2008年9月5日金曜日

「ケータイで脳腫瘍」論争 ガン研究所が警告、全米No1トーク番組「ラリーキングライブ」が特集

いつもありがとうございます。ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
携帯電話は健康に対して白だと思っている研究者は少ないようで、黒と言う研究結果が増えていると感じます。まだ完全に黒とも言えない濃いグレーと言うことなのでしょう。
日本は世界が黒と断定しても何もしない例はたくさんありすぎますね。
私は12年前から携帯電話を常用していますが、・身につけない・なるべく使わない・使う時はイヤフォンマイクを使う・発信時は身体から遠くに離す・メール送受信も身体から離す・SAR値の低い機種を選ぶ(PHSは桁違いに少ない)・携帯電話で通話している人はなるべく避けるなどの対策をしています。
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************************************************************************* CNNの看板トーク番組「ラリーキングライブ」で、携帯電話と脳腫瘍の関係について2回にわたる特集が組まれた。米国有数の医学研究機関であるピッツバーグ大学医学部のガン研究所所長が携帯電話の利用について警告を出すなど、アメリカではケータイ安全論争が再燃している。だがスポンサータブーによって日本ではまったく報じられていない。彼の地での議論を報告するとともに、現在日本で販売されている機種で電磁波という点で見たベスト1とワースト1(25倍超もの差がある)を、各キャリア別に紹介する。
-------------------------------------------------------【Digest】◇「サンプロ」「徹子の部屋」のような老舗◇辣腕弁護士の脳腫瘍がきっかけ◇相関関係を示しているいくつかの研究がある◇脳外科医、全員が「イヤホンマイク使用」は合意◇一流医学大学が携帯電話使用の警告を公表◇アメリカの専門家が薦める対策10か条-------------------------------------------------------
◇「サンプロ」「徹子の部屋」のような老舗
ラリーキングライブは、1985年から続いているニュース専門放送局CNNの看板番組だ。芸能から政治、硬軟あらゆるジャンルの第一人者をゲストに招く番組で、日本の番組にたとえるとすれば、「徹子の部屋」と「サンデープロジェクト」を足して二で割ったような感じだろうか。そこで、今年の5月と7月に二回も電磁波と脳腫瘍の関連について特集番組が組まれた。危険派、安全派、中立派などの専門家を招き、司会のラリーキング氏が間に入り論争を繰り広げるといった内容だ。
ドコモ、AU、ソフトバンクおよび松下、富士通、NECといった端末メーカーの莫大な広告費が投じられている日本のマスコミでは、まずありえないものだった。
◇辣腕弁護士の脳腫瘍がきっかけ
5月27日に放送された1回目の特集のきっかけは、アメリカでも有数の弁護士ジョニー・コクラン氏の死因についてであった。コクラン弁護士は、アメリカンフットボールの有名選手OJシンプソン氏の殺人疑惑事件や、マイケル・ジャクソンの児童性的虐待疑惑などの裁判で、圧倒的不利な条件で、無罪を勝ち取ったことでも有名なアメリカ屈指の弁護士だ。
彼は脳腫瘍のために2005年3月29日に亡くなった。彼の死亡以来初めて、未亡人のデール・コクランさんがテレビに出演するという内容だ。
話の前半は、コクラン弁護士の回想で、その後死因となった脳腫瘍と携帯電話に関係があるのかについて、専門家を交えての論争が始まる。
◇相関関係を示しているいくつかの研究がある
冒頭、コクラン氏の主治医を勤めたマウントシナイ病院の脳外科部長のキース・ブラック博士は
「現在ある証拠を見る限り、携帯電話が脳腫瘍に直接的関連があると言うのは難しいのですが、安全であると言うのも難しいです。両方を支持する研究があります。それらの研究の1つで、とても重要なものが、10年間にわたる携帯電話の使用という長期曝露を見たヨーロッパでの研究です。2,000時間以上(1日一時間で10年間)の携帯電話使用にさらされた場合、脳腫瘍を発症するリスクが3.7倍、増加すると報告しています。」
と述べる。ラリー・キング氏の「そのリスクは高いと考えられますか?」という問いに、「高いでしょう。脳腫瘍の全発生率は低いのですが、統計的有意な増加です。しかし、一方で相関関係を全く示していないような研究もあります」と答えている。科学的には、白黒両方の研究が両立しており、結論を出せないのが現状だが、もしリスクが本当だとしたら見逃せないという立場だ。
また、問題のジョニー・コクラン弁護士の脳腫瘍と携帯電話の関連について、ラリーキング氏の「ジョニーの腫瘍ができた場所は、携帯電話を耳に近づけて使用するところの近くでしたか?」という質問に対して、
「はい、そのとおりです。そして、決定的な研究はないものの、携帯電話を使用する側と脳腫瘍が発生する側の相関関係を示しているいくつかの研究があるんです。頭の左側で使っていれば左側に腫瘍ができるというような。それが研究者の間で、懸念を高めた根拠の1つです、人々が携帯電話を使う位置の近くで腫瘍が発生しているのということなので」と懸念を強めることになった根拠を話す。
一方、オーストラリアのキャンベラ病院の神経外科医ヴィニ・クラナ博士は、携帯のリスクは脳腫瘍だけではないと主張。タバコやアスベスト以上に危険かもしれないと警告する。ラリーキングにその根拠を聞かれ、クラナ博士は、
「現時点で、世界中に携帯電話の30億人以上のユーザがいる。私たちの世界人口の半分です。オーストラリアだけでも2100万人が使っています。そして、問題は脳腫瘍だけではなく、携帯電話に関連していると報告された他の健康への影響もあるんです。行動障害、唾液腺腫瘍、男性不妊・・・・・。
(出典:MyNewsJapan)

2008年9月4日木曜日

中学生から「薬教育」 現場の教師は困惑も 製薬業界は「アドバイザー」養成

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義務教育で薬教育が行われるそうで、驚き、呆れました。
薬は病気の時に使うものですが、それより病気予防が大切です。食育も中途半端でジャンクフード産業の餌付けの機会に化け、何より大切な健康教育はされていません。
国民の健康・長寿は望んでいないのかも知れません。
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平成24年度からの新学習指導要領で、中学の保健体育に「薬教育」が新たに加わる。コンビニエンスストアやネット通販などでOTC(市販)薬が簡単に買える時代に、正しい使い方ができるよう、子供への薬教育の重要性は高まっている。半面、教える側には「どう教えたらいいかわからない」という声が多く、製薬業界は薬教育を支援する「くすり教育アドバイザー」養成など、態勢づくりに力を入れている。
薬教育は現在、高校の保健体育で行うことになっている。しかし、東京薬科大薬学教育推進センター長の加藤哲太教授は「進学してくる学生のほとんどは(高校での薬の授業は)印象にないという。情報があふれる中で、健康や病気、薬に関する知識を高めるためにも、薬教育は義務教育の小中学校からくり返し教えることが必要」と指摘する。
埼玉大教育学部付属中学では、養護教諭の宮川厚子さんが実験的に薬教育を行っている。「生理痛薬を友達同士で貸し借りしたり、痛いときに安易に薬に頼ったりなど、薬の使い方で誤った認識をもつ生徒は少なくない」と宮川さん。
授業では、OTC薬の説明書の読み方や、薬は決められた時間に決められた量を飲まないといけない理由などを教える。授業後、生徒から「今まで説明書をしっかり読んだことがなく、親にいわれたものを飲んでいた。自分で理解して飲むことが大事だと分かった」「どの薬も同じだと思っていたが、自分の症状に合った薬を選ぶことが大切だと思った」などの感想が寄せられ、薬への理解が深まったことがうかがえる。
新学習指導要領に盛り込むことになったのは、17年の中教審専門部会で議題になったことがきっかけ。実は昭和33年と36年施行の中学・保健体育の学習指導要領には薬教育が盛り込まれていたが、その後なくなったため、約50年ぶりに復活することになる。当初は小学校から始めた方がいいという議論もあったが、最終的には中学からとなった。
指導要領に加わったといっても、どういう教え方をするかは現場の教師にまかされる。授業でパンフレットを一枚渡すだけでも「教えた」ことになるが、それではわざわざ指導要領に加えた意味がない。
薬教育は保健体育の授業で行うが、問題は誰がどう教えるか。実際には保健体育か養護の教諭が教えるが、養護教諭の中には「薬について自分が教えられるのは、自分勝手に服用してはいけないということくらい。あとは怖くて教えられない」という声も多い。
現場の教師を補佐して、子供たちに薬の正しい知識を教える役割を期待されるのが学校薬剤師だ。加藤教授は「これまで学校薬剤師は、プールや水道の水質検査など学校の環境衛生の維持管理が主な役目だった。薬の専門家として、薬教育に加わってもらえれば、生徒の理解を深めるのに役立つ」と話す。
さらに製薬企業でつくる「くすりの適正使用協議会」(東京・日本橋)は、教員をサポートできる「くすり教育アドバイザー」の養成を今年から始めた。松田偉太郎事務局長は「薬についての正しい知識を子供のときから身につけられれば、薬による副作用や薬害を減らすことにもつながる。中学からの薬教育が充実して行われるように協力したい」と話している。
(出典:産経新聞)

2008年9月3日水曜日

腎臓結石:温暖化で増加 体内の水分不足要因 米大学予測

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温暖化は様々な弊害をもたらすようです。感染症の増加など以外にも腎臓結石患者が増えるそうです。
関連ブログ地球温暖化:節水で防止効果大 水にもっと関心を北極海の海氷、衛星観測史上最小に 予想超す温暖化進行地球温暖化によるリスクはより深刻
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◇気温2.38度上昇で危険性10%上昇
地球温暖化のために米国では2050年までに腎臓結石患者が新たに最大225万人増えるとの分析を、米テキサス大がまとめた。腎結石は、水分の摂取量が少なかったり体内の水分が失われ、カルシウムなどが結晶化して発症する。研究チームは「この傾向は他国にも表れ、特に途上国で打撃が大きいのではないか」と警告している。米科学アカデミー紀要に発表した。
研究チームは米国を4区域に分け、各区域の患者数や2050年までの気温上昇を国連の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)の報告などに基づき分析した。その結果、気温は地区平均で2・38度上昇し、発症の危険性は7~10%上昇する可能性のあることが分かった。それに伴い、患者は161万~225万人増え、医療費も9億4700万~13億3000万ドル(約1042億~1463億円)かさむと試算した。
米国では男性の12%、女性の7%が腎臓結石の患者で、暖かい南東部の発症率は寒冷な北西部の1・5倍。88~94年の年平均気温は76~80年に比べ0・5度上昇し、患者数の増加率も3・6%から5・2%に伸びたという。【田中泰義】
(出典:毎日新聞)

2008年9月2日火曜日

生活習慣病予防、個別指導の受診17%増 07年度

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勤労者予防医療センターがあるのですね。生活習慣病は普通に生活しているといつか罹る病気であり、保険医療ではなかなか治せていないので予防に勝る治療はありません。
生活習慣病予防の個別指導を受けた人が前年比で17%も増えたことはよい傾向だと思いますが、何を実践するかで大差がでます。
関連ブログやせている人でも生活習慣病になる危険 メタボ健診の改善指導対象外生活習慣病:対策の「根拠」、追跡調査の取り組み 町ぐるみ、医療に貢献都が啓発パンフ 「健食は生活習慣病治療に効果なし」生活習慣病予防の可能性を示すバイオマーカーを発見26階庁舎「職員は階段を」 生活習慣病対策で厚労省生活習慣病に7割の人が不安も「要再検査」を3割が放置
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全国32カ所の労災病院に併設された勤労者予防医療センターなどで2007年度に生活習慣病予防の個別指導を受けた人は前年度比17%増の6万9418人にのぼったことが、独立行政法人「労働者健康福祉機構」(本部・川崎市)のまとめで27日、分かった。受診の急増について同機構は「メタボリック症候群への関心が高まったことが背景にある」と分析している。
個別指導の内訳は、喫煙や飲酒、睡眠不足などの習慣の改善を促す「生活指導」を受けた人が06年度比38%増の1万9922人。理学療法士が健康状態や体力に見合った運動を指導する「運動指導」が同3%増の1万8256人、医師による栄養、運動、生活など総合的な「保健指導」が同17%増の1万7815人など。
(出典:日本経済新聞)

2008年9月1日月曜日

虫歯ができる前にレーザーで検知

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ラマン分光法で虫歯ができる前に検知できるそうで、早く実用化してほしいものです。
ラマン分光法は様々な分野で広く使われていますし、私も活用しています。
************************************************************************* レーザーを用いて、虫歯ができる前に問題のある歯を検出できるようになる可能性があるという。「ラマン分光法(Raman spectroscopy: RS)」と呼ばれるこの技術自体は新しいものではなく、別の分野ではさまざまな化学物質の識別に長年用いられているが、ごく初期段階の歯の腐食を検出するのにRSを用いたのは今回が初めてだという。
この技術を用いると、正常なエナメル質と腐食しつつあるエナメル質とを区別でき、さらに技術が発展すれば歯科医が初期の腐食を検出できると、研究著者の1人である英ロンドン大学キングス・カレッジ(KCL)の大学院生Frances Downey氏は述べている。まだ予備段階だという今回の取り組みは、ロンドンで開催された「Microscience (マイクロサイエンス)2008」会議で報告された。Downey氏は5年後には実用化の可能性もあるとしているが、現時点では、実際の患者ではなく抜歯済みの歯での実施にとどまっている。
今回の研究では、歯垢(しこう)に存在する微生物が産生する酸によってエナメル質のミネラルが失われて虫歯が発生するという点に着目。RS光ファイバーで個々の歯にレーザー光を当て、正常なエナメル質と腐食したエナメル質の化学組成から発生する独特の光パターンを追跡することに成功した。
理論的には、この方法で従来の目視やX線による検査よりもはるかに早い段階ですばやく歯の腐食を検知できるはずだと研究グループはいう。医療用口腔洗浄液やフッ素塗布により腐食した部位を修復し、虫歯になるのを防ぐことができれば、ドリルで歯を削る治療が不要になる可能性もある。研究を指導したFrederid Festy博士によると、現在、患者を対象とする大規模研究の準備段階に入っているという。
しかし、これでドリルによる治療が過去のものになるとはいえないとDowney氏は述べている。現段階ではこの方法は高価で時間もかかり、また甘いものを食べ過ぎる人や頻繁に歯科検診を受けない人も多いため、まだまだドリルも必要だという。専門家の1人はこの革新を絶賛し、「虫歯を発生前に予防する技術はどんなものでも大歓迎する。口腔内に施す処置は最小限にとどめたい」と述べている。
(出典:HealthDay News)

2008年8月31日日曜日

広がるヘルスツーリズム メインターゲットは中高年世代

いつもありがとうございます。ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。
不健康そうな中高年は企業のターゲットにされていますね。
医療が進歩して医療費を33兆円も使い、健康が大ブームでお金や時間をかけても、国民の健康状態は悪くなる一方という非常に厳しい現実があります。
▼人間ドックの異常者は年々増え続けて06年の異常者は何と89%とボロボロ状態、 05年の88%よりさらに深刻化しています。
▼03年5月に国民の健康増進の努力義務まで定めた健康増進法が施行されても 数値目標は悪化、厚生労働省は達成目標を取り繕うために項目を半減させました。
▼08年7月、全国紙の調査で健康への不安を3人に2人が感じているそうです。
社会全体にはびこる不健康にするワナ、健康産業のウソ・カラクリに私と同じように気づくことがとても重要で、的を射た努力なくして健康・長寿は得られません。
私は、人生の3大不安である健康、貧乏、孤独を解消する支援活動をライフワークとしており、お互いに顔晴(がんば)りましょう。
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「ヘルスツーリズム」という言葉が盛んに言われるようになってきた。ヘルスツーリズムは医療観光とも言われ、病気やけがの治療・療養を目的としたものから、美容・ダイエット、ストレス解消などまで、健康増進を目的とした旅行をいう。
旅行社のパンフレットを見ると、全体としては従来型の観光ツアーでも、日程のどこかにストレス解消やセラピーなどのプログラムを組み入れたものが増えている。健康維持・増進を目的とした旅は、普通の観光旅行では物足りなくなっている旅行者への魅力的な提案になったことは間違いないようだ。
年代を問わず関心の高いヘルスツーリズムだが、ここでは、健康維持に関心の高い中高年世代に、どのようなヘルスツーリズムの可能性があるのかを考えてみた。
旅は健康回復の手段
ヘルスツーリズムは今に始まったことではない。日本にはもともと湯治という習慣があった。草津の湯、有馬の湯などが代表例で、日本全国に湯治場がある。農家では農閑期を利用して、それまで農作業で酷使した体を温泉に滞在して回復させていたし、病人を田舎の空気のいいところで療養させるということもよくあった。
海外でも同じだ。明治の初期に来日し、東京から北海道を旅して、『日本奥地紀行』(平凡社ライブラリー)を著したイギリス女性に、イザベラ・バードという人がいる。バードは幼少期から病気がちだったため、医者から健康回復の手段として外国旅行をすすめられた。そのアドバイスに従って、23歳から旅を始め、アメリカ、カナダ、オーストラリア、マレー半島、チベット、日本、朝鮮など世界各地を旅して歩く。日本に来たのは40歳を過ぎてからだ。
病気がちの人に、安静ではなく海外旅行をすすめるという発想は、なんとも大胆のようだが、イギリスでも旅の効用が認知されていたのだろう。体は休めればいいというものではなく、安静はかえって衰えを招く。旅が適度な運動となることで体力がつき、新しい環境での刺激で心身ともに活性化する。旅のもう1つのメリットだ。
日本人の旅行はしばらくの間、観光や買い物、グルメなどに重きが置かれ、もう1つのメリットは忘れられがちだった。しかし、意識は変わってきている。目いっぱいの観光スポット巡りでくたくたに疲れ、ブランド品ショッピングに夢中となり、過剰なグルメで体重を増やして帰ってくる。そんな旅はもうたくさんという思いが旅行者に広がっている。
関連団体が誕生し、本格的な取り組みに
旅行者のそうした傾向にいち早く反応して、ヘルスツーリズムの取り組みを始めたのはJTBだ。2005年に「ヘルスツーリズム研究所」を立ち上げ、新潟県魚沼、いわき湯本温泉、伊豆白浜で、まず医食同源の旅の実証実験を開始している。
ヘルスツーリズム研究所とほぼ同時期、旅行関連企業が中心となった「日本ヘルスツーリズム振興機構」というNPO法人が誕生している。お茶を飲みながらヘルスツーリズムの効用とツアーの紹介をする「カフェトーク」やセミナー、シンポジウムなどを定期的に開催中。
もう1つ、「日本旅セラピー協会」というのもある(現在、サイトはリニューアル中)。また、高齢人口の増加を踏まえた国の対策も始まった。国土交通省は2006年に、和歌山県立医科大学と共同で、シンポジウムと糖尿病患者に対する食事や運動の指導を行うモニターツアーを開催している。
関連するWebサイトとしては、社団法人国土緑化推進機構が運営している「森林セラピーポータル」がある。この中の「森林セラピー基地マップ」には、全国の森林セラピーを体験できる施設や取り組みが詳しく紹介されており、自然と触れあう癒しの旅の参考にすることができる。
こうした関連団体や取り組みが生まれたということは、市場が確実に育っているということなのだろう。ヘルスツーリズム研究所は2007年10月に発表した報告書で、潜在市場規模を4兆円と予測した。これは国内観光・レクリエーション全体の1/4を占めるという。
こうした関連団体のサイトで、実際に開催されているプログラムを見ると、やはり中高年の参加を意識したものが多い。代表的なのが「PET検診」ツアーだ。PET検査を行っている医療機関のある地域に出かけて、まず検査を受け、終了後に心置きなく観光を楽しむというものだ。2泊3日程度が多く、夫婦での参加も目立つ。
中高年のダイエットブーム
人気のテレビゲームから発想した脳トレツアーというのもある。長野県茅野市商工会議所が主催する「蓼科高原脳トレツアー」だ。参加者はまず、特別に開発された脳トレテストを受ける。脳を活性化させる食事「健脳御膳」を摂った後は、高原でのトレッキングや雪遊びに出かける。そして、戻ってきたところで、もう一度、テストを受けるというもの。
驚いたことに、ほとんどの人が1回目のテスト結果よりも、2回目の方が脳の年齢が若いという数字が出るのだそうだ。この脳トレツアーに関する記事は、セカンドステージで「自然体験で脳も体も若返る脳トレツアー」として紹介しているので、興味のある方は参考に。
しかし、なんと言っても、最近、密かに流行っているのは、断食、ファスティング、ダイエットといった類のツアーである。私の周りにも、この手のツアーに参加したことがあると明言する同世代が4~5人はいる。
ファスティングとは、一定期間、体の負担になるものを摂らないことで、老廃物を排除し、体をリフレッシュさせることを目的としたもの。当然、ダイエット効果もあるのだが、やせることが第一ではない。ちなみに、ファスティングに関しては、以前、オールアバウトで「シニアライフ」のガイドをしていたときに書いた記事(現在は別の人がガイドだが、この記事は松本の執筆)があるので、こちらも参考に。
参加した友人の話では、女性の参加がほとんどと思っていたところ、男性の参加が多いので驚いたとのこと。しかも、企業の経営者、責任ある立場の人など、それなりの中高年男性が定期的に参加しているのだそうだ。いまやダイエットブームは若い年齢層だけでなく、50代~60代の中高年層にも押し寄せているようだ。
それが証拠に、しばらく会わないうちに、すっきりとやせてスマートになった男性たちが増えてきた。わけを聞くと、「定年を機に、このままではまずいと思うようになって、ダイエットに取り組んだ。10kgやせた」などという答えが返ってくる。これからは、定年を迎えたら、現役時代の不健康な生活から足を洗って、まずダイエットという考えが普通のことになるかもしれない。
この傾向は、40代以上に義務化された「メタボ健診」が後押ししたというのも事実だ。今回は、メタボという烙印を押されたくないがために、なんらかの減量・ダイエット方法を試みた人も多いのではないだろうか。医師の診断を携えたダイエットツアー参加者も増えることだろう。
しかし、体力の衰えている中高年のダイエットは、やり方を間違えたら危険だ。若者と同じ方法でいいわけがない。健康で若々しくありたいと願う中高年に向けて、旅の楽しみと組み合わせた、無理をしない健康ダイエットを指導するツアーというのも、1つの方法ではないだろうか。
(出典:NIKKEI BPNET)

2008年8月30日土曜日

オレンジ、リンゴ果汁も薬剤の効果に影響

いつもありがとうございます。ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。
グレープフルーツ果汁が医薬品の作用に影響があることはかなり知られていると思いますが、オレンジ、リンゴ果汁も影響があるようで、医薬品やサプリメントなどは水で飲むのが一番ですね。
私は必要がないので医薬品は飲みませんが、抗加齢実践のために欠かさないサプリメントは、よい水で飲んでいます。
友人・知人の中には胃の中に入れば同じだと言って医薬品やサプリメントなどをビールやお酒で飲む人もいますね。(笑)
関連ブロググレープフルーツジュースに含まれる薬物相互作用をもたらす原因物質を特定
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グレープフルーツ果汁が薬剤の作用に影響を及ぼすことは以前から知られているが、オレンジ、リンゴなどの果汁も薬剤の吸収を妨げる作用をもつ可能性のあることがカナダの研究で明らかにされ、米フィラデルフィアで開催された米国化学学会(ACS)で発表された。
ウェスタンオンタリオ大学(オンタリオ州ロンドン)教授のDavid Bailey氏らは約20年前に、グレープフルーツ果汁が高血圧治療に用いられるCa(カルシウム)拮抗薬フェロジピン(商品名:スプレンジール)の血中濃度を増大させることを初めて報告した。その後、ほかの研究グループにより、グレープフルーツ果汁との相互作用を示す薬剤が次々と明らかにされており、米国家庭医学会(AAFP)によると、医師らは以前から、高コレステロール、高血圧、心拍異常などのための特定の薬剤を使用する人にはグレープフルーツ果汁の摂取を避けるよう警告しているという。
今回の研究では、グレープフルーツのほか、オレンジやリンゴの果汁が一部の薬剤の吸収率を「低下させる」可能性のあることが判明した。抗癌(がん)薬エトポシド(ベプシドほか)、高血圧治療および心疾患予防に用いられるアテノロール(テノーミン)およびtalinolol(Cordanum)などの一部のβ(ベータ)遮断薬、臓器移植の拒否反応の抑制に用いるシクロスポリン(サンディミュンほか)や、シプロフロキサシン(シプロキサシンほか)、レボフロキサシン(クラビット)、イトラコナゾール(イトリゾールほか)など一部の抗生物質がこれにあたる。Bailey氏はさらに、抗アレルギー薬フェキソフェナジン(アレグラ)をグレープフルーツ果汁とともに摂取すると、水とともに摂取した場合に比べて薬剤の吸収量が半分になることを突き止めた。
いずれのケースも、果汁に含まれる物質が薬剤の吸収に影響を及ぼしていた。薬剤を取り込む輸送体の作用を妨げて吸収率を低下させる物質もあれば、薬剤代謝酵素が薬剤を正常に分解するのを妨げる物質もあるという。「影響を受ける薬剤がすべてわかっているわけではない」とBailey氏は述べている。
ある専門家は、この研究が裏付けられれば、グレープフルーツ以外の果汁についても注意を促していく必要があると述べ、「薬剤は水で飲むのが最も安全だ」としている。Bailey氏によると、水は一口で止めずにコップ1杯分を飲む方が、錠剤が溶けやすくてよいという。また、冷たい水の方が早く胃を通過し、薬剤が小腸から血液中に早く送られるため、温水よりも冷水で飲むことを勧めている。
(出典:HealthDay News)