2013年7月17日水曜日

十代の頃の体調が自殺率に影響




おはようございます。

ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。

毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。





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18歳の時の心肺機能が将来の自殺率と相関しているという研究結果が発表され、心身の健康には、食事、運動、睡眠が大切だということが改めてわかりますが、ここのところ運動の重要性がわかる研究発表が増えたと感じます。



また、運動をすることで心臓から血液が盛んに送り出され、脳をよい状態に保つのに役立ちます。





人間は動物なので

・動かないと動けなくなる

・動かないと認知能力も低下する

・動かないとQOL(生活の質)が低下する

・動かないと身体が硬くなり、怪我をしやすくなる

・動かないと老化が進む

・楽をすると楽なことしかできなくなる

そして、サルコペニア、さらに進んでロコモとなり、

寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけですが、1日10分程度でも有効という研究結果が発表されています。





しかし、運動にはメリットばかりではなくデメリットもあります。

・筋肉や関節などを傷める

活性酸素(老化の主犯)の害を受ける

・屋外では紫外線の害を受ける

などから運動前後のケアも重要ですが、軽視されている現実があり、残念なことだと思います。



スポーツ選手は短命.jpg



定期的運動で寿命が延びる研究は少なくないですが、日本人の運動離れは深刻で、20年間も連続してスポーツ離れが進んでいるそうですし、日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されています。





運動は習慣にしたいですが、散歩くらいでは負荷の軽くてあまり効果が期待できないそうで、運動は3つのバランスが大切です。



・有酸素系運動

・筋肉トレーニング

・ストレッチ



運動目的により変わりますが、よりよい運動効果を望むには年齢や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせが重要です。



有酸素系運動なら心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかければいいわけですが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。





有酸素系運動のめやす例

・低強度:認知能力が高まる 

 {(220-年齢)-安静時心拍数}×50%+安静時心拍数

 私の場合は120

・中強度:集中力、判断力が高まる

 {(220-年齢)-安静時心拍数}×65%+安静時心拍数

 私の場合は135

・高強度:ストレスを感じ、覚醒する

 {(220-年齢)-安静時心拍数}×80%+安静時心拍数

 私の場合は150



私は自転車の方が負荷がかけやすいので

・中強度以下:加圧ジョギング、マラニック、加圧速歩

・中強度以上:自転車

にしていますが、インターバルトレーニングもいいですね。



機能・気力・体力・活力の変化..jpg



運動強度と心身の健康.jpg



脳を鍛えるには運動しかない





運動不足を感じている人は日常生活の中にトレーニング要素を入れて習慣化することをおすすめします。



運動指針2006.jpg



今後行ってみたい運動種目.jpg



心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので健康状態をよくし、体力をつけたい人はお互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。





私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。

私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。





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****************************【以下転載】****************************



18歳のときの健康状態がよかった人は、さほど健康でなかった人に比べて自殺する可能性が低いことが、スウェーデン、イェーテボリ大学のMargda Waern氏らの研究でわかった。研究論文は、「Psychological Medicine」6月6日号に掲載された。



Waern氏らは、兵役のため健康診断を受けた1950年~1987年生まれのスウェーデン人男性110万人のデータを分析し、成人になるまでの追跡調査を行った。その結果、18歳時の健康診断で行ったエクササイズバイク検査で健康状態が良くないと、成人になってからの自殺行動リスクが1.8倍高かったという。



18歳時の健康状態が悪かった被験者で自殺リスクが増大する傾向は42年後も認められた。Waern氏は、「自殺や自殺未遂に関連する重度のうつ病患者を除いても、健康状態が良くないことと自殺行為のリスク上昇との関係は変わらない」という。同氏らは、うつ病は将来の自殺行為の強力な予測因子だが、そこには多くの因子が関与するとしている。



著者の1人は、「運動をすると、さまざまなストレスに対する脳の耐性が高くなるという理論がある」と述べている。Waern氏らは、若者に対する自殺予防の取り組みとして運動を考慮すべきであるとしている。今回の研究は、健康状態と自殺の関連を示したに過ぎず、因果関係を示したわけではない。



(出典:HealthDay News)

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