は動脈硬化がほとんどの原因になるそうで、合わせると死因の25%を超えます。



2011年の日本人の死因は、

1位 ガン  :28.5%

2位 心臓病:15.6%

3位 肺炎  :10.0%

4位 脳卒中: 9.9%





交通事故などで亡くなった子供400人を解剖した結果

・ 5歳児55人の76%が動脈硬化

・10歳以上では100%が動脈硬化

だったとNHKで放映されていたそうで、相当早い時期から動脈硬化は起きているようです。





動脈硬化を起こさない予防については1995年頃、動脈硬化の真犯人はホモシステインだといわれ、日経ヘルス2000年3月にはくわしく書かれていました。



動脈硬化の真犯人ホモシステイン.jpg



ホモシステイン対策には葉酸、ビタミンB6、B12の摂取がよいそうですが、さらに酸化ストレスによる動脈硬化がありますので抗酸化対策をすることで動脈硬化が予防できると考えられます。

そして、糖化により動脈硬化が進むこともわかってきました。



私はよい食事、運動習慣などのよい生活習慣にプラスして世界最高品質のサプリメントを活用してホモシステイン対策と抗酸化対策、抗糖化対策、さらにトドメといえる遺伝子発現対策をしていますので一つの目安になる血圧も若い頃とまったく変わらずに心身ともに常に快調です。





・白い精製穀物ばかり摂る

野菜や果物の栄養素は激減

・野菜や果物の消費量も減少の一途

・環境悪化、ストレスなどからビタミン・ミネラルの必要量は増加

・食事の含有ミネラルを検査すると31品全品全滅

 (食事でかかる新型栄養失調 三五館)

外食の栄養によると調査944品の15種栄養素含有は全滅



などがあっても日本では食事で53種類の必須栄養素の種類と量が摂れると主張し、サプリメントを否定する国家資格者が多く、健康増進を望む国民は本当にお気の毒だと思います。

 



私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。

私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。





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■若者にも起きる心筋梗塞 女性の喫煙、高リスク



女優の天海祐希さん(45)が先月、入院したことで注目を集めた「心筋梗塞(こうそく)」。これまでメタボな男性の病気、という認識が一般的だっただけに、驚きが広がった。天海さんのようなケースは「非常に稀な例」と専門家は見ている。ただ最近、患者の低年齢化が進む傾向にあるという。



心筋梗塞とは、心臓の血管の動脈硬化が進行して、血管内に血液が流れなくなり、心筋細胞が壊死(えし)する状態のこと。胸に強い痛みがあり、30分以上に及ぶこともある。



厚生労働省の「患者調査」によれば、心筋梗塞と狭心症を含む虚血性心疾患の患者数は約80万人。男性が約46万人、女性が約34万人。約10年前までは患者数が増えていたが、ここ4、5年は横ばい傾向にある。患者の平均年齢は男性65歳、女性75歳だ。



ところが最近、特に男性において、若年化しているという。「20代の患者もおり、中には18歳という例もあった。私が医者になったばかりの20、30年前は、20代、30代で心筋梗塞になる人はまずいなかったのですが」と国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)の心臓血管内科部門長の安田聡さんは驚く。



その理由として、「若い男性の生活習慣が劣化していることが一因」と安田さんは警告を発する。「コンビニやファストフード店があふれ、特に若い男性は手軽に食事をすませる生活習慣が身についてしまっている。その上、運動する機会が少ないので肥満が進行する。高コレステロール、高血圧にもなります」



もうひとつ、安田さんが危機感を抱いているのが、女性の喫煙率の高さだ。厚生労働省「国民健康栄養調査」によると、成人喫煙率は、男性では低減傾向にあるのに、若い女性では増加。40代では、平成元年に10・6%だったのが、23年には16・5%にまで増加している。「血管の内皮は一酸化窒素を出して、血管を十分広げ、血管を守っている。たばこを吸うと、一酸化窒素の生成分泌が障害を受け、血管がしぼみやすい状態になるのです」



天海さんのケースについては「あんなに若く、しかもスリムな女性が心筋梗塞って、間違いじゃないのかと思うくらいびっくりしました。医学的にはいちばんなりにくいタイプですから」と安田さんは話す。



それでも若くて細身の女性が心筋梗塞になる原因のひとつとして考えられるのは、まれではあるが、血管の痙攣(けいれん)だという。精神的なストレスや寒冷ストレスで血管が収縮する。もうひとつは、血管の壁に糜爛(びらん)(小さな傷)ができ、糜爛にかさぶたができたり血栓ができて血液の流れが悪くなるケース。糜爛は血管の内部のストレス(血圧)でできる。



従来、心筋梗塞は、血管の断面に対する動脈硬化の割合がだんだんと進み、90%、100%となって引き起こされる、と考えられていた。しかし、現在では、動脈硬化の割合が25%、あるいは50%という軽い病変が、一気に100%にジャンプする、という認識が一般的だ。コレステロールの塊、「プラーク(粥腫(じゅくしゅ))」が急にはじけて、血栓ができ血液の流れを遮断してしまうからだ。



プラークには比較的安定していてはじけにくいものと、不安定なものと2種類ある。「プラークの質を不安定なものから安定なものへ変えていくことが、治療の目標です」(安田さん)。コレステロールを下げる治療薬「スタチン」には、プラークも安定させる効果があるという研究結果も出ているという。



ただし、どんなに研究が進んでも、予防が肝心。安田さんは「何より、健康的な生活習慣を身につけることが大切」と話している。





◆病院でチェック 



心筋梗塞の原因になる動脈硬化の進行具合を、病院などで手軽に検査することができる。心臓から押し出された血液の拍動が手足に届くまでの速度を測定するPWV(脈波伝播速度)と、ABI(上腕と足首の血圧比)を、血圧を測る要領で測定。時間は5分程度。保険が適用される。



(出典:産経新聞)

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