2010年8月25日水曜日

がん告知が65%の現実 充実の末期がん告知に期待

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日本のガン告知は遅れていましたが、今でも1/3が告知されていない
現実には驚きました。

末期ガン患者は主治医や家族の態度、治療内容、体調などからガン告知が
なくてもガンだと感じ、ウソをついている主治医や家族を恨み、安らかな最期とは
ならないようです。

絶望させないよい告知が100%行われることを期待したい。


経過のよいガン患者は統合医療を実行できた人と言われ、
代替医療を併用している人は9割と推測され、否定しがちな主治医には
内緒で代替医療を併用しているケースが多いそうです。


希望は最善の薬、絶望は毒薬

ガン患者の心理状態と生存率.jpg

日米ガン死亡率週刊東洋経済0703.jpg

アメリカガン死亡率推移

私のライフワーク:人生3大不安の健康、経済、孤独を解消するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


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****************************【以下転載】****************************

21日、肺がんのため65歳で死去した梨元勝さん。梨元さんはがんであることを公表し、「同じ病気の方々への励ましになれば」と、最期まで病床から情報をリポートし続けた。著名人では、7月に亡くなった劇作家のつかこうへいさん=享年62=も、やはり肺がんの告知を受け、それを周囲に公表する一方で、病室から電話で演劇指導する最期を送っている。

「充実した余生を送る」といった理由などから、日本では最近、がん告知が増えつつある。その一方で、皆が梨元さんやつかさんのように、強く生きられるわけではない。医療の現場では「末期患者を悲観させる」など慎重論も根強くあるのが現実だ。

「20年ほど前には、がん告知を推進する立場の医師も『初期のがんは告知しても末期がんは告知しない』というスタンスだった」。がん告知問題に詳しい兵庫医科大の笹子三津留教授は、告知をめぐる状況の変化をそう話す。

それが平成になって徐々に告知が増えていった。医療技術の向上や、ホスピスなど終末期医療施設の増加も告知を後押しした。

笹子教授は「自身のがんを真っ正面から見据えて闘病し、有意義に最期を迎えることを望む人が増えた」と、背景を説明する。

終末期医療に関する厚生労働省研究班で主任研究者を務めた経験がある国立保健医療科学院の林謙治院長は「ケース・バイ・ケースだが」と前置きした上で、「告知するほうが患者のためになる」と話す。

林院長はこんなエピソードを紹介する。アルツハイマーの妻を自宅で看病していた高齢の男性が、男性自身ががんであることを告知された。男性は「最期に何をやらなければいけないか分かった」と決意。妻の受け入れ施設を探し出すなど、妻の身の回りに必要な手続き一切をやり終えて、他界したという。

「患者は告知されることで、自分の残された人生を有意義に生きようと考える」と林院長。

だが、厚生労働省研究班が平成19年に全国約1500の病院に行った調査によると、がん患者への病名告知率は65・7%。100%近い告知がされているという米国などに比べると差は大きい。

告知がためらわれる理由には、「本人への精神的サポート」の難しさなどがある。林院長も「告知は患者を悲観させたり、自殺願望を持たせたりとマイナスに働くこともある」と指摘する。

また、闘病などで死と向き合うことなく、「ある日突然、ぽっくり死にたい」という人が多いのも事実。そんな人が参拝する通称「ぽっくり寺」は全国に複数ある。

その一つ、奈良県斑鳩町の「吉(きち)田(でん)寺(じ)」の山中真悦住職(56)は「毎日、心の安らぎを求めてお参りの方がくる。時代は変わっても、『ぽっくり』と死にたいと思うことは、変わらぬ素朴な願いということでしょう」と話している。

(出典:産経新聞)

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